買書とつんどくの日々

買書とつんどくの日々

2020年01月19日
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カテゴリ: 読書
大宝律令以前の近江令、飛鳥浄御原令は、「令」のみで「律(すなわち罰)」はなかった。大宝律令において初めて「律」ができたという。つまり日本は、文書で規定された刑罰をもつ法治国家になったわけである。大宝律令によって規定された刑罰には「笞」「杖」「徒」「流」「死」の五刑があった。(中略)そしてもっとも重い刑が「流」と「死」であり、謀反罪などの国家の安穏を脅かす罪を犯した人間が処せられる刑であった。そしてスサノオもまた、そのような罪を犯して流罪に処され、オオクニヌシも稲佐の海に身を隠さねばならず、それはすなわち死罪に処されたといえるかもしれない。
(梅原猛さん「葬られた王朝」P278)




梅原さんの特徴なのか、「もし、〇〇ならば。△△ということが言えるのではないか」と、しずしず始まったら、次の文脈では、「△△であるから、□□なのだ」という議論がなされるので、これ、乱暴だなあ、と思う人はたくさんいると思うし、ついていけない、とおもう人がいるのも無理はないし、人がとっくに言っていることをさも自分が言ったみたいに言ってることあるし、ほんとに梅原猛さんです。

どなただったか忘れましたが、その著作のあとがきかなんかで、「梅原猛という人にボコボコにされています、と神様に毎度報告しています」みたいなことを書かれていて笑ってしまったことがあります。ほんと、梅原さんですから。

でも、こういうやりかたをしないと行けない世界もあるのだと思うし、こういう人もいないとですね。

ただ、『日本書紀』はともかく、『古事記』も藤原不比等が黒幕や、とゆうてはるわりに、なぜ別のもんを書かなあかんかったのか、その説得力がないんがなんでやねんでした。やっぱり、そこは無理があるんやないかな。







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Last updated  2020年01月19日 09時38分25秒
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