RF-B40/RF-B45/RF-B55/RF-B65 42
RF-1150LB/RF-1130LB/RF-1130LBS 25
RF-690/RF-850シリーズ/RF-858/RF-859 64
RF-080/RF-081/RF-082/RF-088 39
RF-788L/RF-096L/RF-818JB/RF-833L/RF-844 33
R-109/R-505/R-905J/R-1052/R-77 28
R-82/R-140/R-166/R-441B/R-8 11
全53件 (53件中 1-50件目)
2/12に最終調整が終わったと思っていた自宅用のRF−2900、何と3端子レギュレーターの電流ブーストが足らず、周波数カウンターをONするとラジオの受信がヘロヘロになってしまいました。全く何ちゅうミスでしょうか!このままでは話にならないので、再再調整しました。一度取り外した2SC2878と2SB948Aで電流ブーストする構成へ戻し、ツェナーダイオードの代わりにSiダイオードで下駄を履かせた5V出力3端子レギュレーターを取り付けるという方法で対処。こんな事なら最初から素直にやっておけばよかったと思いました。2SB948Aほど定格の大きなトランジスタを使わなくても大丈夫ですが、手持ちがあったので使いました。上の画像の黄色い丸部分には、16V10μFを後から追加しました。なくても動作しましたが、念のための発振防止用コンデンサです。78L05や下駄用Siダイオードは基板の裏側へ取り付けました。左に見える680Ωは3端子の出力側につないであり、微小電流(と言っても7mAほど)を流しています。RF−2900位のサイズのラジオは筐体内部に余裕があるので、この程度の空中配線で基板が収まらなくなることはありません。周波数カウンターの同軸ケーブルを繋がずにカウンター表示をONすると全桁表示(消費電流max)されますが、今度こそラジオはコケずに動作します。※追記します。AMの感度というかSメーターが不安定だったのは、メーター制御用の半固定抵抗がずれていたのが原因でした。この部分はAGC制御に影響しています。あとは2SK544−Dのゲートに入れる抵抗を100kΩ → 820kΩへ変更し安定したゲインが出ましたよ。
2016.02.21
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RF−2900ではラジオ受信回路の電源電圧はツェナーダイオードで定電圧化されていて、回路図に規定されたその電圧:5.1Vです。これが実測で4.3V程度しか出ておらず、なんとなく気分が悪いので改良することにしました。まずは主電源回路を調整すべきだろうと判断し、整流方法を変更することに。オリジナルの整流回路はセンタータップ式の全波整流回路で、AC115〜120V入力に対して9Vが出力されます。当然日本国内ではAC100Vですから、出力電圧:7.7V位になり、このRF−2900では7.5Vが出力されました。センタータップを外してブリッジ整流式にすれば2次側出力は16V位になります。これを3端子レギュレーターで定電圧化して9Vを得ることにしました。配線を間違えないよう何度も確認し、ACコードをつないだら出力8.93Vになりました。これならOKでしょう。ちなみに定電圧化前のAC出力は17.5Vでした。これなら良かろうとラジオ用の電源電圧をチェックしたら4.5Vで、ほとんど変化なし😅 そこでこの部分もツェナーダイオードを外して3端子レギュレーターを使う事にしました。5Vの3端子を使えば何とかなります。ただ手持ちは5V100mAの物しかないので、これを使って電流ブーストする事にしました。結果は下の画像の通り4.96V出ましたので、これもOKです。3端子や付帯する抵抗、コンデンサは基板の裏側へつけたので部品面はスッキリしました。ラジオとしての実動作に変化があるかどうか確認したら、中波の入感状態が改善したようです。外部アンテナなしでもニッポン放送:1242kHzが十分な明瞭度で聞こえるようになりました。※以上の説明で要領がわからない方は、改造しないでください。誤配線が原因で発熱・発火して火事になっても私は責任取れませんよ。自己責任でお願いします。
2016.02.12
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先日感度調整をやり直して”うまく行った!”と思っていたRF−2900。翌日には感度が落ちていて不思議だったんですが、ゲイン調整をミスって3SK114−Yに過電流が流れてFETが壊れたという結論に達しました。色々と推測するとそういう結論しか出てこないんですね〜😅 当然FETは交換しまして、更に安全対策としてゲート2の電圧を少し下げました。この電圧を下げたことで、ゲート1の電位を変えた時にゲインのピークを掴みやすくなりましたね。今日昼過ぎくらいに交換と調整を終え、時々動作確認しましたが、感度も受信状態も安定したので、今度こそ大丈夫でしょう。そして周波数カウンターの基準水晶周りを調整する必要があるDR29(RF−2900LBS)用のパーツが、共立電子産業から届きました。ご覧の通り68pFと82pFのチップセラミックコンデンサです。修理対象の機材が古いので、部品の大きさもやや大きめ。3.2×1.6mmサイズです。
2016.02.11
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同調コイルを巻き直し品と交換、3SK114−Yのゲート1バイアスとバンド上下端での感度調整がうまく行き、とりあえず打ち切りとしました。11/29には純正の同調コイルを使っていましたが、コアを一番下まで下げても調整最良点に至らなかったのインダクタンス不足と判断し、巻き直し品コイルを使った次第です。コイルを巻くのは+ドライバーの軸でφ5.4mmあります。今回のコイルは4ターンで巻きました。下が前回11/29の画像です。今日の調整で半固定抵抗の調整点が少し変わりましたね。画像には可変抵抗と書いてありますが、半固定抵抗器を回すと途中にゲインのピークが出てきます。最大ゲインだと挙動不審になるので、適宜加減していますよ。それから3SK114自体のデータシートは検索しても出てこないので、3SK126のデータシートを参考にしています:3SK114と形状違いのはずなので。
2015.12.06
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先ほど実施したDR29での結果を受けて、短波帯が聞こえない片肺飛行状態のRF−2900でちょっと実験してみました。要するに1.RF−2900,DR29,DR28,RF−2800などは、FM−RFアンプ用FETのゲートが直流的に接地されている。2.RF入力配線をカットして、0.01μFのセラミックコンデンサで繋ぐ。3.2.の処置でFETのゲートの直流接地が解除されるので、可変抵抗を使って3SK114−Yのゲート1にDCバイアスを掛ける。4.G2のバイアス電圧=RFアンプ回路の電源電圧と同じにする。文章で書くと解りにくいなぁ😅 下の画像は上記2.の箇所に相当します。パターンを切ってしまえば導通はなくなるので、接地が解除されます。そして0.01μFを取り付けたら、ゲート2の配線を繋ぎます。下の画像ではフェライトビーズを通じて可変抵抗器の中点がG1と繋がっています。この状態で可変抵抗器を調整すれば、G1のバイアス電圧を調整できるわけです。これで調整したところ、だいぶゲインが出るようになりました😄 バンド上下端での感度バランスはまだ取れていませんので、また改めて実施します。プリント基板に不足した穴は、リューターに1φのドリルをつけて開けました。きれいに開きましたよ。
2015.11.29
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一見するとネタも無く”深く静かに潜行中”みたいな感じでしたが、何とかSW帯の受信を復活するべく奮闘していました。しかし本日作業を終了した時点で特段の進行無し・・・。こうやって画像を載せれば直るというなら、何度でも載せますが(^_^;) 実は念のためバンド切り替えスイッチをもう一度分解して、摺動子のかみ合わせを調整したり2MHzの中間周波トランスを外して導通の有無を確認しましたが、異常なしでした! FMと中波はバリバリに入るんですがねぇ。幸いもう1台正常動作品があるので、今度そちらの基板を外して配線間違いを確認したいと思います。現状ではロッドアンテナ無しでもアンテナの配線を指でつまむだけで、FMヨコハマ:84.7MHzがバリバリに受信出来ました。一方本来バリバリの筈の76.5MHz:インターFM横浜が今一・・・。テスト用のロッドアンテナを繋ぐと76.5MHzがバリバリに入ってしまうので、FMローバンドの感度調整が必要だと判りました。何だかんだ次の休みまでお預けで〜す(^o^)
2014.08.31
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思い出したように整備していますがなかなかうまく進みません。表題のように中波帯は安定受信できるようになりこれはOKなのですが、短波が相変わらずですねぇ。とりあえず今日やったのはSWキャリブレーション、RFゲイン、BFOピッチコントロールの各ボリューム分解掃除です。3つ分解掃除しましたが中身の見かけは変わらないので画像は1つ分だけを紹介します。半田付けを外して分解済みの画像で、下半分が抵抗体、上が摺動子(ボリュームの回転軸側)になります。ケイグ赤で処理しましたが、摺動子の汚れが取り切れていないので、撮影後にカッター刃の背で軽く磨きました。しかしここまでやっても聞こえないとは・・・。2.455MHzの発振コイルは一度交換しましたが変化なく、元に戻しました。こうなるとSW第1中間周波数の同調コイルが断線したか、自分でやったバンド切り替えスイッチの分解掃除で何か間違えたかのどちらかのような気がしてきました。
2014.06.29
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自信を持ってIC交換し、更に各部ハンダ付け点検の意味も含め再ハンダしたのですが相変わらずSWが聞こえません。外部から周波数カウンターを当てて通電しながら確認したところ、SWの第1中間周波数である2MHzが出ていない事が判明! 出ていない信号は当然増幅もされないわけですねぇ(>_
2014.04.29
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今日はお休みでして、外出から帰宅後に一休みして標題の点検をボチボチやっていました。一つ前の日記で書いたとおりFM:OK、AM:不安定ながら受信可能、SW(短波帯3バンド):受信不能なので、ラジオの回路として1.FM-AMで1グループ2.SW-3バンドでもう1グループと言うように動作点を仕分けて、各部の導通、絶縁を確認しました。結果として今日見た範囲内に異常はありませんでした。要するにバンド切り替えスイッチを動作させたとき、導通するべき箇所は導通し、導通してはいけない部分はちゃんと絶縁されていたわけです。バンド切り替えスイッチ経由でのIC端子の接触も見たところ異常なし。明日にこの続きをやりますが、信号処理回路であるICまでは異常なく各部接続されているならば、異常はIC内部にあると言う事になりますね。色々と書いている内に日付が変わりました。続きは昼間です。
2014.04.28
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FM受信OK、AM受信やや不安定、SW受信不可の状態で永らく放置されているRF-2900、内蔵周波数カウンターはSWでも周波数表示が出るので、おそらく局部発振回路は生きている。そうなるとSW受信不能とAM(中波)の受信不安定の原因は1.バンド切り替えスイッチの接触不良2.周波数混合回路の動作不良位しか思い浮かびません。最悪IC不良も考慮して、先日修理を断念して潰したRF-2600のメイン基板からIC三個を抜き取りました。放置プレーへ移行する前にバンド切り替えスイッチの接触をチェックしたときは、繋がるべき箇所は繋がっていると判断したんですがもう一回再確認ですねぇ。休眠前はバンド切り替えスイッチング用のトランジスタに電圧が掛かっていなかったし、プリント基板のパターン割れなども考慮して再チェックします。
2014.04.27
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今日は本来だと外出予定でしたが、外出できない状況になったので時間の空きを見て標題の整備をやりました。まだ未完ですが・・・。周波数カウンターは問題なく動作しており一安心(^^) それでは色々とパーツ交換したラジオ基板の全景です。画面の右側にちょこっと見えているのが取り外した部品です。FMのRFアンプは3SK114-Yを使いました。ここはいつも通りゲート2へバイアスをかけています。FM局発コイルもいつも通りに巻き直したところ、動作確認時にロッドアンテナなしで81.3 & 82.5MHzの電波をがっちり受信できました。まだ一切調整はしていません。そして順番が逆になりましたがバンド切り替えスイッチ。下の画像は分解洗浄後に基板へ仮付けした状態で、まだハンダ付け前です。ちょっと拡大した方が判りやすいですね。全部ハンダ付けして、一部の配線を繋ぎ直してから受信確認しました。FMはバッチリ動作したのですが、AM/SWが聞こえなくなりました。調べたらスイッチング用トランジスタに正しい電圧が出ていませんでしたね〜(^_^;)いささか肩を落としたところで、本日は終了しました。
2013.10.06
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先日に引き続き3台目のRF-2900を整備中です。AF基板に続きダイヤル照明の麦球をLEDへ交換したり、周波数カウンターの部品交換とラジオ基板のパーツ交換にも手を付けました。まずLEDはいつも通り電球色を使いました。今回は拡散率の高いLEDカバーを使いました。続いて周波数カウンター。実は周波数カウンターは意外な鬼門でして(^^ゞ、今回はケミコン全部と一部の抵抗交換に留めました。下が交換した部品です。次は接触不良のBFOスイッチやRFゲインコントロールの付いた基板です。ここは普通のパーツ交換以外に、ボリュームのガリ解消とスイッチの接触不良改善(分解掃除)をやりました。BFOスイッチの接触不良は結構深刻で、分解掃除が必須の状態でした。今日は分解掃除の画像を用意しませんでしたが、スイッチの分解掃除が一番面倒です。途中で食事休憩し夜から整備再開、ラジオ基板を途中まで整備進行しました。まだまだ途中ですが、一部の抵抗とケミコン全数だけは交換しました。ケミコンはこうして外してから観察すると、相当な割合で脚が腐食していました。まあ部品が製造された年代もありますし、年数が経過したものはそれなりの整備が必要だと思います。続きは明日ですと言うか、これを書いている内に日付が変わりました(^^ゞ
2013.10.05
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本日も体調が今ひとつで通院して薬を貰ってきましたが、帰りに強風でビニ傘が壊れました(^^ゞ今まで幾つ買って幾つ壊れたことか。EVAのフィルムが破れる前に骨が曲がるように作ってあるんでしょうか?このようなタイトルを付けましたが、本題はRF-2900-3台目の整備開始で、病院から帰って手を付けたのが以下の項目です。1.電源ユニットのパーツ交換2.ダイヤルユニットの清掃、注油3.AFユニットの部品交換、3連スイッチの分解掃除1.電源ユニットのパーツ交換・ここは整流用というか平滑用と言った方が正しいかな、コンデンサの交換と、整流用ダイオード2本の交換です。まず交換前。16V3300μF → 25V6800μF、ダイオードはショットキーバリヤー型へ交換しました。2.ダイヤルユニットの清掃注油は画像がありません。・古いグリスを拭き取って交換、回転部へ少量のグリス添加などを試しましたが、ダイヤルを回すと少し音が出ます。・ダイヤルドラムはウェットティシューで拭き取りました。3.AFユニットの部品交換、3連スイッチの分解掃除・ボリューム清掃、パーツ交換後の画像しかありません。オリジナルの状態は撮り忘れました(^_^;)下はAFアンプIC周辺ですが、トーンコントロールとか色んな回路が混在しています。角度を変えて撮影しました。兎に角、セラミックコンデンサは47pFを一つ残しただけで。全数をフィルムコンデンサへ交換しました。AFプリアンプには定番:2SC2240-GRを使いました。いつも通りこんな調子で整備を続ける予定です。予め基板上の蜜蝋をできる限り排除したので変な臭いを嗅がずに済みました。
2013.10.02
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MacProの清掃は画像を用意してありませんが各部、特にファンやCPU冷却フィンを綺麗にして埃を取りました。・本体前部のファンはファンの縁や全体についた埃をクイックルハンディワイパー?で撫で取り、静電防止スプレーを吹きかけました。・光学ユニットも一旦取り出して同様に拭き取り、更に光学ユニットの後ろ側にある電源冷却ファンも、隙間から綿棒を突っ込んで埃を落としながら掃除機で埃を吸いました。・CPU冷却フィンはハンディワイパーで埃を軽くぬぐい、エアダスターを吹きながら掃除機で埃を吸いました。・グラフィックボードは外して全体的に埃をぬぐい、ファンの埃はエアダスターで飛ばしました。まあ大体こんな所ですね。これでまた気持ちよく使えます。続いて先日到着した3台目のRF-2900です。外観清掃&消毒は受領日当日にあらかた終えており、今日は内部の清掃&状態観察です。・内部の埃などは、まあ普通でしたね。カバーを掛けない限り30年以上置いてあれば埃は入ります。・スピーカーは外さずにグリル越しに見ただけですが、綺麗そうでした。コーン紙の焼けも無さそうですし綺麗に使われていたと思います。交換しなくてもこのまま使えるかもしれません。・金属部分もウェットティシューでぬぐって埃や汚れを取り、最後はケイグ赤を薄く塗って仕上げました。最後は観察結果です。ラジオ基板のケミコンの脚は何本か腐食していました。最初はラジオ回路の定電圧電源部です。+側が見事に腐食しています。続いて検波段の近くです。ここも+側ですね。最後はAGCの時定数を決める部分だと考えています。16V47μFの−側が腐食していますが、標準の回路図では33μFとなっています。ざっと観察したところはこんな状態で、やはり電解コンデンサは全数交換が必要でしょう。蝋もたっぷり流してあることが判りました(^_^;)このシリーズは本機で7台目になりますので、手こずらずにメインテナンス出来ると思います。
2013.09.29
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何はさておき、楽天リーグ優勝お目出度う御座います。TVとラジオの両方でワッチしていて、何気に感動しましたね。これはヨイショじゃないですよ。では本文です。9/17に前触れを出した3台目のPanasonic RF-2900を本日受領しました。まず梱包状態からご紹介します。今日はあんまり貼りものが付いていなかったですね。そしてテープを剥がして箱を開けたら、今回の落札商品中の目玉:オリジナルサービスマニュアルがお目見えです。横にあるのは電源コード。折角なのでマニュアルを広げてみました。オリジナルマニュアルは、カラーで見易い、印刷が綺麗(当たり前ですね)、厚みが薄いなどの利点があります。ダウンロード購入したデータを印刷すると、厚みが出てしまうんですよね。そして本体を取り出します。ご覧のようにエアキャップで厳重に包装されていましたよ。そして中味!これは本体からストラップを外し、本体、つまみ類、電源コードの拭き掃除を終えたところです。電池室カバー内部のスポンジも、真っ茶色だった奴をそぎ落としました。拭いてみたら結構綺麗な品物でした。つまみ類もちゃんと石けんで洗えばもっと綺麗になります。本機の説明ではFMは受信可能、AMとSWは受信不能だが周波数カウンターは動作すると言う事でしたので、本シリーズの故障モードの定番である”BFOスイッチの接触不良”を疑い色々といじっていたら、ちゃんとAM放送の音声が聞こえてきました。楽天優勝の瞬間は、このラジオで聞いたんです。これはもう直ったも同然ですね。オリジナルのマニュアルも来たし、良い買い物でした。
2013.09.26
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日本時間の本日お昼前に落札完了しました。商品の内訳は1.RF-2900本体・ちょっと埃っぽい:これは慣れています(^^)・電池室は綺麗:画像を見ても確かに汚くはないようです(^^)・FMは受信可能、AMとSWは受信不能※全バンドで周波数カウンターは動作する(セカイモン経由で確認済み): 要するにこれは直ると判断(^^)・周波数カウンターのパネルに若干の擦り傷あり:問題なし(^^)・つまみの欠品は無し:いとうれし(*^^)v・ロッドアンテナはちょっと曲がっているが、ほとんど真っ直ぐ2.付属品・ACコード・オリジナルストラップ付き:これは持ち運びに有り難い(^^)・オリジナルサービスマニュアル:これはチョーうれしい\(^O^)/落札価格は昨晩の時点と較べ、$35ばかり上がっていました。やっぱりサービスマニュアル狙いの方が居たようで、その方と私の一騎打ちでしたね(^_^;)無事に落札出来たので出品者さんの商品画像を紹介します。正直に言ってこのマニュアルが一番うれしい!電極は汚れては居ないようです。この程度の曲がりは、問題なく直る!下の画像は擦り傷を見てねと言うことか? よく判りませんよ、OK!総じて分かり易い画像を撮ってくれていると思います。正面から一発ストロボを焚いてくれると汚れ具合がよく判るんですけどネ。
2013.09.09
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この間石川町のシンコー電機で買ってきた10cm3.2Ωスピーカーを、取り急ぎ付けてあった8Ω品と交換しました。縦位置で撮影した方が見易いかな?このスピーカー、インピーダンスはバッチリなんですがフランジがフラットになっていて、その形状は純正品とマッチしていません。純正品はこんな形状です。ちなみに左側は変色していた3.2Ω品で、右が替わりに取り付けた8Ω品です。このように形状が違うのでそのまま筐体へ取り付けると、スピーカーと筐体に隙間が出来てしまいます。ちょうど手許に好きな長さに切って使える”パッキン”があったので、それを使いうまい具合に収まりました。当初、スピーカーケーブルにはオーグラインがついていましたが、やっぱり勿体ないのでBELDENのケーブルと取り替え、金メッキファストン端子も使いました。今はエージングのためインターFMをガンガン鳴らしています(勿論音量は適正レベルですよ)。
2013.08.17
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飽きもせずラジオの整備をやっていますが、連休じゃないとじっくり出来ませんのでね〜(^^ゞ今日は出窓において常用しているRF-2900の整備をやりました。明日も続ける必要が出てきましたが、まあ仕方が無い。実は周波数カウンターが表示不良だったんですが、今日やっと直りました。ケミコン1本の接続間違いと、1本の抵抗器の値を1桁間違えて居ました(^_^;) 全く良くやるわ〜、危ない危ない。まあ他にも異常が無いか見ていたら、ラジオ基板のパターン割れを2箇所も見つけてしまいました。以前から極まれに中波帯の受信不良があったのですが、ちょうどRFアンプのFETへ電源を供給するラインでしたのでおかしくなる訳です。下はパターン切断箇所の拡大画面で、ハンダ付けで修正するためにレジストを取り除いた部分(赤丸部分)にひび割れが見えます。よーく観察しましたが、基板の表側までクラックは進んでいませんでした。この部分はケミコンの脚を補強材にしてハンダで修復しました。古い機種で使われているベークライト基板は次第に反ってくる事もあるので、メインテナンスに際しては注意が必要ですね。基板を外すときに反らさないよう注意するとか、反りに伴ってこのようなクラックがないかどうかを確認するようですね。
2013.05.02
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今日は体調不良で休んでしまい、病院から帰って暫くしてから1台目に入手したRF-2900のバンド切り替えスイッチを清掃しました。手間の掛かる作業ですが接触不良のままにしておくのも良くないので、手を付けた次第です。スイッチのハンダを吸い取ってスイッチ自体を外す工程は省略しますが、ハンダの吸い取りは”はんだシュッ太郎”だけで賄いました。スイッチの周辺にも沢山の蝋が流されているもんですから・・・。下は取り外したスイッチを分解したところです。スイッチの筐体と接点の付いた基板を外すときは、ラジオペンチで爪を挟んで少し閉じてから外側へ”少し”曲げるとうまく行きます。今回は外した摺動子にたっぷりとケイグ赤を吹きかけ、接点側もケイグとポリコールジェット及びティシュペーパー&ピンセットで徹底的に清掃しました。固化したようなグリスと蝋?で汚れていました。汚れを落としたらケイグを乾かしてからポリコールジェットを少量だけ接点へ付けて、組み立てます。この時は接点側へ摺動子を取り付けて、本体側と摺動子の位置合わせをやらないといけません。接点は綺麗になりました。ピカピカになってます(*^^)v黄緑色の矢印に沿って慎重に位置合わせをしないと、うまく嵌まりませんし最悪摺動子を潰してしまうので要注意です。上の方の画像にある赤丸部分は、スイッチの足が短くなっています。これはハンダ付けを外すときに失敗した物です。下の方の画像でも短くなった足が見えます。また脚に少しだけハンダを盛っています(スイッチを基板へ戻すときには、勿論綺麗に戻します)。摺動子の位置があったらスイッチを元通りに組み上げ、爪も戻しておきます。そして基板へ取り付けますが、その前にスイッチの脚が曲がっていないかなどを良く確認しましょう。無理をすると脚が折れて泣く事になります。脚の修正が終わったら、脚全体を軽くヤスリがけしたほうが良いかも知れませんね。そうするとすんなり基板へ収まると思います。後は元通りにハンダ付けしてラジオを組み上げれば終了です。受信確認したら、接触不良は一切無くなり快適に受信出来ました。また昨日処理したRF-2900-1台目のBFO動作改善を更に定数変更して試しました。1.昨日画像で紹介したコンデンサを394 → 105(無極性の1μFケミコン)へ交換更に下の回路で2.R127:4.7KΩ → 22KΩ(1台目は10KΩ)3.C131:0.01μF(103) → 無極性の1μFケミコン4.C130:0.033μF(333) → 0.47μF(474)へ交換しました。この状態でBFOを掛けたところ、最初は不安定でしたがラジオの周波数ズレが安定化?すると、綺麗に復調出来るようになりました。いや〜、ここまでの道のりは長かった(^_^;)
2012.11.26
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どうにも釈然としないRF-2900のBFO動作を安定化するべく、ちょっと部品交換してみました。先日参考にしたRF-2600のようにバッファーアンプを組み込む元気までは無いので、兄弟機種のRF-2800BとRF-2900LBSの回路図も参照しながらの作業です。最初はSSB検波の音声経路にあるコンデンサを外してジャンパーしたのですが、これは全くの外れでダメ。でオーソドックスに回路定数を変えるだけにしました。下の画像の白丸部分はメイン基板にある音声信号入力コンデンサで、元の値は0.022μF(表示は223)でこれを0.39μF(ご覧の通り表示は394)へ容量アップ。他にもRFゲインのボリウムやBFO動作スイッチなどが載った基板の部品定数も変えました。今朝紹介した画像のアングル違いです。肝心の結果は多少は改善したかもという程度でした。改めてRF-2900等とRF-2600を比較すると、以下の相違がありました。1.RF-2600はAM/SSB信号の検波後にバッファーアンプがある RF-2900等にはバッファーが無い2.RF-2600のBFO動作スイッチはメイン基板上にあり、AFアンプまでの信号経路が短い3.RF-2900等では、BFO動作スイッチは別基板上にあり、AFアンプまでの経路が長い4.AN7211の12pin周りの回路構成が少し異なるまあ2と3はどうしようも無いので、4番目に挙げたIC周辺を今度試してみましょう。
2012.11.25
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RF-2900へ先日購入したトランジスタ:2SC2878を組み込みました。トランジスタ2本を交換しましたが、ちょうど一つの画面に収まる配置なので助かります(^-^)Q10はRFゲインコントロールの石で、元は2SC945でした。手前のQ6はラジオ内部の定電圧回路部で、元は2SD367という金属缶のゲルマニウムトランジスタが付いていたのを交換しました。もう一個手前にあるトランジスタも交換済みの2SB772で、元は2SB544だったのですがアルミのフィンが付いていて発熱する部分なんだな〜と思い、手元に在った定格の大きい2SB772へ交換した物です。他にはTR-7950へも入れてあり、やはり電源回路です。交換した2SC1959依りもちょっと定格が小さいですが、まあ大丈夫でしょう。内部抵抗の低さが売りのようですので、低発熱で使えると思います。
2012.11.25
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1台目のRF-2900と先日入手したRF-2800Bの周波数カウンターを開けたときに、ちょうど同じ位置にあるケミコンの脚が液漏れ?で腐食していたので他のケミコンと併せて交換していました。特にRF-2800Bの時は手持ちパーツが揃っていたのでケミコンを全取っ替えした上、一部のTrも交換したところ何だかカウンターの表示が鮮明?になりました。脚の腐食が気になったので2台目のRF-2900も周波数カウンターを開けてみたら、やっぱり脚が腐食していました。3台が3台こうなっていると、やはり気になりますね〜。そんなわけでこれもパーツ交換しましたので、様子を簡単に紹介します。外しの工程などは省略していますが、問題のコンデンサは下の画像の赤丸部分で既に交換済みです。外した部品はこんな感じになっていました。特に膨らんだりはしていませんでしたが、気持ち悪いので50V33μFへ交換したわけです。結局以下の通りのパーツを交換しました。ケミコンとトランジスタを全取っ替えですが、まあTrはやらなくても良かったかも・・・。ただし念のため6.3V1000μF×2 → 10V1000μF & 16V1000μF、6.3V470μF → 25V470μF(一部は105℃品)へ交換しています。これでしばらくは安心して使えそうですね。
2012.10.14
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※2022/12/24追記:表題の通り、強力なマグネット剥き出しでラジオには不向きでした。体調が復活せずに本日もダウンしております。休み明けに席はあるのかな?まあそれは兎も角、昨日紹介した10cm口径のスピーカーをRF-2900へ取り付けました。スピーカーのファストン端子には先日購入したオーディオテクニカのAuメッキファストン端子がピッタリ合うので、それを利用しました。肝心のスピーカー現物合わせです。サイズ(口径)は全く問題なくピッタンコでしたが、スピーカーのリムが筐体と密着せずに少し隙間が空いているようでした。コリャぁまずいだろうと、以前にRF-2200のスピーカー交換したときに外したゴム製のパッキンを嵌めました。そのパッキンはこちら。いやぁーこう言うものは捨てずに取っておくもんですね〜(^-^)これをスペーサーとしてご覧のように取り付けましたよ。白い線の方がスピーカーの+電極で、こちらが幅広のファストン端子です。肝心の音は今しがたからエージングが始まったような物でこれから多少の変化はあると思いますが、しっかりした音と言うかパンチの効いた低音とシャキッとした高音が出てくるようです。
2012.10.12
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昨日はRF-1405の動作不良原因を突き止める事ができたので、今日はAMとSWが受信できなくなったRF-2900の状況を調べてみました。一番懸念していた専用ICの各部電圧をテスターで見たところ、ほぼサービスマニュアル記載の通りの電圧が出ていて異常なさそうでした。これは一安心。で、AMとSWで共通のRFアンプFETの電圧を見たら、電圧が全く掛かっていませんでした(^^ゞまったく何ちゅうこっちゃ!次に電源を切ってRFゲインコントロールTrとRFアンプ部との導通を調べたら、これまた導通がありませんでした。露骨にパターンは切れていない筈なので、半田付けの熱でパターンの一部(ドーナツ状の部分)が基板から剥離して切断したのでは無いかと予想します。不良箇所はほぼ特定できた感じですね〜。安心したので、そのうちに直します。
2012.08.26
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マルツパーツ館から標題のフィルターの他、落札したラジオ用のパーツ、ロッドアンテナ10本などを購入しました。RF-2900は以前にもフィルターを取り替えた事がありましたが、挿入損失が大きかった?のか結果が芳しくなかったので、今回は通過帯域が少し広くて挿入損失の少ない物を購入しました。下の列が購入品で、上の列がRF-2900から外した物です。品名はSFELF10M7GA00-B0で、スペックの一部を転載すると以下の通りです。・中心周波数(fo):10.700MHz±30kHz・3dB帯域幅: 230±50kHz・減衰帯域幅: 570kHz以下・挿入損失: 4.0±2.0dB交換の結果は、少し感度が良くなったように体感し、再生音声の帯域は広がりました。コレなら良しとすべきでしょう。実は2台あるRF-2900のうち1台はAM/SWが受信不能になっており、最悪の場合は松下製のIC故障が疑われます。バンド切り替えスイッチやBFOスイッチなどの分解調整をやったのですが、回復しませんでしたね。追々対策を考えましょう。あとはRF-1405のロッドアンテナを交換しました。今までのは伸ばした状態で60cm程でしたが、交換したのは伸長時82cm、縮めた状態で16cmです。ラジオ内部へ延長コイルを入れた関係で各バンドの感度調整を実施して、受信状態は改善しました。ずいぶんパーツが増えましたが、今週中には落札品のラジオがくるはずだし、有効に使う事にします。
2012.08.19
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続いて、昨日味を占めたRF-2900(RF-2800D)のFM/RF回路部品変更を、もう1台でも実施しました。L2の空芯コイルは今まで1φのポリウレタン(被覆)線を使っていましたが、色んなラジオのFM/RF部分を観察するともう少し細い線材を使っているので、今日は0.6φのポリウレタン線で巻数を今までより一回増やして調整しました。C2:15pFは同じにして調整したら、昨日の個体よりも感度が良くなりました。もっとも3SK114-Yのドレイン電流などのばらつきが影響している可能性もあります。ただ2台で共通しているのは、FMバンド内の高い周波数よりも低い方が感度が下がる事です。これはアンテナ回路に入っているバンドパスフィルターの減衰かも知れませんね~、元々が88~108MHzの受信帯域ですから。※追記:今まで76.1MHzのインターFM(東京)は信号の存在は判るものの了解度:1~2だったのに、今日調整した方では了解度:4で受信できました。室内で受信した場合の話です。接合型FETをMOS型へ替えただけでゲート容量も減るので、受信帯域が低くなった分も含めてキャパシタンスを補正しないとダメかも。一番やりやすいのは図中の3:即ちQ1のゲートとアースの間へ小容量のコンデンサを接続する事でしょう。ちょっと調整の余地を残すために、10pF位のトリマーコンデンサを付けると良いかも知れません。まあアイデアとして取っときましょう。
2012.03.04
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このところ手持ちのRF-2900:2台をちまちま調整していましたが、その過程でFM-RFアンプに使っていた2SK161-GRと、AM/FMとSWとのスイッチング回路のトランジスタ2SA781Kが死んでしまいました。スイッチングの2SA781Kはなぜか2台とも逝ってしまい、1台目はまた2SA781Kを取り付けて、2台目は2SA1030へ交換しました。後者の方が耐圧が高いです。逝ってしまった原因を推測できないのが癪ですね。続いてFM/RF回路周辺の再調整と部品交換です。まず下の画像のようにオリジナルパーツのL2を復帰させました。ご覧の通りL2には2つのコイルが巻いてあり、その内一つしか使っていません。これはオリジナルの状態と同じ向きで、ただしL2の手前にあるC2:10pFは昨日まで12pF、最終的に15pFを取り付けました。L2はどうしたのかというと、逆向きに付け直して今まで使っていなかったコイルを使うようにしました。こちらの方がほんの少し巻数が多いです。なお画像ではコアが随分上に上がっていますが、最終的には一番下近くまで落とし込みました。更によく見るとQ1:2SK161が付いていません。ここは基板の裏側へ3SK114-Yを取り付けて、ゲート2へ固定抵抗で分圧した4.0Vを掛けるようにしました。下の画面でUCと表示されているのが3SK114です。画面の中でUCの上がゲート1、左:ソース、下:ドレインで右側のGSDと書いてある方の電極がゲート2です。FETの下にある抵抗が100KΩと20KΩです。3SK-114はゲート2の電圧を上げすぎるとゲインが下がるので、注意が必要です。最後にFMバンドを再調整しました。低レベルの信号を感度良く受信できるようになりました。ちなみに調整中の周波数:76.8MHzは拙宅周辺ではちょうど放送波のないところです。FM/RF回路の部品変更履歴をまとめました。1.FM/RFアンプ(Q1):2SK49→2SK161-GR→3SK114-Y2.FM同調コイル(L2):オリジナル品→手巻き空芯コイル→オリジナル品逆向き3.FM同調コンデンサ(C2):10pF→12pF→15pF4.FM段間結合コンデンサ(C4):4pF→7pF5.FM局発コイル(L5):オリジナル品→手巻き品せっかく中を開けているしSSGも動かしているので、455KHzと2.000MHzのAM中間周波の調整をやりました。ナローフィルター:CF4は明らかに中心周波数がずれている感じだったので、先日シンコー電機から買ってきたBFB-455(赤い部品)と交換してしまいました。その画像がこちらで、ナローとワイドでの調整ズレは解消しました。この状態でSSGから455KHzのAM変調波を出してIFTを調整し直したところ、ちょっとずれていました。この調整時にはRFゲインを少し絞るのがコツです。続いてSW第1中間周波:2.000MHzを調整しましたが、これもちょっとずれていました。やはり耳だけでは出来る事に限界が(^^ゞ今日の調整は非常にうまくいったので、明日にはもう1台へ同じ処置をする予定です。あ、最後に一度は交換したFM/IFのセラミックフィルターは、元の部品へ戻しました。
2012.03.03
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2台目のAM時定数回路調整とFM/IFセラミックフィルター交換をやりました。あっ、今日は振替休日です。時定数回路の調整は1台目と全く同じで、コンデンサの容量変更です。今日は調整後に通路へ出て7MHzをワッチしながらBFOを入れてBFOピッチとチューニングダイヤルを微調整したところ、SSBを綺麗に復調できましたよ。下の画像は交換済みのセラミックフィルターです。それからボス孔のひび割れを接着剤:セメダインsuperX2とインシュロックで補修しました。縦位置画像ではボス孔の周囲を一部カットしてインシュロックを巻いています。もう1箇所補修しました。いまは固定中なので、まだビス留めしていません。あと電源平滑コンデンサの容量を4700μFから10000μFへアップして、2台とも電源を増強しました。セメダイン スーパーX2クリア AX-074 10ml/セメダイン/接着剤/税込980以上送料無料セメダイン...価格:382円(税込、送料別)
2012.02.28
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RF-2900(RF-2800D)のBFO動作を改善する事が出来たので、報告します。RF-2900:2台を整備して使ってきた中で、BFOの動作だけが不安定というか、フェージングが掛かったようになってしまい使い物にならない状態でしたが、何とか改善する事が出来ました。色々と検索してみると海外でも”BFOがだめ”という評価が多く”AGCの時定数に問題在り”とする方がいたので、かねて目を付けていたAM/AGCの時定数回路と思われる部分を調整(パーツ交換です)し、何とか改善する事が出来ました。回路図で言うと下に丸で囲んだ部分のC83が交換対象パーツです。10V33μFを100μF(耐圧は10V以上ならOK)へ交換して、時定数を遅くしました。BFOピッチの調整は若干クリティカルですが安定して正常に復調できるようになりました。実際のパーツは黄色い矢印のコンデンサです。この部分へオーディオ用パーツを使う必要は全くありませんが、手持ちのパーツはこんなものしかないので・・・。基板を外したついでに、マルツパーツ館から購入していた10.7MHzセラミックフィルター:村田製作所/SFELF10M7HA00-B0を取り付けました。純正品の2本と差し替えです。新しい素子の方が帯域内通過特性が良いのではないかと思い、交換しました。今日は時間がなくて1台しかやりませんでしたが、今度の休みにでももう1台を処置する予定です。
2012.02.26
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調整を終えたPanasonicのラジオ:RF-2900を、置き場所を決めて本日から実働開始しました。RF-2200と違うのはFM放送の了解度が高いんですよね。電波が弱くても了解度高く再生されるところが何気に凄いな~と思います。1台は通路側の出窓、もう1台は中庭側へ設置しました。通路側の出窓というと受信状態は良さそうに思えるでしょうが、どっこい網線ガラス越しなのでそんなに良くないんです。それでもロッドアンテナを調整すれば、76.5、77.1、80.0、81.3、81.9、82.5、84.7MHzをフルスケールで受信できるのでOKでしょう。出窓に置いた”2台目”です。出窓の周辺も電気的ノイズが多くて、パソコン非稼働でもAMにはバリバリと雑音が入ります。ルーターが雑音源だと想定し対策してるんですけどねぇ。そんなわけでラジオを聴く場合はFMと言う事になってしまいます。次は中庭側の”1台目”です。こちらも上で紹介した周波数をフルスケールで受信できます。RF-2200よりも二回り位大きい印象なので、存在感があります。ここも雑音が多いです(^^ゞ 雑音源はTV(REGZA)かラジオの直ぐ後ろを通しているLANケーブル?かなと思います。セカイモン経由でeBayを見ているとRF-4900、RF-2800、RF2200や本機RF-2900が良く出品されてきますので、気に入ったのがあったら落として整備したいと思います。もっともスピーカーユニットのスペアは一個しか無くて、どこかで手に入らないかな~と探しているところです。※今日の画像はPENTAX Q+02 STANDARD ZOOMで撮影しました。
2012.01.08
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今日は半田ごてなしの簡単な調整をやり、FMのLowバンド:横浜では76.5MHzのインターFM横浜中継局を目安に感度調整しました。1台目とほぼ同等の感度になり(メーターの振れで代用評価)、これならOKでしょう。ただし2台目から外した2SA839をテスターでチェックしたところ、B(ベース)ーE(エミッター)間の順方向電圧が少し高めで0.72V位ありました。まあ古い品種だしこんなものかもしれませんが、新しい品種と比べると少し高いのは間違いなく、正常なのか多少は劣化しているのかまで私には判断できません。交換用に使うトランジスタは十分に持っていますので、今度時間のあるときに交換しようと思います。1/2の日記で紹介した回路図でQ3が交換対象ですが、プリント基板裏のシールド版を外さないと手が届かないし、Q2とQ12もついでに交換します。試しに100→120Vへの昇圧トランスなしでラジオを聴いてみたら、特に問題なく動作してますね。周波数カウンターもOKですし、受信周波数のズレもありません。電源整流用のケミコンを4,700+1,000μFに容量を増やしたのが効いたかもしれませんね。元は3,300μFです。FM放送を聴いていて思うのは、ラジオとしては十二分に良い音だと言う事ですね。どうも一時しのぎで取り付けていた積層セラミックコンデンサを、ポリエステルフィルムコンデンサへ交換したのが功を奏したように思えてなりません。で、ロジテックのiPod対応ラジオ(上の画像)を聴いてみると、音が今一なんですね~(^^)ゞ ボリュームとかトーンコントロールの基板を見たら、積層セラミックコンデンサが多用されていました。アンプの基板はオーディオグレードパーツに交換対処済みなので、片手落ちでしたね。次のネタが決まったな~。
2012.01.04
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去年の11月から続けてきたオークション入手品のラジオ:RF-2900関連の日記を、古い方から時系列でまとめました。BCLラジオのサービスマニュアル:RF-2900BCLラジオのサービスマニュアルその後BCLラジオのサービスマニュアル更にその後&本体発送の連絡落札品:RF-2900受領ラジオのレストア用トランジスタBCLラジオのレストア用トランジスタが揃いましたRF2900メインテナンスしましたRF-2900続編RF-2900追加パーツ交換とFMバンドの調整:追記あり各商社さんからパーツ入手中石川町でもパーツ入手錆びたネジの交換用に購入(ラジオの補修用にも) 「みんなのレビュー(14293)」RF-2900のスピーカーユニット交換してみましたRF-2900/AF基板もパーツ交換実施部品揃いましたRF-2900のFM受信回路再調整ロッドアンテナ回転機構の緩み止め:追記あり 「みんなのレビュー(14293)」RF-2900調整、久しぶりにドツボRF-2900調整続編&追記ありRF-2900、コイルの巻き数とセラミックフィルター交換RF-2900のランプ交換ほかセカイモンから商品受領:2台目のRF-2900新旧RF-2900の比較今日じゃなかった、昨日一日の様子など本日もラジオ調整体調不良で休みやっと休みへ突入電球色LED画像追加年賀状挨拶面だけ印画して、またもラジオ調整RF-2900のダイヤルユニットRF-2900うまく行きました:解説追記あり
2012.01.03
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今日はFM受信部分の調整他をやり、結構うまく行きましたので簡単に報告。お馴染みの部品交換です。・局発コイルと並列のC14:7pF → 2pF・RF同調回路のC2:10pF → 12pFこの通り変更して再調整し、良い塩梅の感度になりました。またFM/RFアンプのQ1(2SK161-GRへ変更済み)のゲインを稼ぐ目的で、R2:1KΩ → 680Ωへ変更、更に発振防止のためR2とL2の間へフェライトビーズを入れました(フェライトビーズ無しでR2:220Ωへ変更したところ見事に発振してしまい、安全パイの策を取った次第)。ちなみにR2の抵抗値を減らすと、R2に依る電圧降下が減ってQ1のドレイン電圧が上がる → ドレイン電流が増える → Q1のゲインが増えると言う事になります。<追記>・オリジナルの状態でQ1のドレイン電圧を下げているのには、ちゃんとした理由があります。FMの信号には振幅の変化は不要で、もしも入力信号が弱くて復調回路にスパイク状の振幅変化を伴う信号が入ると、復調された信号(音声)に雑音が混じる可能性があります。・従って、R2による電圧降下を大きくしてQ1で増幅された信号の振幅を制限するという”リミッター効果”を持たせて、ノイズ成分を減らしています。・興味のある方は”周波数変調”や”FM"等のキーワードでweb検索して下さい。<追記終わり>フェライトビーズ(L2のすぐ右側)と、その上にあるC14(2pF)を映した画像です。ここまで来るのにメチャクチャ時間が掛かりましたねぇ(^^ゞそこで欧米仕様RF-2900の88~108MHzを日本仕様76~90MHzへ変えてみようと企てている方へ、私からアドバイスを1つ。・多分L2とL5は取り替える必要なし。・C14:7pF → 12 or 15pFへ交換する。・C2:10pF → 18 or 20(22)pFへ交換する。これでFM受信回路を調整すれば、多分日本仕様でうまく受信できるのではないかと予想します。また本機は裏蓋を外すとロッドアンテナの接続が切れてしまうので、下のような治具?を用意して短波とFMの受信調整に使いました。市販のロッドアンテナを応急的に繋げるようにしただけですが、結構便利に使えましたヨ。
2012.01.02
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松下(Panasonic)のRF-2800や同2900は、油ぎれでダイヤルがキーキー鳴ると言う話が雑誌に出ていたので、その部分を探したら直ぐに判りました。これらの機種は、ダイヤル目盛りがフィルムではなくドラム状になっていまして、ドラムの回転軸で油ぎれが起こり鳴きが出るようです。ダイヤルユニットの全景です。一見してシンプルに見えますが、どうして凝った作りです。ドラムの中心軸付近を拡大しました。クリーム色の樹脂はナイロン系ではないかと想像しています。ドラムはポリスチレンかな? 私の買った1台目のRF-2900は回転軸周辺にドラムが削れたと思しき白い粉が付着していたので、これ以上の摩耗を防ぐためにもほんの少しだけグリスを付けました。あとBFOの効きが悪いと言うかSSBの音声が異常に小さいうえに、フェージングが掛かったようになり聞き苦しいので対策しました。フェージングのように聞こえるのはAGC(自動利得制御回路)の時定数を変えれば良いはずです。ブロックダイヤグラムからは、検波出力の一部をフィードバックしてAGC制御しているらしいのですが・・・。RF/IF基板のR40が決めてかなと思いましたが、あまり確信がなかったのでBFOを入れたときの音声出力レベルだけ調整する事にしました。下がその部分です。S3-2の端子1と端子3はそれぞれコンデンサC131と抵抗を通じて(振幅変調の)検波出力と接続されています。一方端子2はコンデンサC130を通してAGC制御部へ接続されています。そこでC130,131を50V1μFの無極性ケミコンへ交換したところ、SSBの音声出力レベルが上がってだいぶ聴き取りやすくなりました。フェージングっぽい感じも多少は改善されたようです(^-^)まあこれをもって年内の弄り納めと致します。皆様どうぞ良いお年をお迎え下さい。オタクなブログを来年も宜しくお願い致しますドモ\(^_^
2011.12.31
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本日、基板を外したついでに見易いアングルからバックライト用のLEDを撮影しました。元々小型電球(麦球)が付いていたゴムのブッシングへそのまま取り付けています。電流調整用の抵抗器は基板の近くに付けてあり、熱収縮チューブでカバーしてあります。300Ωの抵抗があったのでそれを使いました。今日のポイントは、バンド切り替えスイッチの分解掃除です。無事に外してバラせると、こんな感じです。まず基板から外すのが面倒ですね。1.ハンダ吸い取り器やハンダ吸い取り線を駆使して、全てのハンダ付けを外す。2.ハンダを除去できたら、偏りの無いように各方向からスイッチ全体を徐々に持ち上げ、基板から外す。3.無事に基板からスイッチを外したら、V字型の爪を緩める。4.全ての爪を緩めたら、各方向から徐々にスイッチ基板を取り外す。1箇所から外そうとすると、スイッチの基板を折ってしまう可能性があります:注意。5.スイッチの基板が外れたら、グリスや汚れを丁寧に拭き取る。6.摺動子にもグリスが付いていたので、私はチェーンクリーナーを吹き付けて洗いました。洗浄が終わったら、接点部分へSETTEN PROを均一に塗り、摺動子を所定の位置にはめ込んでからスイッチカバーを被せ、爪を閉じて固定します(摺動子はプラスチックの部品にガイド孔があるので位置は判ると思います)。最後は元通り基板に収めてハンダ付けです。スイッチの脚が曲がっていないかどうか良く確認して下さい。無理に入れようとすると脚が折れて修復不能になってしまいます。予めバンド切り替えスイッチハンダ面側の画像をデジカメで撮影しておくと、元に戻すのが楽になります。今回は緊張しましたね~。何度もやりたくはない作業です(^^ゞ
2011.12.30
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裏蓋を外したままAC電源で聴いて調整具合を確認中に、バックライトの部分をうまい具合に撮影できたので紹介します。1.LED+拡散キャップ照度ムラもなく良い感じですね。1台目のLED+スーパーレジ袋よりも良さそうです。2.LED+レジ袋1台目にはSメーターの右寄りの方に、若干のムラがあるように見えます。続いて隙間からLEDを撮影しました。もう少し引いて撮影すると、全体に光が回っている様子が分かります。Optio WG-1GPSをカラーバランス:太陽光に設定して撮影しているので、色はほぼ見た通りに上がっています。
2011.12.29
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年末を迎え寒く慌ただしい日々でしたが、12/29から休みへ入りました。ヤレヤレです。年賀状だの掃除だの色々やる事はあるのですが、とりあえず2台目のRF-2900に手を付けました。まずは前回に不本意なパーツを取り付けた部分が在ったので、それらを全て交換し直しました。そのパーツの中には455KHzセラミックフィルターが含まれ、元のLF-B6を取り付けました。AF基板の交換し損なったパーツも心残りの無いよう交換! 電源基板も1台目と同じように整流用ケミコンを交換し、ダイオードもショットキー型へ交換、ただしトランスや整流回路の全取っ替えはやりませんでした。やっぱりトランスの容量が小さいところが気になったと言うのが正直なところです(^^ゞまず内部の全景です。音が割れ気味だったので結局スピーカーも交換しています。左側が外したスピーカーで、コーン紙の色が変わっていましたし表面が少し毛羽立っている感じです。で、今日のポイントは接触不良の酷かったBFOスイッチの分解掃除です。まあこれはバンド切り替えスイッチ分解の予行演習みたいなもんです。今回久しぶりにソダーウィック(ハンダ吸い取り線)を使いました。分解して電極を観察したところ、慴動部分が汚れていたのでティシュペーパーで清掃し、SETTEN 01を塗って組上げました。下の画像は汚れを落として組上げる前の状態です。全体を組上げてからBFOスイッチを動作確認したら、バッチリ動作しました。接触不良無しです(^^) いやーうまく行って良かったです。純正品ではない予備のスイッチも用意していましたが、使わずにすんだのでオリジナルの外観を損なう事は無くなりました。スイッチの分解掃除に少し自信が持てたのもうれしいです。それからまた画像を撮り忘れましたが、メーターとダイヤルのバックライトに使っている麦球を電球色LEDへ交換し、更にサトー電気で買ったLED光拡散キャップを付けたところ、非常に良い感じです。下から2段目が引き出せなかったロッドアンテナは、最下部から1.5cm位のところにくびれがあり(多分一度曲がった物と推測)、これを先丸ラジオペンチで根気よく修復したら元通りになり、全長を引き出せるように復活!下の方の段が引き出せないと全長が随分短くなるので、感度を損なう感じで精神衛生上良くありませんね。解消できて良かったです。最後にせっかく交換し直した455KHzセラミックフィルターは、バンド幅切り替えスイッチを操作しても帯域が変化しません。要するにナローフィルターが掛かったままの状態です。これはどう見てもおかしな現象ですので、あちこちのコネクターをよーく観察したら、なんとコネクターの金属接点が1つ抜けそうになっていまして、これがバンド幅切り替え不能の原因でした。判ってみればしょうも無い事が原因です。もう抜けないように”返し”の部分を少し持ち上げてからコネクターへ差しましたので、同じところが抜ける事はないでしょう。続きはボチボチとやります。
2011.12.29
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今日はRF-2900:2台目を主体にパーツ交換、調整をやりました。1.電源コネクター交換・直接ハンダ付けされていた電源ラインのコネクターを、手持ち品と交換し抜き差し出来るようにしました。電源ラインを外せないと整備性が悪くなりますからね~。2.455KHzセラミックフィルター交換・1台目でやったのと同じようにLF-B6 → CFU455G2へ交換しましたが、えらく効果が出ましてワイドとナローの差が無くなってしまいました(^^ゞ 現実に音も籠もった感じになってますし、まあ休みになったら元に戻しましょう。3.その他・パーツの手持ちは潤沢に在るつもりでいたのですが、抵抗とマイラーコンデンサがちょっと足りなくなってしまいました。何とか時間を作って、石川町へ出向くしかないですね。数点のパーツだけなので通販で買うとさすがに送料が割高になります。・割高とか言いつつ、先日ステップアップトランスを購入した秋葉原の(有)トヨデンから小型の電源トランス:TR-10を購入しました。出力は5/7/10Vで0.3Aです。ちょっと電流容量が少ないように思いますが、物理的サイズ(トランスをネジ止めする孔の間隔)がピッタリです。0.6A位あると安心して使えそうですが、該当する品種がありませんでした。・純正のトランスをそのまま国内のAC100Vで使うとすると、ブリッジ整流して定電圧化しないといけないと思うので、これも大がかりです。・SW3:16~30MHzが随分静かなんですよね~。完全に調整がずれているか、またはバンド切り替えスイッチの接触不良が深刻なのかの何れかでしょう。追々調べて行きたいと思います。
2011.12.25
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昨日12/24は金曜日程寒くなかったですね。朝は通院で外出しまして、そのとき乗った横浜市営バスは車内にクリスマスデコレーションが・・・。クリスマスツリーは付いているし、モールも飾ってあるし、そもそも料金箱の辺りは青色LEDがちらちら点滅していて、バスへ乗り込んだ瞬間に驚き、後悔しました・・・・。なぜこういう時に限ってデジカメ持ってないんだ、トホホ。帰りに乗ったバスは普通でした。しかし市バスもシャレた事をやりますね~(^^)で、帰宅してからは昼ご飯も食べずに、ラジオの調整に掛かりました。2台目のRF-2900はFM以外の各バンドが随分静かだったんですが、やっぱり中間周波トランスの調整が経年変化でずれていました。1.まずは中波帯の調整です。・三つのIFTを順番に調整し最大音量で聞こえるようにコア調整、これを数回繰り返します。バンド幅はナローにしておきます。・続いてトラッキング調整です。550KHzと1500KHzでトラッキングを取ります。ダイヤル目盛りの550と1500の処にドットが書いてあるので、ダイヤルをそれぞれの位置に合わせ、周波数カウンターの表示を見て合わせます。・数回繰り返さないと合わせ込み出来ませんので、根気よくやって下さい。調整個所は以下のポイントです。・念のためトラッキング調整した後に、もう一度IFTの調整をお勧めします。シグナルジェネレーターをお使いの方は、再調整する必要はありません。私のように耳で聴いて調整している人間は、中間周波の再確認が必要です。・短波帯も随分静かなので、第1IFの2MHzを調整しました。・ジェネレーターを持っていない私のような者は、ここで工夫が必要です。SW1のバンド内で、周辺に特有の雑音源のないところ(周波数)へダイヤルを合わせます。 このダイヤル位置で、L7→T8→T9の順に、ノイズが最大音量になるよう調整します。すぐ側の周波数に雑音源があるような位置でこの調整をすると、その雑音を目安に最大音量へ調整してしまう可能性があり、折角の調整がずれてしまいます。・こんな感じで調整し、中波短波ともに普通レベルのノイズを聴く事が出来るようになりました。Sメーターが振り切れなかったNHK東京第1放送594KHzもバッチリ聞こえるようになったので、とりあえずOKです。2.1台目との差異・ロッドアンテナ根元の形状が違っていまして、RF-2200に近い感じでした。下から2段目が出てこないようなので、修理したい(出来る)と思います。・電源基板のコネクターに、配線が直接ハンダ付けされていました。これは無いよな~。・スピーカーの配線も随分タイトな取り回しになっていました。メインテナンス性は2台目の方が悪いな~。・続いてRF/IF基板です。これを取り出すためには六ヶ所(4本)の配線のハンダ付けを外す必要があります。パターン面はこんな感じで、この位置だと画面左側に見える筈のシールド板を外した状態です。・部品面の全景で、1台目の時に紹介した物とちょっと見には差が判りませんよね。なので、FM/RF回路部分を拡大しました。抵抗を金皮抵抗に取り替えてあります。半導体は未交換です。・IF部分です。セラミックフィルターやセラミックコンデンサーを交換してあります。コンデンサーは、回路図と見比べながら”マイラーコンデンサ指定”になっている部品を交換しました。・交換したFMの局発コイルと、1台目ではコアを割ってしまったL2です。今回はプラスチック製のコア回しで確認しましたが、L2のコアは長い物が使われていました。1台目で割ってしまった原因は、”コアがもう奥へ進まないのに、強引に回そうとした”のが、原因でした。反省・・・。・最後は部品交換で発生した廃棄物です。部品の脚からハンダくずまで色々写っていますが、基本的に金属ゴミとして分別し、半導体だけは”都市鉱山”として別分類します。12/25はAF基板の部品交換をやって、一旦組上げます。バンド切り替えスイッチの接触不良改善(要するに接点の清掃)は、機会を改めて実施したいです。
2011.12.24
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二つ前の日記で紹介した通り、2台目の機材は超美品でしたが、さすがに製造後35年以上が経過していますので調整のズレはあるようです。ちょうど良い機会なので、未調整(部品未交換)と調整中(ランプをLEDへ交換済み)の物を並べてみました。わざわざ部屋を暗くして、夜景モードで撮影したために周波数カウンターの表示が滲んでしまいましたが、これでも露出倍数-1EVを掛けています。で、左側が2台目の手付かず品、右がLED交換品です。ランプの明るさと色調の違いがお判りになると思います。ここではニッポン放送:1242KHzを受信中で、右側は1242KHz、左は1245KHzになっていてズレています。この辺は中波帯の中間周波数455KHzからIFT(中間周波トランス)がずれているので、耳で聴きながら調整可能です。まあボチボチやって行きたいと思います。乞うご期待。撮影機材は、いつものOptio WG-1GPSです。
2011.12.22
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昨日12/21にセカイモンから二台目のRF-2900受け取りました。帰りが遅かったんで現物確認しただけで動作確認しませんでしたが、凄い美品で驚きました!整備のしがいがあります。内蔵電源トランスも使えそうな物を見つけたので、サイズ確認して購入するかも知れません。今日は帰宅後に軽い動作チェックとつまみ類の洗浄をやりました。1.各種項目チェック・中波帯でチェックすると、中間周波数のズレがありました。・短波帯は各バンドのバンドエッジで感度が低下しているかも知れません。・バンド切り替えスイッチは接触不良気味で、先に購入した1台目よりも接触不良の度合いが悪いようです。・外観にほとんど損傷はありません。・FMバンドも生きています。・周波数カウンターも問題なく動作しました。・スピーカーのコーン紙は変色していないようです。・電池室カバーのスポンジは、変色した上ボロボロになっていました。・新品の乾電池が入っていて、不用意に通電しないように段ボールの切れ端が挟んでありました。梱包は文句の付けようがない程完璧でしたし、良い出品者さんに当たって良かったです。
2011.12.22
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本日は夕食後からごそごそやり始めまして、当然時間がないので以下の2点だけいたずらしました。1.ランプ交換:麦球 → 電球色LED2.FMバンド感度調整:3回巻コイル試用・LEDへの交換は問題なく終了。今日使った光拡散材料は、白いレジ袋です。どうせまた中を開けるので、その時に撮影して取り付け状態をご紹介します。感度調整はうまく行きませんね~。次は4回巻かな? 前々回頃にうまく行きかけたのですが、そこで色気を出したのが失敗だったかなぁ(^^ゞ まあもうひと頑張りすれば正月休みですから、時間はたっぷりあります。
2011.12.18
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FM放送帯の感度が所望のレベルになかなか達しないために、色々と調整してきました。L2の巻き数について、全く逆の勘違いをしていたような気が・・・。巻き数を減らすべきだったのかと、今さら考えつきました。今度時間を見て、またコイルを巻いてみます。セラミックフィルター交換後の画像を撮影したので、載せておきます。特にIFT(中間周波トランス)の再調整は必要有りませんでした。また先ほどAMバンドをワッチした限り、ちゃんと隣接局の混信は排除されたようです。フィルター通過帯域幅の変更に伴う効果が出たと考えています。フィルター横の金皮抵抗:47Ωはずいぶん大きな物が付いていますが、これは手持ちの関係で使っただけで、普通の1/4Wクラスで十分です。
2011.12.11
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昨日の続きをやりました。FMについてはRF-2200やICF-5600程ではないものの、通路に出て各局をフルスケールで受信できましたし、上側のバンドエッジ付近:89MHzをFMトランスミッターで調整し何とか最大感度点が得られました。低い方のバンドエッジ付近感度調整が完璧かどうか今は判断できません。回路図を見るとFETの入力部分に簡単なバンドパスフィルター(モールドされていて外部からの調整不可)があります。昨日の時点では、バンドパスフィルターの並列共振回路部分へ2pFのコンデンサーを付けていて、その時は低い方のバンドエッジ側は感度良く受信できていました。まあいつまでやっても切りがないし、度々ハンダごてを当てているとその内に基板のパターンが剥がれてくるので、この辺が潮時でしょう。それでは手巻きした局発コイルを組み込んだ状態の画像を紹介します。オリジナルよりも巻数を一回増やして、4ターンにしてあります。密巻きしているように見えますがそうではありません。コアとボビンはオリジナル品を流用しました。続いてL2の替わりの空芯コイルです。最初はこのように6ターンで作り、土壇場で5ターンへ減らしました。今思うと6回巻で良かったかも知れませんね(^^ゞ これまたこのようにドライバーへ巻き付けて作りました。いっしょに写っているのはコイルに使った線材で、直径1mmのポリウレタン被覆線です。こう言う材料も持っていると重宝するなぁと実感した次第・・・。最後は両方のコイルとポリバリコンが見えるアングルで撮影しました。ポリバリコンの直ぐ横にC2が見えます。最初は10pFでしたが、これは15pFへ付け替えてあります。昨晩は”コイル5ターンだとインダクタンスが足りないか?”と思って6回巻を作ったのに、寝不足で肝心な事を忘れたかな(^_^;)欧米仕様のFM受信回路を国内仕様へ変えるのは、大変だと言う事がよく判りました。追記:何か忘れたと思ったら、セラミックフィルターの件を忘れました。LF-B6 → CFU-455G2へ取り替えました。一番左が取り外したLF-B6、1つ置いた隣が交換したCFU-455G2です。部品の高さが少し違いましたね。
2011.12.11
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本日、じゃなかった昨日12/10は午前中に病院へ行き、帰宅後は一休みしてからラジオ2台の調整を開始しました。我ながら飽きずにやるモンだなぁと思います、ハイ・・・。1.RF-2200の抵抗器とトランジスタの交換・2SA1161と言う無駄に高周波特性の良いトランジスタ二つを2SA838の替わりに使っていましたが、これを2SA781へ変更しました。もう一つのスイッチング用2SA838も2SA781へ取り替えたので、都合トランジスタ三つ交換しました。・2SA1161は再利用可能な状態で回収しましたよ。・FM/IF回路の抵抗器:10KΩを金皮抵抗へ交換しました。トランジスタ2SA781のバイアス抵抗なので、抵抗器から発生する熱雑音の低減に多少は効果があるのでは無いかと思います。・本来はマイラーコンデンサ(ポリエステルフィルムコンデンサ)を使うと記載されているところのセラミックコンデンサを、指定通りマイラーコンデンサへ交換しました。やっぱり明瞭度が上がるように思えて仕方在りません。2.RF-2900(1)周波数カウンターの部清掃と一部ケミコンの交換・蛍光表示管を清掃して、数字がくっきり見えるようになりました(^_^)・ケミコン交換は、オリジナルと定格の等しい3本だけを交換。・後は錆びているシールド板にサンドペーパーを掛けたりしましたが、それほど綺麗には・・・(^^ゞ・ここからドツボの始まりです。FM受信周波数の調整ですが、結局は局発コイルを巻き直す事にしました。まずオリジナルの局発コイルです。これをシンコー電機で入手した下の画像のコイルを使い、ドライバーの軸にまき直して径を修正しました。局発コイルと並列のC14:7pFも一度10pFにしてから元通り7pFへ戻しました。・結局はL2空芯コイルも巻き直しの憂き目に遭う事に、トホホ。※続きは12/11の日中作業終了後に報告します。お休みなさい。
2011.12.10
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下の図は以前にも紹介したRF-2900のFMフロントエンド部分ですが、結局ここに見えているFET、トランジスタは全取っ替えしました。それ以外の調整箇所と今後の予定は以下の通りです。・L5の局発コイルは、コアを追加して所望の発振周波数が得られており、ノータッチ。・空芯コイルへ取り替えたL2は、巻数を減らし4ターンとした。更にコイルの間隔を調整したところ、室内でもロッドアンテナを伸ばせばインターFM:76.5MHzをフルスケールで受信可能になった。・バンド内の高い周波数はFMトランスミッターで89.0MHzを発振して調整したが、C201を最大容量にしても最高感度へ追い込む事が出来なかった。今後の予定・C201(マニュアルではCT201と記載)と並列のC2:10pFが容量不足と思われる。13or15pF位が良いか?・この辺りの調整が取れたら、Q1:2SK161-GR(回路図では2SK49)を3SK114or3SK122へ交換。 FETの第2ゲートへは半固定抵抗を接続し、ゲイン制御する。・R2:1KΩは少し大きい気がするので、C2交換と合わせて変更する。※コイルのコアを一生懸命回すよりも、C2やC14の容量を増やして調整した方が簡単かも知れませんね。
2011.12.04
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あー、腰が少し痛くなりました(^^ゞ又々RF-2900の整備をやりました。まずRF/IF基板のFM高周波周りに残っていた炭素皮膜抵抗をあらたか金皮へ交換しました。何でもかんでも金皮抵抗にすればOKではありませんが、FMの周波数程度なら抵抗の特性が悪化する事はなく、低雑音性を発揮できます。交換する必要のない部分は、そのまま炭素皮膜抵抗を残しました。また今日は455KHzのセラミックフィルターも手つかずで残してあります。コアを割ってしまったFM部分のコイルを取り外し、替わりに空芯コイルを付けました。コイルの間隔を延ばしたり縮めたりすればインダクタンスを調整できるので、コアを回すのと同じ効果が得られるはずです。でもコイルの巻数は再調整する必要があるかも。上の画像は、空芯コイルを付ける前の状態です。部品交換を終えたところで、続いてダイヤルユニットを取り外し、ようやくAF基板へたどり着きました。なおAF基板へ行く途中で、ボス孔がひび割れている箇所を見つけ、インシュロック(結束帯)で補修しました。少し隙間が残っていたので、インシュロックの位置を変えて、締め直しました。他の2箇所も同様に処理しました。この上からプリント基板で抑えるので、インシュロックは外れないんですよ。AF基板の部品点数はそれほど多くないですね。付け替えるパーツの大きさ、特にオーディオ用のケミコンは大きい物が多いので、他のパーツ類との位置関係を確認します。この段階で、一部の抵抗器などを基板の裏側へ取り付けるなどの、配置を決定します。そこが決まれば、後はひたすら部品交換です。この画像ではケミコンなど幾つかの部品を交換済みです。必要なパーツ交換を終えたら、再び組み上げて行きます。まず一通りの部品交換を終えた状態です。AF基板での部品交換のポイントは以下の通りで、低歪化と低雑音化を目指します。1.ケミコンは全数交換2.抵抗器はほぼ全数を金皮へ交換3.AF増幅のトランジスタ:2SC945 → 2SC2240へ交換部品交換を終えたら、再び組み上げます。AF基板はこう言う状態でした。順番に筐体へ組み込みます。ここまで分解したついでに、各部の汚れを拭き取ると、だいぶ気持ちよくなりました。またビスが一つ不足していましたし、ハンダ付けの形跡があったので前の持ち主が分解したのかも知れません。いずれにしても忘れ物がないよう、気を付けながら作業します。続いてメカダイヤルユニットを取り付けます。しかしこの機種は整備性が良いですね~。最後にRF/IF基板を取り付けて各コネクターも接続、間違いのない事を確認してから電源ON!音が出ました、良かったー\(^O^)/この時点で、音質が明瞭になった事が判ります。うーん、手間と時間を掛けた甲斐が在った~、ニコニコ。ここで、コアを割ってしまい交換した空芯コイルの部分を拡大した画像を紹介します。画面中央下に見えるのが交換したコイルです。まだ短波帯の微調整やFM帯の感度調整などが残っているので、残りは後のお楽しみと言う事にします。
2011.11.27
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昨日の続きです。ハンダ付けはないので交換は簡単だと書きましたが、スピーカーのマイナス端子にアース線がハンダ付けされていました(^^ゞ夜遅かったのでとりあえずアース線は無視してスピーカーを交換(^-^) フレームは段の高さがオリジナルとは異なっていましたが、取り付けの互換性を考慮した造りになっていて、問題なく交換出来ました。アース線はこれから取り付ける予定です。外したスピーカーと買ってきたスピーカーを比べると、コーン紙の色が別物状態になっていて、見た感じだけで言うと古い方はダメダメ状態でした。エッジも汚れていますしね~。拙宅のICF-5600も中古で入手したときのオリジナルスピーカーは、やはりこんな状態で”音が割れる”症状が出ていました。ご覧の通りマグネット部分の造りが異なっていて、全高も交換品の方が高いのですが電池室と接触する事もなく収まりましたので、結果オーライです。古い方のマイナス端子に付いているアース線は、”スピーカーのフレームと電源基板の金属マウント”を接地する目的のようです。こう言う用途には普通の電線やコードよりも同軸ケーブルの編組線が適しているはずですが、付け直すのが面倒なのでこのまま使います。
2011.11.27
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今日は普通に休めたので、RF-2900を再調整しました。内容は以下の通りで・RF/IF基板の一部炭素皮膜抵抗 → 金属皮膜抵抗へ交換・同基板の一部セラミックコンデンサ → ポリエステルフィルムコンデンサへ交換抵抗器の交換は9本位実施しました。本当はもう少し交換したかったのですが、手持ちパーツがなく諦めました。コンデンサも手持ちが足らずに、諦めたのが3本程残っています。次はFM受信バンドの調整です。本機は北米仕様なので88~108MHzがFMの受信範囲です。日本のFMバンドである76~90MHzへ合わせるために、FM局発コイルを調整しました。回路図の一部をご覧下さい。FMの局発コイルはL5で、Q2のコレクタと接続されている物です。L5のコアを目一杯回し込んだのですが、77.5MHz位までしか下がらなかったので、L5の中へ手持ちのコイルからコアを抜き取りコアを追加して最低受信周波数を下げました。その証拠画像がこちらです。ちゃんと76MHzから受信できるようになりましたので、76.5MHzのインターFMを聴いています。Sメーターは振れていませんが、ちゃんと受信できています。受信帯域の上限はご覧の通り95.9MHzまで行きました。室内ではほとんどSメーターが振れませんでしたので、いつもの受信確認でやっているように表の通路で受信したところ、メーターはバッチリ振れました(^◇^) でも本来の受信範囲を大きく逸脱しているのは間違いないので、所定の受信感度が出ていない可能性はあります。おまけに周波数の低い側の感度を調整するL2のコアを壊してしまい、完全な調整が出来なくなってしまいました(^^ゞ それが残念です・・・。次は手持ちがないパーツを補充して、AF基板のパーツ交換主体にやってみたいと思います。追記項目がありました。規定の電源電圧が出ていなかったので、豊澄電源機器のステップアップトランスを購入しました。内蔵の電源トランス交換も考えたのですが、市販のトランスには適合品が無さそうでした。ちょっとだけ使った感じで言うと、本機RF-2900はなるべくAC電源で使った方が良さそうな感じでした。周波数カウンターを動作させると結構電流が流れるようで、自分で交換したレギュレーター出力トランジスターはそこそこ発熱しますので。
2011.11.23
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昨日に第一弾メインテナンスを実施したRF-2900ですが、なかなか調整しきれない点があり再度AC接続時の電源電圧を確認したところ、7V台の電圧しか出ておらず供給電圧が全く不足していました。規定は9Vですので、道理で何かおかしいわけですね。うーん、この間測ったときはちゃんと電圧が出ていたと思いましたが、まあ興奮していたので見間違えたかな(^_^;)これでは話にならないので、乾電池を入れて再調整する事にしました。いささか恥ずかしいf(^ー^;
2011.11.21
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