2004年01月11日
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9月7日(日)

午前8時にホテルのロビーに集合して外に出ると、表通りはとても静かだった。歩道と車道の境にはプラタナスの並木が続いている。その歩道を歩いて朝食を食べに出かける。1ブロックほど歩いて曲がったところの路地には飲食店が軒を連ねている。その一軒に入ると、出てきたメニューは今朝も「米線」だった。歩道に置かれたテーブルに座って「米線」を食べる。何軒も同じような店があるのに、なぜかこの店が一番客が多い。




どうやら今回の旅行では毎朝「米線」を食べることになりそうだとわかったのはこの時だった。日本に帰ってからも雲南省で食べたこの味が懐かしくて、時々スーパーでインスタントの「ベトナム・フォー」を買って、中国風に味付けしたりしているtetywest夫婦なのだ。

朝食が終わると、いつものようにサンタナに乗り込んで走り始める。例によって、今からどこへ行くのかはtetywest夫婦にはわかっていない。

しかし、ある程度の予想は出来た。昆明から大理、大理から麗江へ行き、そして麗江から大理へと戻ってきたのだ。今日は昆明まで帰るのだろう。行くときに6時間かかったのだから、夕方昆明に着くとすれば12時頃に大理を出発すればいい。そうすると午前中は大理の観光だろう。

そしてその予測の基に、今朝家内はスカートを選んだのだ。今回の旅行は出来るだけ携行する衣類を少なくしてあった。しかし、もし正式な招待を受けるかもしれないとフォーマルなスーツを一着ずつ持っていた。家内はそれ以外にスラックスとスカートをそれぞれ一着ずつ用意し、tetywestはジーンズ一本だけだった。tetywestは別に気にならなかったのだが、家内にしてみれば中国へきてからずっと毎日同じスラックスでは耐えられなかったのだろう。どこかでスカートをはくとしたら今日がチャンスだと思ったのだ。

その選択の結果は、半ば正解で半ば不正解に終わるのだが・・・このときはまだ知る由もない。

サンタナは昨日通った道を走っている。東側には【さんずいに耳】海が広がり、西側には水田に混じって所々にトウモロコシ畑がある。その向こうに聳える連山は今朝も頂上が雲に覆われていた。

昨日訪れた大理古城の真ん中の道路を抜けて、サンタナは山の上へと登っていく。大理古城を抜けたところは広い道路で、両側にずらっと土産物屋が並んでいる。しかし、まったく人通りはなく、どの店もシャッターを降ろしている。かつては賑わっていたのだろうが今はまるでゴーストタウンのようだ。



「バカと煙は高いところへ昇る」とよく言われるのだが、実はtetywestは高い所が大好きなのだ。どこへ旅行しても、高いところがあればむしょうに上りたくなる。ニューヨークならエンパイアステートビル、シカゴはシアーズタワー、東京なら東京タワーだし、大阪なら通天閣だ。2月に福建省へ行ったときも、アモイでは日光岩に、泉州では開元寺の石塔に上って感激したものだ。高いところへ上れば上るほど視野が広くなり、全体の様子が見渡せる。高いところは、短時間でその地方の雰囲気を捉えるには誠に好都合なのだ。whさんが数ある大理観光コースの中でロープウェイを選んでくれたことに密かに感謝するtetywestだった。






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最終更新日  2004年01月11日 12時09分51秒
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