　教習指導員の役に立たないブログ。

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指導員だなー。

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今日は、久しぶりにやりがいのある教習生がきました。

名前はＩくんといいます。
Ｉくんは１８歳の高校生で、見た目は普通な教習生です。

そのＩくんが私のところにやってきました。
Ｉくんは、私のところに来たとたん、突然教習原簿を渡してきました。

私：　はい、えーと、Ｉさんですね！　よろしくお願いします。

Ｉくん：　・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あれ？返事がありません。

Ｉくんはとってもシャイな教習生なのかな？と思い、気にせずに教習を始めました。

しかし、しばらく教習をしてみましたが、いっこうにＩくんは返事をしてくれません。
ほんとにほんとに無言なのです。

そんな感じで私が一方的に話をしているうちに、
Ｉくんは車線を間違えて反対車線に入ってしまいました。
そこで、私は返事を期待せずに聞いてみました。

私：　Ｉくん、この車線って走っていいのかな？

Ｉくん：　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・（ブルブル）

おおっ！、返事は無かったですが、 Ｉくんは首を振ってくれました！
これはコミュニケーションの第一歩です。

それからＩくんは、たまにうなづいてくれるようになりました。

こうなってくると、どうしてもＩくんの声が聞きたくなります。
そこで赤信号で止まったときに、こんな質問をしてみました。

これはＹｅｓ／Ｎｏで答えられない質問です。
果たして、しゃべってくれるでしょうか。

しかし！　この質問が裏目にでてしまいました・・・

Ｉくんが、Ｉくんが止まってしまったのです！！！

Ｉくんは青信号になったのに硬直して動きません。
どうしたらスイッチが入るのでしょうか？あせりました。

私：　なんとかクランクはできたみたいだね。ちょっと復習をしてみようか。

Ｉくん：　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その言葉を聞いたとたん、 Ｉくんは再び動き始めました！

ふーっ、Ｉくん、また頑張ろう！！

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