パンだふるワールド

パンだふるワールド

A.I



大好きなスピルバーグ監督の作品。彼じゃなければ作れない映画と言わしめたほどで公開前からかなり期待していた作品です。

しかし・・私は必ずしもスピルバーグ作品とは、言い切れないものを感じているのです。もとは、鬼才スタンリー・キューブリックのものをスピルバーグに任せられたものなので、やはり、そこここにキューブリックを感じてしまうのは私だけではないはずです。っていっても私の思い込みかな?

見終わった後、感想を友人の娘さん(17歳)に聞かれました。「うーん」と答えに詰まったら、なんと彼女は「あの映画観て感動しなかった人は本当は中身を解ってないってことらしいよ」と生意気なことをのたまったのでした・・。

確かに、そうかもしれません。私には、あの映画の良さが解らなかったのかもしれませんね。でもね、感動しなかったわけではないのですよ。胸に込み上げてくるものはありました。あまりにも切な過ぎる展開ですからね人間のエゴも感じました。

ハーレイくんは上手すぎます、ほんとにロボットか?と思うほどの表情です。しかも、作動される前とされた後では、あきらかに表情を持ったロボットに変わっているんですよ。私的には、ジゴロ・ジョー(ジュード・ロウ)がいいですね。かれも、上手すぎますけど・・。いいキャラでした。

ラストは、涙なくしてはみれない状態でした、良いと思いますよ、1度は見られてもいいんじゃないですか。


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: