2003年01月27日
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道成寺といえば「安珍・清姫伝説」で有名なお寺だ。熊野詣での修行僧安珍が、清姫から逃れるために道成寺の鐘の中に身を隠す。しかし蛇に化身した清姫がその鐘に巻き付き、鐘もろとも安珍を焼き殺してしまったというお話なのだが、tetywestは道成寺についてはこれ以外のことは全く知らなかった。

ただ、道成寺へ到着する直前にバスガイドさんから、
「仁王門への石段は『厄落しの石段』と言われています」
「参拝が済んだら絵巻物を使った安珍・清姫の法話を聞きます。これはなかなか面白くてお勧めです」
と聞かされていた。

仁王門への石段を登る。同じパターンが繰り返される場合、tetywestは何故か数を数えたくなる。石段を登るときも無意識に数えてしまった。62段だった。なるほど、それで61の厄を払うわけだ。

登り切ったところに朱柱・白壁の仁王門があり、木像の阿(あ)・吽(うん)の金剛力士が配置されている。仁王門をくぐると正面に本堂が見える。境内は平らな山の頂上に広がっている。意外と広い。仁王門の右手に三重塔が建っている。左手はかなり広い砂利を敷き詰めた空間が広がっていて、向こうの端に「大宝殿」という額の懸かった新しい建物がある。本堂の左奥にもう一つ小さなお堂がある。道成寺の主な建物はそれくらいだった。

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本堂(正面)



境内には「安珍・清姫伝説」にちなんだものも見つけることができる。本堂へ向かう右手の植え込みの前に「鐘巻の跡」と書かれた石碑が建てられている。ここで清姫が鐘に巻きついたのだろう。

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鐘巻の跡


そのすぐ隣には、石柱で丸く囲われた場所があり、「安珍塚」という石碑が建っている。その中には2本の枯れた大木と1本の生きた樹が植えられている。立て札には「榁(むろ)の木」とあり、初代の榁の木は約600年間生きた後枯れ、二代目は約400年生きた後枯れたと書かれてあった。初代の木の幹は不思議な形に曲がりくねっている。安珍の苦悩が表われているのかもしれない。2代目になると幹のうねりは少なくなり、3代目の榁(むろ)の木は素直に伸びていた。

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安珍塚




本堂の裏へ回ってみると、そちらは境内の外と同じ高さだった。自動車が入れるように道路もある。面白いことに本堂の建物は裏も表と同じように参拝できるように階段があり扉がある。ただし、現在は使われていないようで衝立が立てられて扉が閉まっていた。

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本堂(裏面)







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最終更新日  2003年01月27日 12時34分45秒
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