里の茶屋『しゃらの木』幸せにもっと元気に
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インド、仏教に、三大聖木という木があるらしいのです。無憂樹、菩提樹、沙羅双樹……ふむふむ、むずかしい漢字で書かれています。無憂樹と書いて「むゆうじゅ」と呼びます。憂いの無い樹木、ふむふむ、私しゃあ憧れてしまいます。なんでもお釈迦さまの誕生花だそうです。インド語で「アショーカ」と言われているそうです。お釈迦様のお母さんがお産する時に近くの花園に咲いていた花がアショーカの花だそうです。お母さんが苦しみの中でアショーカの花をつかんでいたそうです。そのためか、お母さんは何の心配もなくお釈迦様を安らかに出産しました。そこで、アショーカの花に「無憂樹」という名前がつけられそうです。 菩提樹はお釈迦さまの「お悟りの木」であると知られています。お釈迦様がブッダガヤで悟りを開かれた時に座った木が菩提樹なのです。 そして……沙羅双樹です。「さらそうじゅ」と呼ばれています。お釈迦さまが亡くなられたのが沙羅双樹の樹の下なのです。お釈迦様が沙羅双樹の樹の下で最後の説法をされ涅槃に入ったらしいのです。説法を行うお釈迦様に、沙羅双樹は満開の花をつけ、花びらをひらひらと降りかけたそうです。お釈迦様が亡くなられた瞬間、沙羅双樹は枯れはて、その白い花が白鶴が群れをなして留まっているように見えたらしいのです。それはまさしく天国の光景のようだったらしいのです。里の茶屋「しゃらの木」は天国ではありませんが「しゃらの木」でお茶を飲みながらおやきを食べると気持ちがやさしくなって落ち着き、少し幸せになってもっと元気になります。今年も、しもげの「しゃらの木」をよろしくお願いします。
2008.01.26
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