同じスケッチでグレアムはドイツ人(どいつじん)を演じているが、グレアムは結構ドイツ人(どいつにん)なのでエラくはまっている。「殺人ジョーク」のスケッチでもゲシュタポと、別のゲシュタポを演じているが別にソレはドイツ人ぽい必要は無い。むしろクリースの「It's not Funny!」の方がハマり役。彼は別の回ではヒトラーを演じたりもしているワケだが(そう言えば赤ずきんちゃんも・・・)。それよりもこの「It's not Funny!」は真似したくなる。人が面白い事(または面白くないこと)を言った時に使いたい「声に出して読みたい英語」だが、他人に対して英語で「面白くないッ!」と言う機会は無い。 真似したいと言えば最初の「死に方コンテスト」でのグレアムの死に様。「俺かよ!はうッ!」ってのは真似したい。確かご本人がガンで亡くなる時もこういう風に死んだと聞いている。 「声に出して読みたい」は「キス・ミー・ハーディ!」もそうだな。
Arthur "Two-Sheds" Jacksonも声に出したい英語。アーサー”物置二つ”ジャクソンも捨てがたい響きだけどね・・・。 海外(特に英国)の音楽誌のインタビュー記事を読んでるとアーティストが怒ってる事があるけど、「物置二つ」や「エディベイビー」とそうそう遠くないノリなのが解る。TSC結成直後のポール・ウェラーとか結構こういう気持ちだったんじゃないか。ソレをアーティスト側(パイソンズだってアーティストなのに!)に立たず、(自称)ジャーナリスト側の視点でコケにするあたりが格好いいよな。ムカつくけど。ここではどうしても「子猫ちゃん」達に感情移入するからね。