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2005.04.26
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テーマ: 列車事故(120)
カテゴリ: おたんこnursing
人の命は尊く、等しく生きる権利があります。
そしていかなる理由によっても人の命を奪う権利はありません。

かけがえのない命が不条理に奪われることは耐え難い。大事な存在を失う方々の想いは心につきささる。
医療に従事し人の生死と向かい合うリアリズムの中にあって、今回の事故のような出来事には言いようの無い虚しさを感じます。そして、

「私には何ができるだろう。」

こう考え始めると言葉を失ってしまいます。




メディアは脱線事故について解り得た情報から私達にむけて報道し、各ジャーナリストが事故の原因を究明しようとしています。
私達は自分で取材しこの目で事実を見るワケではなくメディアを通して知ってゆくしかないのですが、今日ニュースを見た限りで、少し思うところがありました。

該当路線は過密ダイヤ運行になっていて、ダイヤの乱れが私鉄へ乗り換える乗客の足の乱れを招くために、列車の少しの遅れも許されない状況になっているようで、JRは乗務員に対して運行が遅れた際には1秒単位で報告するようにとの指導をしていたということです。


こうした状況が過密ダイヤ運行を強いられる運転士に過度のプレッシャーをかけていたとしたら・・・亡くなった若い運転士もまた犠牲者とは言えまいか、そう思いました。


私達医療従事者も、常に1つ間違えば取り返しのつかないことに繋がる事故と隣り合わせの現場で勤務しています。
事故を起こさないことが大前提となっている医療現場で、スタッフのひとりひとりが、患者さんの命を守るため、また自ら事故の当事者となってしまわないために、常に意識して勤務しています。

ミスが起きる原因は個人的な能力ばかりではなく、状況が招く、という場合も往々にしてある、と思います。
スタッフひとりひとりが心身共にベストコンディションで臨むことができる勤務状況であるか、安全を保証できる環境や勤務体制が採られているか。もしもこれらが整っていなければ、リスクマネジメントができているとは言えないし、事故を起こした当事者さえ被害者と言えなくはないでしょうか。




また、事故現場から救出され近くの医療機関に収容された方々の情報が流されるのを見ながら、こんなことも思いました。
恐らく医療機関では突発的な事故に対処するためにベッドの確保に奔走したことでしょう。
救命・治療に当たるために予定されていた手術を中止するなどの緊急措置もあったことでしょう。
そんな状況下で当然の義務として役目を果たしているであろうスタッフの働きに思いを馳せます。
同業者として誇らしく思うと共に、何もできずにいる自分を責めてみたりします。


今は、日々の勤務が私にとっての社会的役割なのだと言い訳しかできないでいます。



ヒトはさまざまなところで直接的にあるいは間接的に、助け合って生きているのだ、と実感します。
長い歴史の中で先人が生き延びるための知恵を出し築き上げてきたこの社会に、今私達は生きています。
その延長上に未来は続いてゆくのです。





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Last updated  2007.01.24 01:24:59
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