Skytrainの香港「起業」日記

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2010.03.20
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テーマ: 中国&台湾(3344)
カテゴリ: 香港


南京と聞くと、日本人は、何となく座りが悪いというか、落ち着かない感じになります。

やはり、それは日中戦争時に起きた「南京虐殺事件」が起因してると思います。

そこで、香港までのフライトの待ち時間を利用して、「南京大虐殺紀念館」まで行ってみることにしました。


nanjing 1937
nanjing 1937 posted by (C)skytrain

nanjing 1937 (1)
nanjing 1937 (1) posted by (C)skytrain


想像していた以上に立派な建物で、かなりの人が観覧に訪れています。


nanjing 1937 (5)
nanjing 1937 (5) posted by (C)skytrain


あちこちに掲げられる「300000」は、当時の虐殺の犠牲者数とのことです。


nanjing 1937 (4)
nanjing 1937 (4) posted by (C)skytrain

nanjing 1937 (3)
nanjing 1937 (3) posted by (C)skytrain


館内は、撮影禁止でしたが、資料の種類は豊富で、全ての画像や資料には、英語と日本語の訳文が記載されています。

展示内容は、日本がなぜ中国を侵略したかという時代背景から始まり、上海から南京までの戦闘状況、そして、日本軍による南京占領。その後に行ったとされる略奪・虐殺の状況。そして、中国戦争勝利後に行われた戦争裁判までが、かなり詳細に展示されていました。

最初は陽気に入館してきた中国人観光客も、あまりの迫力に寡黙になります。私らは、日本人であるとバレるのが怖くて、一言も発することができません。日本語の訳文ですら、その視線で日本人と分かるのでは?と意識してしまい、斜めの方向から読んだりしてました。

nanjing 1937 (2)
nanjing 1937 (2) posted by (C)skytrain


南京虐殺には諸説あり、その真偽は、日中の有識者会議でも合意に至っていません。犠牲者も、中国の主張する30万人にではなく、5万人程度であったという説もあります。また、犠牲者の中には、混乱状態で日本軍に関係なく犠牲になった方もいたと思います。

私は、例え1人であっても、非戦闘員が理由なく殺された事実があるのであれば、南京や日本軍に限らず、それは、間違いなく犯罪だと思います。

ただ、それら戦争犯罪は、極東軍事裁判で裁かれ、関係者が刑罰を受けたことで、形式上、一応の公式決着が着いています。

でも、歴史として、それら事実を風化させることなく、新しい世代や未来への警鐘として、教育や関係施設は残されるべきでしょう。場合によっては、残酷とも思える悲惨な展示内容も必要かも知れません。

そして、その最後には、平和や相互理解の必要性を過去の歴史から学び、最終的には、恒久平和と人類の協調を目指すという意識を育てていく責任があると考えています。


nanjing 1937 (6)
nanjing 1937 (6) posted by (C)skytrain


この紀念館の終わりに「国家が弱いとこういう悲惨なことが起きる。だから、国民は、一致団結し、中華人民共和国を大きな国にしなければならない」という内容の文章がありました。

歴史から学んだ事実を、どうやって国民に伝え、国作りに生かしていくか?日本の戦争教育も不十分ですが、これは、各国がそれぞれ考えることです。

そのスローガンの良否を批評する気持ちはありません。でも、確かに、ここがそういう目的の紀念館なのだと理解しました。


nanjing 1937 (7)
nanjing 1937 (7) posted by (C)skytrain


私は、もう行かないと思います。





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最終更新日  2010.03.21 02:57:16
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