鳥類と恐竜とが系統学的にリンクしているらしいことは、なにも最近わかったわけではありません。19世紀後半に活躍したイギリスの博物学者・ハックスリー(Thomas Henry Huxley)は、当時の固定概念を覆すべく、勇気を出して鳥類が恐竜から進化したと主張しました。サイエンスライターのブラック(Riley Black)が2010年に書いているように、「ハックスリーの主張は現在私たちが知っていることを完璧に予測したものではなかった」ものの、優秀な解剖学者だった彼は明らかになにかを掴みかけていました。