しょうた!しょうた!しょうた!

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2011年03月10日
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夕方、実家にブロッコリーを貰いに行って、近所のスーパーで買い物をした以外は一日家の中にいました。
啓蟄も過ぎたというのに、なんだか逆さま
そろそろ荒れ放題の畑も枯れ草を処分しなくては。
枯れ草の下から新たに雑草が生えてきて手がつけられなくなりそうです。
・・・春なんですねぇ・・・・



6月で6年が過ぎます。
今年は照太とじいちゃんの7回忌です。



圓光寺では今まで我が家に来てくださっていた和尚様にかわり、某寺の和尚様が兼任されている様子。

主人とこちらから出向いてお経だけあげていただこうかと話し合っています。
5月に二人分を一緒にお願いするつもりです。


ずっとお世話になっていた慶信和尚様も、もうこの世にはいない。
月日は流れているのだと改めて思います。
常なるものは、何も無い。
うたかたのように無常なのだなあと。



加害者の孫は、今年 小学生になります。
あの時
照太をはねた車に乗っていたあかちゃんが、小学1年生です。
何もできなかったあかちゃんが、集団生活をおくる歳になっている。
6年か・・・。

その声に加害者が気をとられなかったら・・・
あるいは、照太は はねられなかったかもしれない。
生きていたかもしれない。
生きていたら照太は義務教育を終え、新たな一歩を踏み出す春を迎えていた。



憎しみというのとは違う。

ただ・・・
何とも言えない 静かな悲しみがどうしようもなく満ちてきてしまう。
6年か・・・。



進路が決まった同級生も少なくありません。
私立単願の子も
公立の推薦の子も
もう春が来ました。
合格の報告を聞いて、とても嬉しいです。



でも、嬉しさと共に やはり何とも言えない気持ちがあります。
ねたみや、そねみや、ひがみや
そういったものとは違います。そんな気持ちは微塵もない。
この気持ちは、なんだろう。
うらやましい・・・・?  そんな気持ちも少しはあるかもしれないけれど
でも それとも違う気がする。



6年という月日が
わたしの心にフィルターをかけたのか。
何かが ずっとずっと遠くに行ってしまうような気がする。
照太以外に遠くに行って淋しいと思えるものなどないはずなのに
でも
さみしい。
同級生のおかあさんたちは、もうわたしとは別の世界の人に思える。
わたしがしなかった受験生を持った母の役割を果たして まぶしく見える。



ずっと遠くに去って行くものの後姿を
ただ見つめてるだけ。
わたしの周りの世間が、わたしを残して加速度をつけて遠ざかっていく。




6年
長い 長い 長い
長かった 6年。









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最終更新日  2011年03月10日 20時05分00秒
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