私がやっている太陽礼拝(スーリヤナマスカーラ)は
アシュタンガヨガのスーリヤナマスカーラです。
それは、立ちポーズを0とし9つの動きをしてまた0の姿勢に戻る
スーリヤナマスカーラAと、
そこから進んで、0から17の動きを入れる
スーリヤナマスカーラBというものがあります。
この太陽礼拝はまた太陽が12宮を一年掛けて一周するという
ことから12の動きでするというものも
あるようです。シヴァナンダヨーガ系だと思われます。
それらを見てみましょう。
アシュタンガヨガ「スーリヤナマスカーラA」
0 直立(サマスティティ)
1 頭上合掌
2 立ち前屈(ウッターナアサナ)
3 顔を起こし背筋を伸ばす
4 四点支持のポーズ(チャトランガダンダアサナ)
5 上を向いた犬のポーズ(ウルドウワムカ・シュヴァーナアサナ)
6 下を向いた犬のポーズ(5呼吸:アドーワムカ・シュヴァーナアサナ)
7 顔を起こし背筋を伸ばす
8 立ち前屈(ウッターナアサナ)
9 頭上合掌
0 直立

アシュタンガヨガ「スーリヤナマスカーラB」
0 直立
1 ウトゥカタアサナで頭上合掌
2 立ち前屈
3 顔を起こし背筋を伸ばす
4 ジャンプバックから、四点支持のポーズ
(チャトランガダンダアサナ)
5 上を向いた犬のポーズ(ウルドウワムカ・シュヴァーナアサナ)
6 下を向いた犬のポーズ(5呼吸:アドーワムカ・シュヴァーナアサナ)
7 ビラバドラーアサナ右
8 四点支持のポーズ(チャトランガダンダアサナ)
9 上を向いた犬のポーズ(ウルドウワムカ・シュヴァーナアサナ)
10 下を向いた犬のポーズ(アドーワムカ・シュヴァーナアサナ)
11 ビラバドラーアサナ左
12 四点支持のポーズ(チャトランガダンダアサナ)
13 上を向いた犬のポーズ(ウルドウワムカ・シュヴァーナアサナ)
14 下を向いた犬のポーズ(5呼吸:アドーワムカ・シュヴァーナアサナ)
15 顔を起こし背筋を伸ばす
16 立ち前屈
17 ウトゥカタアサナで頭上合掌
0 直立
12の動きの「スーリヤナマスカーラ」
これは最初の姿勢を1と数えます。
1 立ち姿勢で合掌(プラナームアサナ)
2 頭上合掌で背を反らす(ハスタ・ウッターナアサナ)
3 立ち前屈(パダハスタアサナ)
4 右足を引き、馬が歩くポーズ(アシュヴァ・サンチャラナアサナ)
ステップバックした、ランジの姿勢。
5 下を向いた犬のポーズ(アドーワムカ・シュヴァーナアサナ)
6 8点支持のポーズ(アシュタンガアサナ)
額、胸、手×2、膝×2、足先×2を床につけた腕立て伏せ。
7 上を向いた犬のポーズ(ウルドウワムカ・シュヴァーナアサナ)
8 下を向いた犬のポーズ(アドーワムカ・シュヴァーナアサナ)
9 右足を前に出し、馬が歩くポーズ(アシュヴァ・サンチャラナアサナ)
10 立ち前屈(パダハスタアサナ)
11 頭上合掌で背を反らす(ハスタ・ウッターナアサナ)
12 立ち姿勢で合掌(プラナームアサナ)
そしてそれらの12の動きに太陽神へのマントラを捧げるという
ことが意味付けられています。
インドの太陽神は代表がスーリヤですが
リグヴェーダなどを見ると、様々な太陽やその光の現象に対し違う神様が考えられています。
このマントラには出てきませんが、
現代ヒンドゥー教の三大神のひとりヴィシュヌ神も太陽の
遍く光を及ぼす作用を神格化したものです。
仏教に取れいれられた、摩利支天(マリーチ)もそうですね。
1 オーム ミトラーヤ ナマハ
2 オーム ラヴァイェー ナマハ
3 オーム スーリヤーヤ ナマハ
4 オーム バーナヴェー ナマハ
5 オーム プーシュネー ナマハ
6 オーム カガーヤ ナマハ
7 オーム ヒラニヤガルバーナ ナマハ
8 オーム マリチャイェー ナマハ
9 オーム アーディティヤーヤ ナマハ
10 オーム サヴィトレー ナマハ
11 オーム アルカーヤ ナマハ
12 オーム バースカラーヤ ナマハ
オームとナマハの間にあるのがインドの神さまの名前です。
3がスーリヤ、8が摩利支天ですね。
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