旺角 MongKok


【 旺角 MongKok 】


九龍島の入り口、尖沙咀TisimShaTsuiから地下鉄で3駅くらい
のところに位置する繁華街「旺角」は、ブランドショップや
新しい高層ビルが建ち並ぶ中環Centralのあたりとは対照的な
下町風情のある場所です。地元っこが買い物をし、食事をする
そんな場所なのだそうです。そしてもちろん観光地でもあります。
女性ものの服や小物、下着などを売る屋台が人がすれ違える
くらいの間を隔てて軒を連ねる女人街。靴屋が並ぶ
通称スニーカー通り、パソコン関連のショップが集まった集合ビル…。
今時の若者が日常的に必要としているものを値段勝負で
売りさばく街、といった感じでしょうか。

女人街
屋台の建ち並ぶ「女人街」にて


私がまず最初にここへ向かったのはCDやVCDを買いつつ
女人街などを歩こうと計画したからです。
日本では2000円前後で販売されている輸入CDも香港では
半額以下です。発売してから何年もたったようなものは
それこそ捨て値で売られていました。
日本で一昨年公開されたイーキンの映画のVCDソフトなんか
15香港ドル(約250円)。安くて嬉しいのだけれど
そんな状態のため、古いソフトは売切御免で探さなければ
見つかりません。やっとみつけたと思ったらSALEのシールが
ついて10香港ドル(約170円)とかね…(T_T)。
香港人には旧譜とかいった概念はどうやらあまりないようです。
(あくまで私感ですが(^-^;))。1年くらい前に発売になった
イーキンの写真集も本場のくせに手に入らず。
その手の本は発売されるとしばらく路上やコンビニで
売られた後は消えていってしまうらしいのです。
姉の友達の香港人に「1年前に発売になったイーキンの写真集が
欲しいんだけど、そういうのを扱っている本屋さんはどこ?」
と聞いたら「そんなのその辺だよ(と行って歩きながら道ばたの
路上販売店(キヨスクをミニ屋台にした感じ?)を指さし)
でも1年前の本なんかないよ。日本のが手に入るんじゃないの。」
と冷たいお返事。そっか、そうなのね…。
このへん、純日本人の私には理解しかねる国民性でございます。

さて、そんなでございますから「旬」なものは
「旬」のうちに海賊版が出回ります。これはどうもジャンルを
問わないようです。女人街には当然ヴィトンやプラダの
偽物がずらり(いかにもですけどネ)。そして、姉がソフトを
安く売っているらしいと行きたがっていた電脳ビルに入って
目が点に。パソコンソフトのしょぼいコピーものが
所せましと並んでいました。パッケージがまたすごいのよ。
カラーコピーした紙とCDをビニールの袋に入れただけ。
しかも何度もコピーを重ねているようでジャケットなんてすごい
色のあせかたです。さて、これらはいくらで売られているでしょう?
なんとフォトショップ7.0の英語版がオススメ新商品として
30香港ドル(約500円)。CDキーもちゃんとパッケージに
コピーされていました(-_-;)。でもコレ、高い方なんですよ!
殆どのソフトが10香港ドル(約170円)。
これで普通に営業していられることが恐ろしい…。ひぇ~。
海賊版はどんなに安くても手を出してはいけませんヨ~っ。
(私のことは聞かないで……。)

とはいえ、表通りに並ぶショップはわりと普通です。
普通の商品が適正な価格で売られています。
スニーカー通りで買ったナイキのスニーカーは
300香港ドル(約5000円)くらいでした。
これくらいの価格差なら「あらナイキが安いじゃな~い!」と
飛びつけますネ(でも、さっきまで10香港ドルとか20香港ドルとか
みていたのでつい「高い!」と思ってしまう(-_-;)。人間って…)

とまあ、香港の下町(?)旺角はこんな街でございました。
もっとたくさんの写真を交えてご紹介したいのですが
ここで主に使っていたFUJIの使い捨てカメラが現像してみたら
最後の5~6枚しか映っておらず、写真が殆どないのです(!?)。
ちゃんと日本で買っていったのに!悲しい…(T_T)


銅鑼湾 CausewayBay   

紅[石勘] HungHom   

文武廟 ManMoMiu   





© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: