サーバへの道 - Linuxデスクトップ標準

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CD-ROMのマウント

★ CD-ROMのマウント・アンマウント手順

 (1)マウント手順   :mount -r -v cdrfs /dev/cd0 /mnt
   ※ /mntはマウントポイントなので任意
 (2)アンマウント手順 :umount /mnt

★ CD-ROMのNFSマウント手順

1.前提
 (1)CD-ROM装置が接続されているサーバをNFSサーバとします。
   ホスト名:cdromsvr
 (2)CD-ROMから、インストール先になるサーバをNFSクライアントとします。
   ホスト名:cdclient

 以下の手順では、上記ホスト名で説明します。

2.CD-ROMのNFSマウント手順
 以下のコマンド実行はrootユーザで実行します。

 (1)NFSデーモンの始動
   NFSサーバ、NFSクライアント共に以下のコマンドを実行します。
   # startsrc -s nfsd
   # startsrc -s rpc.mountd
   但し、lssrc -s で確認し「活動中」の場合は不要
   (既にデーモンが始動している状態でstartsrcで始動すると、始動中の
   メッセージが表示されます。)
 (2)CD-ROMのマウント
   NFSサーバ上で以下のコマンドを実行します。
   # mount -r -v cdrfs /dev/cd0 /mnt
   ※ /mntはマウントポイントなので何でも良い。
 (3)NFSファイルシステムのエクスポート
   NFSサーバ上で以下のコマンドを実行します。
   # mknfsexp -d /mnt -t ro
 (4)NFSファイルシステムのマウント
   NFSクライアント上で以下のコマンドを実行します。
   # mount cdromsvr:/mnt /mnt
   これ以降、/mnt配下からインストールが可能になります。

3.CD-ROMのNFSアンマウント手順
 以下のコマンド実行はrootユーザで実行します。

 (1)NFSファイルシステムのアンマウント
   NFSクライアント上で以下のコマンドを実行します。
   # umount /mnt
 (2)NFSファイルシステムのアンエクスポート
   NFSサーバ上で以下のコマンドを実行します。
   # rmnfsexp -d /mnt -B
 (3)CD-ROMのアンマウント
  NFSサーバ上で以下のコマンドを実行します。
   # umount /mnt
 (4)NFSデーモンの停止
   NFSサーバ、NFSクライアント共に以下のコマンドを実行します。
   # stopsrc -s nfsd
   # stopsrc -s rpc.mountd

 【注意】インストール中のCD-ROM交換時は
      「CD-ROMのNFSアンマウント手順」を実行
        ↓
      CD-ROM交換
        ↓
      「CD-ROMのNFSマウント手順」を実行

      このとき、手順中の「NFSデーモンの停止」
      および「NFSデーモンの始動」は実行しないでください。

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