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July 6, 2012
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カテゴリ: 本・雑誌
探偵はバーにいる(ハヤカワ文庫)
東直己

札幌のススキノを舞台にしたハードボイルド小説。東氏36歳の時のデビュー作。

「風営法が変わる前、ソープランドがトルコと呼ばれ、エイズがホモがかかる原因不明の奇病だったころ」(1980年代前半)の時代。
殺人の舞台がデートクラブだったり、主人公の探偵が遊ぶゲーム機が「ゼビウス」だったり。できたばかりの「カフェバー」が出てきたり。

主人公の俺は28歳なのだけど自分のことを「ぢぢい」と言ってやけに老成しているところが面白くて、80年代って20代後半でも「ぢぢい」っても違和感なかったのかしらと思ったり、狙いなのかと思ったり。

全編がハードボイルドの文法にかなり忠実なので、あの独特の雰囲気にはすぐ浸れる。スギちゃんが「ワイルドだろう」と言いそうなワイルドな場面がたくさん出てきたり、一見冷静だけど実は人のいい「俺」のキャラがスギちゃんみたいだったりで面白がりながら読んだ。


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Last updated  July 27, 2012 01:30:10 AM
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