日本産カミキリ学習帳

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2005/08/03
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カテゴリ: カミキリ本編

7月16日

山荘から少し下った場所にカラマツ伐採木置場があり

まずはヒゲナガカミキリを見つけたが目的は本種である。

昨日紹介したオオマルクビヒラタカミキリよりも希少だ。


himemarukubihirata
Asemum punctulatum B LESSIG ,1851 ヒメマルクビヒラタカミキリ

体長9-16mm

マルクビカミキリ族日本産6属のうち
マルクビヒラタカミキリ属日本産は2種

触角が短いことと細長い体つきとから
ケブカカミキリとともにコメツキダマシ科甲虫に似た感じがある。

色彩は赤褐色から黒色まで変化が大きいが
   常に上翅は前胸より明色。
体はやや平たい。
肢はオオマルクビヒラタカミキリよりも細くて華奢。
上翅は上記種より長く、両側はほぼ平行。
   前胸背は整然と大きく点刻され光沢を持つ。
   大きな横しわがない。
触角は♂は上翅の約1/2に達し、10節は4節とほぼ同長。
   ♀は触角が上翅の1/3以上には達せず、
     10節は4節よりも明らかに短い。

成虫は主に春から初夏にかけて出現
   各種針葉樹の伐倒木に集まる。
   夕刻よく飛翔する性質を残しているものの
   夜間にはあまり見かけず灯火にも飛来した例を聞かない。
   北海道や東北地方には普通だが、表日本での採集例は少ない。

寄主植物:アカトドマツ、エゾマツ、カラマツ、アカマツなどマツ科や
     ヒバ、アスナロ

分布:北海道、青森、岩手、山形、福島、
   栃木、群馬、長野、山梨、静岡、岐阜




8月末まで続けます。







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Last updated  2012/04/07 10:14:40 PM
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