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前回、夢の話が出たので少しお話したいと思います。 ほとんどの成功者は、「夢」を持つことの重要性を語ります。ある本で、夢を持つメリットを次のように言っていました。 1、毎日に張りが出て、充実してくる。やる氣や情熱・勇氣が湧いてくる。 2、必要な資源(情報・人脈・時間・エネルギー・お金など)が集まってくる。 3、言葉・行動・考え方が明るく積極的になる。 4、ちょっとした挫折や失敗、試練くらいではめげない。 5、付き合う仲間が変わっていく。(同士・仲間が集まってくる。) 6、平凡なことにも意味を見出すことができる。試練さえ喜びに変わる。失敗からも学べる。 7、エネルギーがわいてきて、心身ともに疲れない。元氣になる。若々しくなる。 8、才能や技術が磨かれてくる。経験や実績や潜在能力が開発される。 このように夢に挑戦する過程で、すべて必要なものがやって来るということです。 そういう意味でも前回の中村氏の講演は、私にとって大変学びの多い講演会でした。
2008.02.29
先日、ある講演会で、前葛巻町長の中村哲雄氏のお話を聞く機会がありました。 同じ岩手県にいながら、こんな素晴らしいまちづくりをしている町があるとは知りませんでした。 せいぜい「葛巻ワイン」と「葛巻高原牛乳」の町、という程度の認識しかありませんでした。 しかし、葛巻町は「東北一の酪農の町」であり、「日本一の公共牧場を持つ町」で「日本一のクリーンエネルギーの町」であるということです。 「電車もない、高速道路もない、スキー場も温泉もゴルフ場もない過疎の町」の典型の葛巻町を会社に見立て「株式会社葛巻町」として、いかに経営してきたかというお話でした。 くずまき高原牧場(第3セクター)や、くずまきワインなど、いろいろな事業に取り組んでいる中で、牧場経営がピンチを迎えた時に、東日本の牧場の牛を受託運営することで危機を脱し、現在は2000頭の牛を受託し、7頭のチャンピオン牛を育て上げたということです。 どんな業界にも隙間商売はあり、知恵とアイデア・人脈と情報・顧客のリクエストを的確に捉えることだ、ということ。 まさに行政首長の話を聞いているのではなく、中小企業の経営者の話を聞いているようでした。 現在、行財政改革ということで交付金は毎年削減されている(8年間で50億減)が、町としての機構改革を断行することで、毎年平均1億8千万円程度の余剰金(黒字経営)をしているということでした。 地方と中央との格差が問題になっている中で、「スゴイ町があるものだ。」と感銘を受けてしまいました。 最後に中村氏は、 『私は「夢の実現に向けて」黙々と、淡々と、コツコツと努力を努めてまいりました。町が輝き、産業が光を放ち、文化の薫り高い町、葛巻になりました。・・・もっともっとやれること、やるべきこと、そしてできそうなことが夢としてあります。夢を持たなければ実現しないんです。 「夢しか実現しない」のです。』 と言うようなことをおっしゃいました。
2008.02.08
これは、「顧客満足度日本一」のホンダクリオ新神奈川の社長、相澤賢二氏の著書「サービスの底力」の中に出てくる一節です。 『じゃあ、誰のためにそんな事をやっているんだ、っていいますと、これ「自分のため」なんです。』ということです。 確かによく考えてみると、お客様に満足していただいたり喜んでいただいた時に、一番うれしいのはそれをやった「自分」だということは、皆さんも体験的に知っていると思います。 お客様に喜んでもらうための行動は、「会社のため」という前に自分が楽しくなるためと思うことです。 『お客様は神様ではない。「弱者」だと思っているんです。契約前はいろいろ要求する訳ですよ。あれが欲しい。これでは不満だと。 販売する方としては、時に理不尽だと思っても、それを受け入れなければならない。 でも、それらは結局「不安の裏返し」なわけです。特に車なんて言うのは、安い買い物じゃありません。 だからこそ、いろいろうるさい事を言ってくるわけです。...中略...(しかし買ってしまえば)お客様から「これからもよろしくお願いします。」と言っていただいてるんですよ。 ...中略...「神様」いうことだから我慢するのと、「弱者」だからこちらから助けてあげないと、と思うのとではお客様に伝わる熱意も違ってきます。』 大変新鮮に感じられましたが、どうでしょう?
2008.01.18
新年明けましておめでとうございます。今年も志戸平温泉と当ブログをよろしくお願いします。*****************************先月は、私たち観光業界にとってうれしいニュースがありました。 『本年6月に閣議決定された「観光立国推進基本計画」を着実に実施し、観光立国の推進を強力に進めていくため、国際観光推進や観光地域振興などの中核的な業務を担いつつ、各省庁の施策の一層の連携を促すための組織を整備することとし、「観光庁」を国土交通省に設置する。』というものです。 何カ月か前に「たぶんできるだろう」というような事を書いたと思いますが、正式決定したということです。今年の10月になるようです。 観光についての独立した組織を国のレベルで持つということが、旅館ホテル業界での夢であったので、「ついに実現した!」という思いです。 名実ともに「観光立国」としての日本の形が整うことになります。 実は「観光立国推進基本計画」には5つの基本的な目標(数値目標)が設定されています。 1、訪日外国人旅行者数を1,000万人にすること。(現在は733万人)2、日本人の海外旅行者数を2,000万人にすること。(現在は1,753万人)3、国内における観光旅行消費額を30兆円にすること。(現在は24.4兆円)4、日本人の国内観光旅行による1人当たりの宿泊数を年間4泊にすること。(現在2.44泊)5、我が国における国際会議の開催件数を5割以上増やすこと。(現在168件) ということです。氣づいたと思いますが、数値目標が1・2・3・4・5と、大変わかりやすくなっています。(5番目はこじつけのような氣もしますが...) 特に、1・3・4は私たち旅館ホテル業界に直結する内容ですので、大いに期待していきたいと思います。 日本の経済構造が大きく変化してきており、あらゆる業界が将来的展望やビジョンを描くのに苦慮している中で、観光産業だけは国策として強力な後押しの中にあるわけで、明るい希望を持っていきたいと思います。 かつて「環境庁」が「環境省」に、「防衛庁」が「防衛省」になったように「観光省」が日本にできる日もそうは遠くないと思います。
2008.01.01
2年半前に交通事故に遭った時に入院していた時に、お見舞いにもらった小冊子が「ツキを呼ぶ魔法の言葉」というもので病室のベットで読んで、ものすごく感動し、退院後にお見舞いをいただいた方への「快氣祝い」にお渡ししました。その後、この本は全国的にブームとなり、今ではこのコーナーまで作っている書店があるほどです。著者の五日市剛氏は、全国の講演会に引っぱりだこのようです。彼は、イスラエルへ旅行に行った時に不思議なおばあさんと出会って人生の考え方が変わり、幸福感に満ちた生き方ができるようになったというものです。この本の中で、おばあさんは五日市さんに次のようなことを話したということです。***************************************五日市さん、運命というのはね、あるのよ。ツイてる、ツイてない、という「ツキ」というものもあるのよ。そのツキというのはね、簡単に手に入るものなのよ。これさえ唱えていれば、誰でもツキっ放しになるわよ。2つあってね。1つは「ありがとう」、もう1つは「感謝します。」ね、簡単でしょ。「ありがとう」という言葉は、何か嫌なことがあった時に使ったらどうかな。車で運転中事故っちゃった。そんな時も「ありがとう」。あなたの親が亡くなっても、歯をくいしばって「ありがとう」と言うのよ。どうしてかというとね、嫌なことが起こると嫌なことを考えるでしょう。そうするとね、また嫌なことが起こるの。だけど、そこで「ありがとう」を言うとね、その不幸の鎖が断ち切れちゃうの。・・・どんな不幸と思われる現象も、幸せと感じる状況に変えてくれる。絶対にね。だから、魔法の言葉なのよ・・・。「感謝します」というのは、何か良いことがあったら、言ってみてはどうかな。たとえば、明日待ちに待った運動会。晴れて欲しいなぁ~と思っていて、実際に晴れたら「感謝します」・・・五日市さん、言ってはいけない言葉があるのよ。言っちゃうとツキが吹っ飛んじゃうの。まずはね、汚い言葉。「てめ~」とか「死んじまえ」とか「バカヤロー」、「クソタレ」とかね。そういう汚い言葉を平氣で使う人というのはね、そういう人生を歩むのよ。だから、きれいな言葉を使いなさい。・・・それからね、絶対に人の悪口を言っちゃダメよ。絶対ダメ。あなたが自分の部屋にポツンと一人でいる時さえも、言ってはダメ。それに、人を怒ってもツキは必ず逃げていっちゃうわ。怒れば怒るほど、あなたがせっかく積み重ねたツキがどんどんなくなっていくのよ。だから、ネガティブな言葉は使っちゃダメ。どんな言葉にもね、魂があるの。本当よ。だから、きれいな言葉だけ使いましょ。***************************************「おばあさんの話は決して飛びぬけて変わっている訳ではなくて、とても道徳的な話でしゃべる言葉に氣をつけようね、ということなんですよ。それ以来、ひたすら「ありがとう」と「感謝します」を実践しています。・・・その結果、自分の人生はガラッと変わってしまいましたね。「ツイてる、ツイてる、ツキっ放し!」だから、このおばあさんの話、自分では、とってもいい話だなぁ~と思っているんですね。」*****************************************「ありがとう」について、改めて考えさせられ言葉遣いをチェックしたものです
2007.12.24
ここ数ヶ月、食品の偽造問題が、テレビや新聞で大きく取り上げられています。 北海道で最も有名なお菓子の「白い恋人」の賞味期限の改ざん問題、関西では代表的な和菓子でお伊勢参りのおみやげとして有名な「赤福」の製造年月日の改ざん事件。(これを称して「赤と白事件」と皮肉っていう人もいるようです。) どちらも「おみやげ菓子」では全国有数の売り上げを上げているメーカーで、かつて「白い恋人」の石屋製菓の社長は「目標としているのは赤福」と語っていたそうです。 創業から300年を数えてもなお、高収益を誇る「赤福」に「白い恋人」の永続的な繁栄を重ね合わせての目標だったのだと思います。 しかし、一旦失った信用は、あっという間に300年の歴史を一日で瓦解させてしまったということです。 さらにさらに、秋田県大館市の鶏加工メーカーが「比内地鶏」という名前を偽って使っていたという問題が起きました。 秋田県を代表するブランドですから、これは一企業一会社の問題ではなく秋田県全体のイメージにもつながる大変な問題であると思います。 私たち旅館でも「比内地鶏」で料理を出したり、おみやげ品を売っている訳ですから、今後の行政官庁の指導を見守って行きたいと思います。(ミートホープの牛肉偽造よりも地域全体に及ぶ問題なので、難しいものがあると思います。) しかし、このような事件で共通しているのは、偽装や改ざんはしていても、実質的あるいは物理的な被害者は出ていません。 つまり、食中毒や病気になった人はいないのです。 かつて、昭和30年に森永乳業の粉ミルクによるヒ素混入事件がありました。 その時は、乳幼児が160人以上なくなり、後遺症に苦しんでいる被害者が数万人いるといわれていますが、森永乳業はいまも上場企業として存在しています。 事の重大性からすると、赤福や白い恋人の問題の比ではないと思うのですが、時代の高度化、国民の意識レベルが先進化したということの表れかもしれません。 でも、実体的被害がないのにこれだけ叩かれ騒がれるのは氣の毒のような氣もします。 被害者に実体がないだけに「国民全体が被害者」のような構図になっており、それをマスコミが代表するかのように責めたてているのです。 マスコミの怖さと恐ろしさを改めて実感しましたし、消費者意識の変化を強く感じる事件でもあります。 たぶん、10年位前だったら、これほどまでに騒がれることなく「行政の改善指導が入った」程度の報道で終わっていたと思いますが、いい時代になったのか判断が難しいところです。
2007.11.02
ある勉強会で聞いた(学んだ)話です。 ある雑貨屋さんでかわいい陶器の猫の貯金箱を売っていました。 ある日、店員の不注意で貯金箱を落としてしまい片方の耳が欠けてしまいました。通常であれば、この貯金箱はキズものですから捨てるか、大幅な値引きをしなければ売れないところです。 しかし、その店では、接着剤で耳を補修して、次のようなPOP(メッセージ)を猫の貯金箱の前に貼りました。 「私は猫です。3月3日のひな祭りの日に交通事故に会いました。痛い~。右の耳を少し怪我しましたが、おかげさまで元氣になりました。こんな私ですが、かわいがってくれる飼い主さんを探しています。おっちょこちょいですが、冗談のわかる猫です。私のお友達になってほしいのです。」 そうしたら、すぐに買っていったお客様がいたということです。 つまり、貯金箱というものの価値から「おっちょこちょいのかわいいやつ」に価値が変わっていったことで、「欲しい」と思う人が出てきたのです。 耳の欠けたキズものの貯金箱をただ売っていたら、「何という店だ!」と思われるでしょう。 しかし、店側の思いや考えをユーモアをもって伝えることで、「なるほど」と共感してくれる人が出てきて買ってくれるのです。 これが「価値を売る」ということで、これからの商売では大変大事な要素になっていくと思われます。 なぜなら、もの自体はすでにあり余っている時代だからです。 それでは、志戸平温泉にとって"価値を売る"ということはどういうことかということです。 お風呂などの施設や料理そのものは、ものですが、それを提供したりサービスし作っている人たちの心や思いを伝えていくのが、志戸平温泉の価値を売るということになります。 そのツール(手段)が「お元氣情報」であり、「ありがとうの詩集」ということです。 「お元氣情報」を発行しはじめてから3年が過ぎましたし、「ありがとうの詩集」も第15集が間もなく出来上がってくると思いますが、「うちの温泉(会社)はこんな社員でこんな思いをもって働いているのです。」 とお客様皆様に伝えるための大切なツールなのです。 ですから、もっともっと"ありがとう"を磨き上げていく必要もあるのです。
2007.10.22
先月は、何といっても、阿部首相が突然辞任したというのが大ニュースとしてあげられます。 その辞め方については、いろいろ問題はありますが、基本的にマスコミは政権与党にしてあまりに厳し過ぎるのではないかと思います。 いいこともたくさんやっているはずなのですが、常に批判的なことしか言わないマスコミの報道は"片寄り過ぎ"です。 たぶんそれは、その方が視聴率が取りやすいからというのが潜在的にあると思われます。 政策内容についての議論よりも、ワイドニュースのような事に議論や批判をしていた方が視聴率が稼げるのいうのがあるのです。 しかし、衆議院と参議院で与野党が逆転したということは、本当の話し合いをしていかなければ議案が通って行かないことになります。 「民主主義」の本質が「話し合いによる政治」にあるとすれば、本当の意味での「民主主義」がこれから始まることになることを期待したいと思います。
2007.10.05
先日、東京で国会議員の観光振興議員連盟の幹事長細田博之先生との朝食会がありました。(全旅連政策部会主催) その話の中で、来年度から国土交通省の中に「観光庁」が新設されることが正式に決まったということです。 つまり、観光について専門に政策を作る部署が格上げになったということです。 防衛省ももとは防衛庁であったし、環境省も以前は環境庁でした。 ですから、将来、観光省ができる道筋を作ったということでもあります。 これは私たち観光産業にとっては画期的なことです。21世紀のリーディング産業は観光業であることは間違いないと思います。そして、その基盤となるのがホテル旅館です。 しかし、すべてのホテル旅館が良くなるということではありません。お客様から支持され喜ばれるところだけが飛躍していけるものと思いますので、さらに精進して行きたいものです。
2007.09.15
今月のトピックスとして、新聞やテレビでも大きく取り上げられましたが、花巻温泉郷の10軒の施設が環境マネジメントシステムのISO14001を共同で取得することをスタートさせたことです。ISOとは、国際標準化機構の略称で世界共通の基準を設けて、それを順守し活動している会社や組織を認定承認する機関のことです。今回はその中の「環境に配慮した諸活動」をシステムとして構築して、その活動を認定してもらおうというのが、14000シリーズでそのマネジメントシステムが“14001”ということです。すこし難しく書いてしまいましたが、要するに「環境にやさしいホテル旅館”を10軒つくり、 温泉地域として環境にやさしい温泉郷になろう!」ということです。こうゆうことをやってみようと思った経緯を少し書きたいと思います。私は、かねがね、花巻温泉郷のホテル旅館はライバルでもあるけれども、強調や協力していく仲間でもあるべきだと思っておりました。何か目に見える形のものとして“花巻温泉郷は一つ”というものを作って行きたいなぁ、と思っていたのです。そんな中で、JTB旅館ホテル連盟の本部で地域が協力して5軒以上の旅館が共同でISOを取得する場合に全面的に協力します、という制度がスタートしたのを知り、「これだ!」と思い、花巻温泉さん初め、各旅館に働きかけたところ、皆さんに賛同いただいて立ち上がったということです。全国のホテル旅館でISO14001を取得しているのは、シティホテルを含めて100軒もないと思いますし、温泉地として共同して取っているところは、2ヶ所しかありません。ですから、今回認定登録されることになると全国的にも注目されるはずですし、世界に向けても大きなPRにあると思っています。来年の7月には「平泉世界遺産」の登録が予定されており、また、環境問題がこれからの世界的課題として大きく取り上げられて行くことは必定です。とすれば「世界文化遺産のある平泉の近くの環境にやさしい温泉地」というイメージがつながりますよね。聞くところによると、ISO14001を取得しているホテルに優先的に泊まるようにという企業も出てきているということです。来年5月のISO14001取得が、温泉郷の活性化につながることになり、これをきっかけに旅館同士のの強調・協力がさらに進んで行くことを期待したいと思います。
2007.09.04
先日、ダイレクトメールで送られてきた割引券を使って、新幹線でコーヒーを飲もうとしました。 すると「こちら、先月末で有効期限が切れてますので使えません。」と言われて、あわてて券を引っ込め300円を支払いました。 少し恥ずかしい思いをしましたが、よく考えてみると、期限が切れていても大事にサービス券を持っていただいたことは、お店側(売る側)にとって、ありがたいお客様でもあるのです。 私の場合、そのとき「割引券があるから、缶コーヒーではなく、 社内販売のコーヒーを飲もう。」と思ったわけで、なかったら買わなかったでしょう。 ということは、この券が買う"動機付け"となっているのです。 販売促進のための対策の一つが、割引券やサービス券であるとすると、期限が切れているかどうかということに拘るのは、どうかな?と思いました。 今回の場合「お客様、この券は期限が切れていますが、今回は特別にいいですよ。」と言われたら、私は感激したと思います。 割引金額は100円ですが・・・。 有効期限など無視して、何でもかんでも受け入れて良いということではありません。厳格に守らなければならないサービス券も当然あるのですが、臨機応変な対応も必要だと改めて思いました。
2007.08.19
日経新聞の毎週土曜日に「何でもランキング」というコーナーがあり、先日「妻に言われてムッとした一言」「妻に言われて嬉しかった一言」というのが載っていました。 では、「妻に言われてムッとした一言」 第11位 「同じことばかり言わないで」 第10位 「主婦は休みなしなのに」 第9位 「あなたの親(親戚・兄弟)は○○ね」 第8位 「どうせあなたには分からない」 第7位 「あなたの○○はくさいわ」 第6位 「同じことを何度も聞かないで」 第5位 「私だって忙しいのよ」 第4位 「何回言っても同じ間違いをするのね」 第3位 「おなかが出てきたわね」 第2位 「あなたはいつもそうなんだから」 第1位 「うちにはお金がないわ」 というアンケート調査結果が載っていました。思い当たることがありませんか? 一方、「妻に言われて嬉しかった一言」 第10位 子どもが何か聞いたり、頼んだりしたときに 「お父さんなら○○できるから」 第9位 「○○できるのは、あなたのおかげ」 第8位 料理を作ってあげたときに 「おいしい」 第7位 「あなたと結婚して良かった」 第6位 子どもに「お父さん頑張ってる(一生懸命やってる)」 第5位 「早く帰ってきてね」 第4位 「さすが!」 第3位 「いってらっしゃい」 第2位 「いつもご苦労さま」 第1位 「ありがとう」 ということでした。 驚いたのは、嬉しかったひと言のベスト3が日常的に交わされているはずの言葉ばかりです。 逆に言えば、いかに普段、当たり前のコミュニケーションが取れていないか、ということでもあります。 第1位の「ありがとう」は、ダントツだったのは、なるほどと思いました。日本一美しくて素晴らしい言葉が、「ありがとう」であるということです。夫婦のコミュニケーションを大事にしましょう。
2007.08.06
前回、香川のこんぴら温泉に行き、「坂の上の雲ミュージアム」を見学してきたというところまで書きました。(読んでない人はコチラから)今回は、その感想を書きたいと思います。「坂の上の雲」は、日露戦争の話が中心で特に日本海海戦でのバルチック艦隊との攻防が面白いところです。ミュージアムに展示されている年譜資料に一行だけ「新渡戸稲造『武士道』を英文で出版」というものがありました。でも、このたった一行が日露戦争の終結には大変大切なものだったのですが、残念ながらその辺の解説はありませんでした。小説の中に次のような一節が出てきます。「ロシア軍を駆逐した日本軍は、北進の構えを取った。しかし北進はしなかった。出来なかったのである。砲弾は使い果たしてしまっていた。また開戦以来すでに多数の将校を欠損していた。その時、日露講和の工作者が日本宣伝の武器として、時のアメリカ大統領ルーズベルトに持ってきたのは、新渡戸稲造が書いた『武士道』だった。この本を読んで感動したルーズベルトが講和に尽力した。」つまり、『武士道』という本がなかったら、その後日本はロシアに負けていたかも知れなかったということです。この『武士道』を稲造に教えたのが、南部藩士としての花巻武士だったということです。このミュージアムは、松山にあるけれども、表には見えなくても、南部藩花巻ともつながっているんだと勝手な思い込みを持って見てきました。(新渡戸稲造は、大正5年に二度、志戸平温泉に宿泊している 資料と写真が残っています。)p.s. 花巻には新渡戸稲造記念館があり、その功績を後世に伝えています。
2007.07.30
今月の初めの5、6日に、全旅連の総会と全国大会が四国の香川・こんぴら温泉と愛媛・松本(道後温泉)で行われました。 総会が行われたこんぴら温泉は金比羅山の参拝によって出来た門前町に、最近温泉が出たということで『こんぴら温泉』と呼称したということです。残念ながら、時間がなくて、金比羅山には登って来ませんでした。 翌日、松山での大会でしたが、その合間の時間を利用して、今年4月にオープンしたばかりの「坂の上の雲ミュージアム」という記念館を見学しました。 この記念館は、司馬遼太郎の歴史小説「坂の上の雲」を題材にしたもので、この小説を読んでいない人にとっては、面白くもなんともないと思いますが、私は、この小説が大好きで、2度読み返しています。 1時間ちょっとの時間しかなくて、私としてはもっとゆっくり見たい思いでした。(一緒に行った人の中には、15分くらいで出てきた人もいたようです。)どんな内容かという話は、次回にしたいと思います。
2007.06.30
前回、「フラガール」を書きましたが、今回は「新幹線ガール」という本を書いた徳渕真利子氏の話です。 彼女はアルバイトとして東海道新幹線のパーサーとして入り、入社一年で個人別ワゴン売上を平均の3倍以上も売るナンバーワンのパーサーになったという22才の若い女性です。 つまり、ワゴンでの車内販売の仕事をしている「新幹線ガール」ということです。 朝日新聞の「天声人語」に紹介されて話題となって、本を書いたということですが、「売上ナンバーワンの秘密を教えて欲しい」という取材に対して、「努力と笑顔」と答えて、「常にお客様の立場に立つ」こととも言いました。 ある日、小さな子ども連れのお母さんが「玄米茶か麦茶ありますか。緑茶だけはダメなんです。」と呼び止められました。 ワゴン車には緑茶しかなかったのですが、きっと子どもが飲むのでカフェインの入っていない飲み物が欲しいのだろうと察して 「ミネラルウォーターならどこかにあるかもしれませんので、別のワゴンを探してきますか・・・。」 と言って持って行ったそうです。 「あいにく緑茶しかありません。」と言っても別に叱られる事はないし、「ミネラルウォーター1本なんて、探すの面倒だし、まぁいいや」と思ってしまうものです。 しかし、小さな子どもが新幹線の目的地までの時間、何も飲むことが出来ないかもしれないと思うと、何とかしてあげたいという思いが行動になってしまう、ということでした。 そういう思いの積み重ねが数字となって表れたのでしょう。 また、新幹線でよく聞かれる質問が「富士山はいつ見えるの?」というもの。 場所的には三島駅を出たあたりから、新富士駅くらいの区間なのだそうですが、「三島駅をから新富士駅の間です。」と答えても間違いではありませんが、お客様の立場にはなっていません。「のぞみ」や「ひかり」では停まらない駅なので見過ごしてしまう事が多いからです。 そこで、三島駅を通過する時間を予め計って 「12時10分頃に進行方向の右手に見えます。」 と答えられるようにしているそうです。この場合、時間できちんと答えられることがお客様の立場に立った完璧なサービスということです。 最近では、「ホーム早見表」というものも作っているそうです。駅ホームの売店や自販機が何号車の前にあるかを図にした表です。 「停車中にちょっと買い物がしたいんだけど・・・。」という要望に応えるために作ったということです。お客様からのちょっとした質問や要望をシステムやルールにして答えて行く姿勢に感銘しました。(「新幹線ガール」徳渕真利子著/メディアファクトリー社) わが社も今年度のテーマとして「お客様を喜ばす」ということがあります。サービスを「言われた事をやる」から、より積極的に「やったら喜ばれるよな」ということに取り組んでいきたいと思います。
2007.06.01
最近、あまり映画を見てないのですが、「感性を磨くためには、映画を見たほうがいい」というアドバイスもあって、先日レンタルビデオ店に行ってきました。 何となく「そういえば、『フラガール』って、常磐ハワイアンズセンター(現ハワイアンズホテル)の誕生の話だったよなぁ。同業者の話でもあるから、とりあえず見ておこうか。」程度の氣持ちで借りて来て見ました。 炭坑しかない町で「フラダンスをやろう!」という突飛でもない発想から、実現していくまでの物語なのですが、地域おこしや新しいイベントをする上でも、勉強になったような氣がします。 フラダンスを教えても一向に上達しないことに先生が「東京からプロを呼んでやったほうがいい。」という話に 「炭坑の娘じゃなきゃならないのです! 地元の娘がやらなきゃ意味ないのです。」 とテーブルをたたいて反論したところは、何のためにやるかの本質があり、地域活性化の原点を感じました。 内容は書きませんが、「やればできる!」と実感する社長おすすめの一本です。 おすすめついでにもう一つ。アニメ映画の「カーズ」もおすすめです。自動車を人間に見立てたディズニー映画ですが、大人が見ても子どもが見ても、それぞれの立場で面白く感動します。 ぜひ、親子で一緒に見ることをおすすめします。やさしい氣持ちに戻ることができますよ。
2007.05.16
新しい国会議員向けの議員宿舎が赤坂の一等地にできたことが話題になりました。 →ニュース記事 通常であれば、30万円から40万円はするであろう家賃に、国会議員は9万2千円で入れるということで、マスコミは「国会議員はズルイ!特権の乱用ではないか!」というような論調で取り上げていました。 入居開始日には、誰が入ってくるか、レポーターまで張っていました。マスコミの報道は「我々の税金で、国会議員に贅沢をさせていいのか?」という嫉妬にも似たものです。 これは、国会議員と私たちと同等の人間であるべきだ、という発想です。しかし、人間的に立派かどうかは別として、「立場」は全く違うわけです。国家の為、国民のために仕事をする権限と権力を持った人たちなのです。 私たち国民のためにいい仕事をしてもらう為には、いい環境で働いてもらうことは当然のことです。むしろ、議員宿舎をただにしてもいいくらいだと思うのです。 そもそも、国会議員宿舎の建設は、国会議員全員の賛成で出来上がったものです。それを、一部マスコミが騒いだぐらいで入居を延期したり、入らないことにする国会議員も情けないと思うのです。 国会議員としての特権や権力を、国民のために一所懸命に使おうという氣構えのある人であれば、臆することなく堂々と入居できるはずです。それを、堂々と言える国会議員があまりにも少ないことの方が、ずっと問題のような氣がします。 本当の国会議員がいなくなっているのでしょうか?でも、それを選んでいるのは私たち国民でもあります。7月には参議院選挙があります。 しっかりと選びたいものです。
2007.05.01
岩手でも桜が咲く時期になりました。毎年、氣省庁から「桜の開花予想」が発表されるのですが、今年はその予想に誤報があったということで騒がれました。 コンピュータへのデータ入力のミスだったようです。昔は、予報官が桜のつぼみを見て、決めていたというのですが、今は過去の氣象条件をコンピュータに入力して、予想を立てているということです。 コンピュータ性能の飛躍的向上で、何でもコンピュータで・・・という社会ですが、やはり人間の“カンピュータ”も大事にしなければならないし、現場を実際に見る大切さを教えられたような氣がします。 また、先日の能登半島の地震でも誤報がありました。あまり大きな問題にはなりませんでしたが、私はテレビを見ていて「えっ、そんな事あるわけないだろう?」と思って聞きました。 それは「ただ今、津波注意報が出されました。能登半島の沿岸と福島県と茨城県の沿岸です。・・・」ということを女性アナウンサーが何度も何度も繰り返し言うのです。 いくら情報が錯綜していたとはいえ、どう考えても原稿を読んでいて「変だな?」と思わなければ変です。 その後、原因の説明はなく事情はわかりませんが、テレビや新聞の情報といえども、鵜呑みにせずに「自分の頭で考える」ことや「実際に行ってみる」ことの大切さを実感した、2つの出来事でした。
2007.04.23
先日(3月4日)、「大迫・宿場のひなまつり」を女房と連れ立って初めて見てきました。数年前から「一度行ってみたい」と思っていましたが、やっと最終日に行くことが出来ました。 パンフレットによると、大迫開町390年という年で、ひなまつりの由来は『大迫町はかつて三陸と盛岡を結ぶ街道の宿場町として栄え、江戸時代の享保雛や次郎左衛門雛、古今雛など代々受け継がれた貴重な雛人形が数多く残されています。昔「おひなさん、お見しぇってくなんせ」と言って、子ども達が家々の雛人形を見て歩いたそうですが、そんな風習を今に復活させたのが、大迫町の「宿場の雛まつり」です』(パンフレットより抜粋)ということです。 早池峰山のふもとにある大迫町については、私は昔から独特の雰囲氣というか、”氣”の違いのようなものを感じる町だと思っています。 早池峰山を霊場として伝承されてきた「早池峰神楽」は、その象徴のようなものだと思います。 見て歩いて思ったことは、ただ単に思いつきのイベントではなく、長い歴史の中で育まれた風習がベースとなっていて、簡単にはマネが出来ないだろうなということです。 ある家(商店)に行ったら、友人の方の家で「この雛壇を飾るのに一週間以上かかるんだよなぁ」と言っていました。 これも地域の大事な伝承文化であると、その話を聞いて思いました。 途中で「そういえば、くつ下を買わないといけないと思ってたなぁ」ということで3足買って帰って来ましたが、商店街の活性化のための仕掛けがまだまだ不足しているように思いましたし、課題だろうな、と感じました。(私は、2000円くらい貢献してきましたが・・・。)
2007.04.01
ちょっと軽い話です。スーパーの卵は常温で売っているのに、なぜ、冷蔵庫には卵置きコーナーが付いているのか? という話です。 もし、卵を保存する上で冷蔵が必要であれば、スーパーの売り場でも冷蔵コーナーにあっていいはずです。 実は、最初にアメリカから冷蔵庫を輸入した時に、卵置きコーナーが付いていたので、国内製品もマネをしてつけただけだったということです。それがいつの間にか冷蔵庫の常識となって定着してしまったということです。 スーパー(小売店)の売り方は、日本の習慣によるもの。家庭の保管は、アメリカの習慣を取り入れたもの。ということのようです。 普段は何とも思わなかったことでも、「何でこれが付いているのか?」とか「何でこうしているのか?」を考えてみると意外な発見があったりするものです。
2007.03.26
来年の夏(7月頃)に平泉が、東北では初めて、世界文化遺産に登録されることがほぼ決定していることは知っていると思います。 私は、”東北の文化”が世界から認められたということで、観光振興になるということと同じくらいに嬉しい思いです。私の持論として、「本来、日本は2つの国であった!」ということです。「大和の国」と「日高見の国」です。日高見の国(いまは北上となっている)は縄文人が源流となってアテルイから阿倍一族へ続き、藤原三代の平泉へとつながった、ということです。日本史では坂上田村麻呂が“蝦夷征伐”に東北に来たと習いますが、本当は“蝦夷侵略”なのです。征伐は何か悪いことをしたというイメージを作為的に大和朝廷がつくったねつ造です。(志戸平温泉は坂上田村麻呂の発見と伝えられていますので、蝦夷侵略がなかったら志戸平温泉もなかったかもしれないので複雑な気持ちですが・・・。) 武士の最高の位は「征夷大将軍」と江戸時代まで言われました。つまり、蝦夷を治めたものが日本を治めるということで、それほどに蝦夷(特に東北の人)を恐れていたということです。そこで花咲いたのが“平泉”ということです。「みちのくの小京都」という言い方をよくしますが、最盛期には京都よりも多い人口だったので、「大和の小平泉」が実態だったかも知れません。歴史は勝った方(大和朝廷)が都合よく変えていくものです。 平泉の世界文化遺産がきっかけとなって、東北、岩手の文化レベルの高さを認知されることを期待したいと思います。 一方、観光面では大きな課題があります。それは、「平泉に来た観光客が北へ上ってくれるか?」ということです。来年、宮城県は平泉の文化遺産登録に合わせ、大キャンペーン(億単位の予算)をやると聞きました。つまり、「平泉を見たら宮城県(松島・鳴子・秋保・仙台)へどうぞ」ということです。 “奥州平泉”は宮城県の観光地というイメージと商品を作ろうとしているのです。まさに、漁夫の利です。 「平泉に来た観光客をいかに岩手県内に引き止めることができるか?」が緊急の課題であり、岩手県をはじめ観光行政機関に働きかけて行きたいと思っています。
2007.03.18

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2007.03.05
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