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March 28, 2006
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カテゴリ: 演芸・舞台
三月の5日間

岸田戯曲賞をとった岡田利規率いる演劇集団「チェルフィッチュ」の公演が先週見られなかったので、戯曲で読む。

何も知らなかったのでびっくりした。

昨日、『三月の5日間』って本、読んだって話しようと思うんですけど、岡田利規って人が「チェルフィッチュ」って劇団やってるんですけど、岸田戯曲賞って賞もらってて結構誉められた人なんですけど、先週六本木で公演やってたの見たいと思って、でも何だかんだで行けなくて、図書館で借りたって話をこれからします、

ベタに書くとこうなってしまうんですが、戯曲だと句点(。)がまったく出てこない、役名は「男優1」とか「女優2」とかなってて、対話らしきものもない。何とも不思議な感覚。時制も空間も入れ替えたりしてて話がいろいろ行き来する。狂言の「聴いたか坊主」みたいと指摘もできるけど、ただそれだけじゃない気もするし。

これ演じるのは相当難しそう。普通、会話だからセリフ覚えが楽なのにほとんどがモノローグっぽい。火星に行きたくなる女優の話なんか、本4ページ分がこの女優の1人しゃべり。覚えるのも大変そうだし、喋る(演じる)のも。

「労苦の終わり」「マリファナの害のついて」も同時収録で、構成は似てるのだが、「三月の5日間」がダントツで面白い。アメリカによるイラクへの爆撃が始まった日に、行きづりの男女が渋谷のラブホで無為に過ごす5日間だったり、デモ隊に加わる若者、男に声かけたけどそんな自分に落ち込んで火星に行きたいと言い出す女のこだったり。アイテムがすぱっとはまってる。渋谷の街を歩き慣れてる自分には感覚的にわかる部分も(渋谷のイメージはもっと違うんですが)。

実際戯曲読んだだけっではこの劇団は理解できない。いつか再々演やTV放送、新作上演の機会があったら是非みてみよう。かなり刺激的で面白い発見があるはず。





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Last updated  April 3, 2006 11:23:45 AM
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