ほどよいウォーキング
先日5月5日、何十年かぶりに有田陶器市に行きました。有田陶器市の歴史は長く、今年で第112回だそうです。SUZUKIのSky Wave の調子を見ることも兼ねてのプチツーリングです。
JR九州上有田駅から有田駅までの約3kmにわたる皿山通りが陶器市の会場です。この日5月5日はその最終日ということで、天気もよくて大勢の人出でにぎわっていました。
「好天に誘われて」
(有田陶器市にはリュックを背負ったスタイルが一番マッチします)
買い込んだ品をバッグに入れると、両手がふさがり次のお店で商品を手に取って見ることがやりにくいのです。だから、陶器市ではリュックスタイルが一番便利なのです。もっとも、何万円、何十万円もする高額なモノを買う人は別です。
「店頭に並んだ陶器類」
(茶碗なら100円から並んでいますが、店内に入るともう少し値が張る品があります)
有田焼というと日用陶器が中心というイメージです。でも、靴を脱いで上がるようになっているお店には高級品も並んでいます。
「ちょっと高そうな湯飲み」
(こうして並べてあると、見ていてとても気持ちが落ち着きます)
高そうに見えますが、この写真のコーナーの品は1万円札からお釣りが来ます。欲しいと思ったときが買い時です。あまりにも多くのお店があるので、ちょっと保留にして他のお店をハシゴしていると、最初に気に入ったモノがどこのお店にあったのかわからなくなります。
「有田焼らしい高級酒器」
(実用品として使うも良さそうだし、棚に飾っておくにもよさそうです)
この酒器で飲むと秀吉になった気がするでしょう。「ひょうたん」は豊臣秀吉の旗印だったのですから。値段はそう高くもないですが、この大きな盃は下戸の私には縁がない品です。
昼前に上有田駅の方から歩き出し、午後4時過ぎに有田駅付近からまだ逆戻りしました。陶器市の会場は一本道ですから迷う心配はありません。何も特に買う予定はなかったのですが、結局リュックの中には4個ほどのお気に入りが入っていました。
来年2016年は、有田焼の始祖である李三平が日本初の白磁を焼いてから400周年となる記念の年です。毎年4月29日から最終日5月5日までの期間中に100万人という人出だといわれます。来年はさらに大勢の人でにぎわうことでしょう。
上有田駅側の泉山弁財天の境内に公孫樹(イチョウ)の大木があります。高さ約40m、根回りは11.6m、樹齢は1000年といわれている、佐賀県第1位の巨木です。この公孫樹は有田焼の歴史をずっと見守ってきたのです。
「有田泉山弁財天の公孫樹」
(この時期は若葉がきれいですが、11月中旬からの黄葉もよさそうです)
これまで、有田陶器市はゴールデンウィーク期間中というイメージがありました。しかし、今は11月20日から24日まで秋の有田陶器市が開かれているようです。
秋の陶器市の期間は、この公孫樹の黄葉が一番美しい時期でしょう。
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