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2005.01.07
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カテゴリ: カテゴリ未分類
不自然に明るい、白っぽいそのお店の中に、入った瞬間、目が合った。


あの人、はこの上なく驚いた表情をして、しかし、そのあと、顔いっぱいの笑顔を向けてくれた。


一瞬にして、御互いの間にあった空白の3年間は埋められてしまった。

否、正確に言えば、3年間ではない。

すれ違い始めた1年間あまりを足した、4年間。。。


その笑顔が「全て終わったこと。過去のことだ。」と十分にして語っていたのだった。



彼が接客をしていたお客様は、どうやらひやかしだったらしい。
すぐにお店を後にした。

間もなくして、私の前にその人は立って、開口一番、こう言った。





もう、全て、心の中にあった心配はなくなっていた。


あまりの安堵感に、何も言えなくなってしまった。


私にようやくできたことは、やはり笑顔でこういうことだけだった。

「また会えてよかった。」


そして、彼が前の会社を辞めて、ここに来た事、そして当時の仲間たちのその後を、ざっと話してくれた後、思わぬ言葉を聞いた。


「その後、何度も電話したんだぞ。でも、電話には出ないから、いやなんだろうと思って、そのうちかけるの、止めたんだ。」


私は会社を辞めて間もなく、携帯電話を買い換えた。その際に、新しい電話番号に代わっていたのだ。

「出ない」のではなかった。



最後まで相変わらず、私たちはすれ違っていたことに、思わず苦笑いした。



話したのは、5分ほどだった。


最後に御互いの連絡先を教えて、そのお店を後にした。




1週間後、私たちは恵比寿にある沖縄料理の店で、再会を祝って祝杯をあげた。


正確には徳之島の郷土料理と焼酎をメインにした、居酒屋。


焼酎が飲めない私が、最近飲むようになった「黒糖焼酎」が美味しい。


おつまみにゴーヤチャンプルを食べながら、いつしか御互い饒舌になっていた。



まったくあの頃と変わらない。





ただ、御互い変わった。

二人して言葉にしたのは、「丸くなったね。」ということだった。



そして自分たちが揃って、同じだ、と笑ったのは、


「あの頃のどうしても譲れなかった強情さが、今となっては恥ずかしい。
たくさん人を傷つけて、そして自分も傷ついた。
でも、あの気持ちがあったから、今があるんだとおもう。」

ということだった。



そして、もっとも御互いつらかった時期のときに、話が及んだ。


私は自分の出来なさ加減に嫌気がさしていたし、期待に答えられない、と悩んでいたのに対して、その人は、言った。



「自分は一度たりとも、君が仕事が出来ないと思ったことはなかった。

好きなようにやってほしかった。

苦しんでいるのは知っていたけど、心を閉ざして悩む君に、自分はなすすべがなかった。


あれだけの厳しい状況下で、君は精一杯がんばった。十分だった。

もっと一緒に仕事がしたかった。」


全身の力が抜けた。


結局、大きな誤解だったんだ。



私だけが、勝手に自分でいっぱいいっぱいになっていた。

思っていたより、ずっとずっと、この人は自分を受け容れてくれていたんだ。

私の退職に至る顛末は、私の人生の中で、仕事をまっとうできなかった、という大きな挫折感と痛みをともなった、大きなしこりだった。


それが今、その人の言葉で、一瞬にして消えた。



「御互い、また一緒に仕事をすることはないだろうけれど、でも、それは御互いを分かったからだ。
だから、どんなに違う仕事をしていても、力になるし、困ったことがあったら、いつでも相談してほしい。」


そして、グラスをあげていった。


「よし。じゃ、もう一度、乾杯だ。」


恵比寿の夜はまだ、これから。



*****************

というわけで、年明け早速の「がっつり飲みましょう!」は、恵比寿の 「大吉」 にて行われました。

おすすめはなんといっても焼酎ですが、私が飲んだのは1種類だけ、その名も「奄美」です。

食べ物は、ベーシックな沖縄料理に、日替わりのお刺身、あとは家庭でビールのおつまみにお父さんが食べるようなもの(笑)。
例えば、「ウィンナーソーセージ」。
不思議なのは、「揚げ」と「ソテー」の2種類を用意していること(笑)。

値段はどれも殆どが550円。

計算し易い(爆)!!


店内は、演歌歌手のポスターだの沖縄民謡のポスターだのでいっぱい。
働くのは、ミャンマーのキレイでまじめそうな女の子。(日本人は店主の大吉さんのみ。)

お店に入り、満席かと思うと、テーブル席に置かれた炊飯ジャーをどけて(笑)、
「ハイ、ココドウゾ!」
という、お店もお客さんもいい意味で気を遣わない、居心地のよいお店です。
(サービスはけして悪くないですので、誤解しないでくださいね。)





























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Last updated  2005.01.09 13:37:01
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