鋼の空・銀色の空

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2005.10.20
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図書館から借りていて、読み終えました。図書館近くにある場所に引っ越してから頻繁に図書館、利用してます☆

家庭・家族を題材にした5作品が収録されている短編集。
厳しい現実、大人になってのあきらめや妥協の言葉。それを見る子供の腹の立つ思い。そんな中でもどこか暖かくさわやかな話が多いです。

本のタイトルにもなっている『口笛吹いて』という作品が切なかったです。
少年の頃憧れだったヒーローと26年ぶりに偶然仕事で再会する。だがヒーローだった彼の今の辛い現実と、自分の心がヒーローに伝わらないことの悲しさ、もどかしさが読んでいて切なかった。だけど最後には上手く言えないけど、大人らしいさわやかさ、後味の良さが出ているような感じがします。

現実を生きるのはラクじゃあない。だけど、それでも向き合う人と少しでも心が繋がれば今を生きていく励みになる。重松清の作品を読むとそんな気持ちになれると思います。





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最終更新日  2005.10.20 21:43:47
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