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中国/西安出身の女性が夫婦で西安料理の店を開いた・・と聞いたのは、ある日本酒蔵元のところで、しぼりたての新酒を試させてもらい、勢いで海豚鍋まで食べてしまった日のことだった。(なんでも食べとるね~アタシら...^ ^;)久しく行ってなかったその店に足が向いたのは、日曜の晩ご飯を4人で相談しておって、名前のあがる店がみんな、 「こないだ行った。」 「先週行った。」・・とかで、目新しい店の名が出てこなかったから。 「あ!あの西安料理はどないや?」 「あ~~、そ~いや美味そ~やったんまで は覚えとんにゃけど、美味かったんかど ~かは覚えとらへんがな・・」 (オイオイ、しっかりせぇよ!)なんせ初訪問の時は、新酒と海豚鍋+各国酒でベロベロになっており、せっかく2種鍋(あの仕切りの入った「タオ」みたいな格好した鍋)で、西安料理の真髄とは何か?・・といった深遠なテーマに触れたクセに全然覚えていなかったのである。(申し訳なし)で、今回、ここにその全貌が明らかになるのであった。 付き出し、その1:キュウリを、包丁で切らずに割っていったトコへ、油と甘酢と中国山椒と唐辛子で味を付けている。やたらと美味い。ビールのアテにもちょうど良い。※ニンニクと生姜も入ってました。 付き出し、その2:ビーフンとニンジンの「なます」みたいなモンか?甘酢がさっきのキュウリより効いていて、なんか美容食みたい。※こっちもニンニクと生姜も入ってました。 しかし、味は全然違うのよね~ 水餃子:こいつダケは前回の味を覚えていた。なんせ皮が美味しいのよ。全然粉っぽくならない。 タレはエエ味してまっせ~。辛いよ~。 小籠包:美味しい。そんなにスープの量は多くない。割合肉気の強い小籠包。 中国干豆腐と青菜の炒め:この干豆腐、フシギな味。青菜はパリッとした食感で小気味よい。野菜はやっぱりこ~やって仕上げると美味いのよね~。 ゆで玉子:中国茶葉と香料で漬け込んだものらしい。 白身の部分が、すごい塩強いのよ。酒のアテやな、このゆで玉子。 牛肉とピーマンの香料炒め:なんとも言えん香りがする。美味いんやけど、何の香りか見当つかん。なんとの~「Chinaの香り」。これは白酒(パイチュウ)向きやと思い、まずは20度の白酒に手を出す。 長いもと中国腸詰の炒め:腸詰の強い塩味とたっぷりかかった甘酢の味が、なんとも言えん(またかい!)ハーモニ~。 トマトとタマゴの炒め: うどん麺に特別ソースに油を!!:(ホンマに、こ~ゆ~名前のメニューなのよ!)温かいうどん。最初は色にビビッたが、食べてみるとそんな見た目ほどは辛くなく美味しい。 すごい美味しいんやけど、食べたあとのラーメン鉢の中身を見ると、再び色合いにビビる。ワタシら、なんかエライもん食うてもた? うどん麺に特別ソース仕上げ:冷たいうどん。これね、いわば「西安風ぶっかけうどん」。太いモヤシのバリンバリンした食感がステキ。美味いよ。アジア人は間違いなく麺でつながっている・・と確信する一品。 しかしこちらも食べたあとの器を見ると、再々度ビビる。 ピリカラスープラーメン:すでに前の2杯のうどんを食べているので、いまさら少々ピリカラと言われても、もはやビビらない...^ ^;) メニューその1: メニューその2: 白酒(パイチュウ):2番手にの「白乾(パイカル=高梁コーリャンのお酒)」を頼み、そいつが35度。3番手がこのパイチュウで56度。やっぱり、こ~ゆ~酒が相性エエみたい。(56度はちょと強すぎ。これは、もっと壮絶な食材とか香辛料 の時に呑むモンなんやろなぁ~。) ・・・スサマジい食材とか香辛料、中国にはある よな~~。きっときっと、そのうち出会う コトになるよな~~。 ふふふふ。楽しみなのかコワイのか判らな くなってくる...^ ^;) そ~ゆ~時には、もっともっと深みとゆ~ か臭みのある白酒(パイチュー)が必要と されるんやろな~~。 そゆ~のが無いと食えんよ~なモノもある んやろな~~。 ふふふふっふ、ふふぁふぁふぁ・・ぐぅわ。 最後にもう1回、水餃子を頼み、タレをたっぷりつけて白酒で流し込む。大満足の一夜。亜細亜はひとつ、人類皆麺兄弟!※追加画像:初訪問時、朦朧としたまま食べた2種鍋の画像 をお届けしときます。 ど~ですぅ、このインパクト鍋。とりあえずココに入っているのはエビとかカニみたいですね。も~こないなったら何を入れても不思議やないですね...^ ^;)次に来た時の鍋には、ナニが入っているのでせう・・・ふふぁふぁふぁふぁ・・
2004.11.14
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ぐわぁ~~。 ショック!不味いケーキを食うてもうた。あんまし不味いんでボロクソ書きますが、サスガにお商売やってはる方の営業妨害まではできず、できるだけ店が特定できんよ~に画像加工するのん大変でした...^ ^;)洋食屋さんでご飯食べた帰りに甘いモンを買うて行こか・・となりまして、最近ハヤッておるらしいケーキ屋さんへ寄りましたのよ。確かにハヤッとる。喫茶の方も満席やし、持帰りの客が次から次へと・・イチジクのタルト:季節モノとしてイチジクみたいな濃い味系のフルーツを使うてくれるのはウレシイ。一応、台に乗っておってタルトなのです。で、これが美味くない。台のパートシュクレ(やったっけ?)は、単にビスケットみたいにガリガリ焼いただけ。スポンジ自体がやたらと甘く、加えて挟み込んであるカスタードクリームが、更に輪ぁかけて甘い。せっかくのイチジクやが、イチジクの味も香りもまったくせんのは、ど~ゆ~つもりでこさえてんにゃ?そ~は見えんかも知れんが、これベイクド・チーズケーキです:こいつも台の焼いたトコがアウト。焼けばエエっちゅ~モンちゃうやろ?フツーのビスケットでも食べとる方がまだ焦げ臭いないだけましや。なんでこんな意味もなく(・・としか思えん)焼きまくっとんのや?ショコラ:このチョコレートが強烈に甘かった。しかもその甘さ加減が安っぽい。昔、子供の頃、駄菓子屋で買いよったカバヤのチューブチョコレートみたいな尾を引く甘さやねん。子供連れの客が多かったんは、こ~ゆ~コトか?ビター系とかリキュール多用のケーキが無いのは、まぁ仕方ないとしても、ここの店のケーキの一連の異様な甘さはどないなっとんや?終戦直後で甘さに飢えとった時代のお菓子屋さんやあるまいし・・最後に食べたシュークリーム:もう食べる前からアキラメてましたが、これまた甘いです。カスタードが、もう歯ぁが痛なるくらい甘い。おかしいなぁ~。なんでこの店、あんなハヤっとるんや?一回食うたら、この異様な甘さは判るハズ・・・げげ。みんな、こ~ゆ~極甘ケーキが好きなんけ?こらエライこっちゃ。こゆのが好きなんがマジョリティーやとしたら、これからのケーキ屋は、みんなこ~ゆ~味になっていくんか?こらえてぇな...T_T;)お~~い。もちょっとビター系とか、酒タップリ入れたヤツとか、フレッシュフルーツの味を前面に出したケーキが好きなヒト!大同団結して好みのケーキを作ってくれる店を確保しとかんと大変なコトになるぞ!少々離れたトコでも、その店潰さんよ~にするためやったら、ナンボかでも買いに通うて応援するさかいに、そゆ店あったら教えて!うううう。このシュークリーム。カスタードクリームが鬼ほど甘いのに加えて、シューがガチガチに固いねん。オレの知っとるシュークリームゆ~食いモンとは別の製法で作られた別物やねん、これ。(ショーケースにはシュークリームと書いてあったけど・・)ほんで焦げ臭いねん...T_T;)よ~食わんで残したわ。(このワタシが!)甘いモノでも結構食える方なんやけど、この日はケーキ1個+1/4食べただけで、みょ~に胃ぃが重苦しかった。あ~~あ、エライことなってんねやなぁ、最近のケーキ屋さんは・・・
2005.07.24
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