PR
Category
Calendar
Comments
睡眠をたくさん取りましょう~!!
※自分自身に言い聞かせてみました。。(^^ゞ
■イブ・バンコーター博士 危険性を指摘 睡眠不足が糖尿病や肥満を招く
米国・シカゴ大
産経新聞 2007/09/13
睡眠不足か続くと、糖尿病や肥満のリスクが高まり、食欲も亢進させる。米国シ
カゴ大学のイブ・バンコーター博士が、このほど「不眠がもたらす内分泌疾患への影響」と題する講演で明らかにしたもので、ホルモンのアンバランスが原因らしい。
食事や運動に次いで、睡眠対策もクローズアップされつつある。
バンコーター博士は、冒頭、「この20、30年、先進国では睡眠時間を切り詰
めることがごく普通のこと。睡眠障害が出始めた時期は、肥満や糖尿病の有病率が急上昇した時期と一致している」と前置き、"現代病"としての不眠の危険性を指
摘した。
確かに、先進国の睡眠時間は短縮する一方。米国では、1960年に成人(25
~65歳)の平均睡眠時間が8.5時間だったのが、2000年では7時間を切り、
30%が6時間以内に。肥満(米国ではBMI30以上)、状況も、1994年代
から急激に増え、2004年には大半の州で肥満者が20~24%以上、2005
年には、30%以上の州も出現している。
初めに博士は、睡眠中でも脳内のニューロン(情報伝達の神経細胞)は非常に活
発に動いており、電話の音や騒音など悪循環から守る状態の『徐波睡眠』を維持し
ていると説明。徐波睡眠の間に、各種のホルモンを放出したり、脳がエネルギーと
して利用するグルコース(血糖)の量も少なくなることがわかったとし、睡眠の多
少が体に影響を及ぼすと考えた。
糖尿病との関係についてベルギー・ブリュッセル大学の学生を対象に、睡眠時間
を短くした「睡眠負荷」のグループと負荷をかけないグループとの比較試験をした
ところ、負荷グループは、インスリンの感受性が30%低下。つまり負荷状態では、
より多くのインスリンを必要とし、インスリン抵抗性が増すことがわかった。また、
10年以上の追跡調査では、短時間睡眠の人たちは、7~8時間の人たちと比べ、
糖尿病を発症するリスクが非常に高いことも明らかになった。
肥満に関しては、エネルギーバランスが崩れても睡眠不足に陥る一方、「食欲の
調節」という観点から研究を進めた結果、「脂肪細胞から放出される『レプチン』
というホルモンか脳に満腹感のシグナルを伝え、その一方で『グレリン』というホ
ルモンは、レプチンとは逆作用の飢餓信号で、飢餓感を伝える。この脳内での食欲
調節作用が、睡眠時間によって微妙に狂い、十分に食事を取っていても、もっと食
べたいとりうシグナルを送ったりする」(バンコーター博士)。
続けて、睡眠負荷と十分な睡眠を取ったグループでは、短時間睡眠だと、レプチ
ンの作用で1000キロカロリーも余計エネルギーがたまる一方、グレリンも高く
なり、満腹信号が少なくなっていた。従ってバンコーター博士らは、「十分に睡眠
を取らないと過食、体重増加、そして肥満のリスクが高くなる」としてさらに疫学
研究を進めている。
スイスの研究では、40歳時を頂点に、睡眠時間が短いほど肥満度のBMIが高
くなり、米国の看護師の追跡調査(16年間)でも短時間睡眠の人は明らかに体重
増加が多かった。
バンコーター博士は結論として、「不眠は糖代謝に悪影響を及ぼし、インスリン
の抵抗性を高める一方、食欲も亢進させる。それが体重増加のもとになり、糖尿病の有病率などを高める。これからは、睡眠衛生という考え方も必要となるのではな
いか」と、話している。
イブ・バンコーター博士 ブリュツセル自由大学で生物物理学博士号。2000年、
米・シカゴ大学医学部内分泌学教授。睡眠とホルモンの時間的変化などの研究が専
門。
totoBIG当たり! 2010.08.18 コメント(3)
確定申告(住宅ローン控除申告書) 2010.03.08
ゴルフの打ちっぱなし 2010.01.24