silentleaf

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2021.05.13
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最初はその人に初めて会った時の一言。

軽く初めましてとあいさつした後、一瞬口元がニッとゆがんだと思った瞬間の、

間髪入れずの一言だった。


「ああ~、そんなピンクならまあ、ありですよね。」


その日の私の洋服はツイード素材のセミタイトのワンピースに同素材のボレロ。

色はそう、サーモンピンク。


その時は何とか苦笑いでスルーしたが、

そんなピンクっていったいどんなピンクを想像してたのか?

そもそもなんで人の洋服に関していきなりアリとかナシとか言われる筋合いって?





その服は主人の友人の結婚式に同伴させてもらえることになって

事前に主人と買い物に行って一緒に選んでもらったもの。

共通の友人だとかでその人も結婚式に出席するとのことだったので、

連れ合って結婚式に出かける際にかけられた言葉だった。


察するに、その人は主人から私と買い物に行った旨とスーツの色を聞いていたとおもわれる。

ピンクの服を買ったと聞いて、何か言わずにはいられなかったのだろう。



ピンクに関して一部女性から風当たりが強いのは認識していたが、

落ち着いた色合いだし、まだ20代前半だしと思った私が甘かったのか…。


普段の洋服は落ち着いた色が多いのだが、

付き合っている人の家族や友人に紹介してもらえることになって、

やっぱりいつもより浮かれていたのかもしれない。





やはり人が来ている洋服に関して、アリとかナシとかいうのは、上から目線だろう。

自分はそんな会話は失礼だと思うし、自分の子供たちが人様にそんなことを言うなら、

厳しく叱るに違いない。


だがなにより驚くべきは あれから25年近くたつのに、

嫌なことって驚くほど鮮明に覚えているものだと…。




ちょっとしたお出かけに着ていって、

モヤモヤの思い出も含めて愛着のある服だったが、

色あせや、シミがついてしまいとっくに処分してしまった。


断捨離は私の苦手分野だ。

物の断捨離も難しいのに、

気持ちの断捨離となると、ことさらに難しい。





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最終更新日  2021.07.06 11:32:45
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