既にNorthやJuriett Letters(もうすぐ2枚組ヴァージョン出るらしい)で、こういう方向性が得意なのは解ってるから安心して聴ける。俺はコステロのバラードならいくら聴いても平気なんだけど、今回はこういう方向と言ってもバラードばかりではない。Clublandや...Dust(日本盤のみ)、Episede Of Blonde、Waiching The Detectivesなんてあたりも出てくる。特にラテンアレンジのClublandが凄く楽しい。こうやって聴くと元からジャズ的な要素の強い曲だったんだと再確認にもなるけど。 逆にAlmost Blueはちょっと大げさになっちゃったなあ、って感じもする。シンプルなジャズだから良かったと思うんだけど。でもトランペットのソロが出てくるとチェット・ベイカーのヴァージョンを思わせたりもして、やっぱり良いや(笑)。あと後半のドラムが、ジャズ屋さんのクセにピート・トーマスよりハードに叩いていて驚く。 あとWatching The Detectivesがルード5のとき以来久々にジャズアレンジってのも嬉しい。これも格好いいぞ。イントロのリフがギターだったらもっと好きなんだけどなあ。 新曲についてはもうちょっと聴いてからね。