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April 1, 2009
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カテゴリ: 映画
フロスト×ニクソン

新宿武蔵野館
1日、初回の上映で見る。

イギリスのテレビ司会者フロストと、ウォーターゲート事件で失脚したニクソンのインタビュー対決。1977年に実際に行われたインタビュー番組が元ネタの舞台を同じキャストで映画化。

フロストはローカル番組の司会でそこそこ人気もあるが、先のキャリアも見えてきてメジャーになりたくて悩んでいる。
ニクソンは国民にインタビューで名誉を挽回し、再び政治の表舞台に立ちたいという動機がある。

さしずめ日高晤郎さんや田中義剛さんのようなローカルタレントが、田中角栄にロッキード事件の真相について切り込むようなもの。ニクソンはフロストを組み易しと判断。

インタビューは全4回。K-1の試合みたいな対決で、10対0、10対0、10対0で負け続けたフロストが4Rで放ったカウンターキックでKOするのでハリウッドの基本は外してない。

ニクソンの老かいぶりが面白かった。質問に対して一般化する、別の話にすり替える、自分の功績を延々と話す。雑談中でも巧みにパンチを出して気勢をそぐ。


普通の会社でも部長クラスの偉い人の中には一般化、すり替え、自慢みたいな話を延々とする人がいるので、面白いのではないか。


元が舞台なので会話の応酬は面白い。クローズアップやカット割を使って舞台では出せない効果がいっぱいある。
ただ、ローカルタレントを脱したいフロストと、政治に未練たらたらのニクソンの心情は少しわかりずらい。

あと舞台特有の字幕の多さで字を読むのが精一杯。細かい表情までしっかり見られないのが残念。この映画ばかりは吹き替えのほうがいい。
あとウォーターゲート事件の予習しておくともっと楽しめると思う。

フロストとニクソン、顔はどちらも本物には似ていないそうだ。フロストは往年の田宮二郎、ニクソンは晩年の若山富三郎に似てる。





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Last updated  April 2, 2009 11:15:25 PM
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