中野のセットリストで予習して出かけたが、基本はあのとおりだった。Paper Smileは前作のBullet for Everyoneと同じ位置づけだね。アルバムの2曲目、シャッフル、ライヴのオープニング。続くRunning on the Spotはジャムの曲で、さほどメジャーな曲ではない(俺もタイトルで思い出せなくて、昨日聴き返して「ああ、アレね」だった)が、みんなコーラス歌ってた。それからOut of Sinking。コレも定番、大盛り上がり。 イントロを微妙にアレンジ変えたSienceではスティーヴのドラムソロが短いが挿入。クールな曲を熱く盛り上げてドラムソロ突入って流れはPicking Up Sticksを踏襲。新作からAll on a Misty Morning、続くHung Upはみんな好きだねえ。 記憶定かじゃないんだけど、新曲Wild Blue Yonderはここだった気がする。中野ではSavages~Fly Little Birdsの後って書いてあるんだけど。記憶違いかな?まあ、どっちでもいいや。この曲すげえ好き。はじめ「単調かな?」って思ったけど、凄い勢いで惹き込まれた。次のシングルだろうな。早く出ないかな。 Up In Suzes' Roomに続いて、出ましたFrom the Floorboards Up。コレを聴くためにはるばるお台場の向こうまで足を伸ばしたのだ。もう、最高です。一番生で聴きたかった曲。それを生で聴いた感激。もっと聴きたかったが、短いのがこの曲の魅力。ああ、二律背反。 その気持ちを吹き飛ばす演奏が「これでもか」というほど長尺でやってくれたPorcelain Gods~I Walk on Gilded Splintersだ。この流れも生で聴いてみたかったんだよ。もう無茶苦茶熱いインプロビゼイションでね。でもアレだね、ああいうの聴くと「俺も参加したい」って思っちゃうのは「サガ」ってヤツかね。特に後者はマードックスでもカヴァーしてるから尚更。
ここからはアコースティックコーナー。中野同様The Start of Forever、Roll Along Summer、Wishing on a Starと続く。そしてここでウェラー先生「Special Request」とか申して何やるかと思ったらThat's Entertainment!うわーっ。中野行った人がうらやましがるコト必至その1である。実はその2もあるのだ。
ここでギターに戻ってCome On/Let's Go。終盤戦の幕開けにぴったりだね。Amongst Butterfliesでは後半のYeah、Yeahってコーラスが客席から自然発生(クラドックは歌ってない)、先生満足げ。すげー嬉しい(ミーハー発言)。 Foot of the Mountainは例によってインプロビゼイションを含む長い演奏。そして、後半になってウェラーがソロを弾くバックで、ギターとベースがフレーズ合わせる部分があるんだけど、ソコでデーモンとクラドックが(まあ、演奏上必要だから)向かい合って(ドラムを挟んではいるが)顔を見合わせてプレイ。コレに俺の前で見ていた女の人が大感激。この人はきっとウチの妹さんと友達になれるに違いない。そして本編ラストはThe Changing Man。コレはもう、激熱の演奏でぶっとばして大盛り上がりのうちに終了。
さあ、アンコールだ。最初はBroken Stones、コレも定番。これだけクールな曲なんだけどライヴでは必ず盛り上がるんだよな。ウェラー先生タンバリンで煽る煽る。続いてはI Wanna Make It Alright。コレも地味というか、おとなしめの曲なんだけど後半凄い勢いで盛り上がって行く。だって煽るんだもん、ステージの上の人たち。 さて、じゃあ噂のThick As Thievesかな、と思ってたらなんと!Sunflowerではないですか! この曲の複雑なプレイを至近距離で見れて感激。そう言えばこのライヴ中、50%位はスティーヴ見てた気がするな。残りはウェラ-40%、デーモン&クラドックあわせて10%って感じ。Thick As Thievesは見たかったけどね。でもいーや。「その3」と言ってもいいが、レア曲との兼ね合いで引き分けか?ちょっと負けかもなあ(笑)。 しかしそんな俺もラストのTown Called Maliceではウェラーに釘付け&歌いっぱなしであった。ぱっぱっぱっぱっぱらっぱー!!ってさ、ロックオデッセイの時はスタンド席で、しかも周囲が稲葉目当てが多くて燃焼し切らなかったからさ。もー最高でした。