2006.05.08
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テーマ: Monty Python(22)
カテゴリ: Monty Python
 モンティ・パイソンのDVDをゆっくりとしたペースで見る事にした。まあ一種の生き方の確認、というところか。そこまで言うのも気持ち悪いかな。

 「第1話から見直そう!」と思って挫折する割合も多いので第1話は多分一番見ていると思う。少なくとも1stシリーズ初期はかなりの回数見てるんじゃないかな。だからこの回のエピソードは全て印象深い。既に全員が自信を象徴するキャラ設定で登場しているから入門編にもベストに近いだろう。もちろん、放送第一話だからそう言う意識で作ってるんだろうけど。

 エリックは既に軽薄だ。特にイタリア人を演じる時は最高に軽薄だが全てのイタリア人は軽薄なので当然といえるだろう。

 同じスケッチでグレアムはドイツ人(どいつじん)を演じているが、グレアムは結構ドイツ人(どいつにん)なのでエラくはまっている。「殺人ジョーク」のスケッチでもゲシュタポと、別のゲシュタポを演じているが別にソレはドイツ人ぽい必要は無い。むしろクリースの「It's not Funny!」の方がハマり役。彼は別の回ではヒトラーを演じたりもしているワケだが(そう言えば赤ずきんちゃんも・・・)。それよりもこの「It's not Funny!」は真似したくなる。人が面白い事(または面白くないこと)を言った時に使いたい「声に出して読みたい英語」だが、他人に対して英語で「面白くないッ!」と言う機会は無い。
 真似したいと言えば最初の「死に方コンテスト」でのグレアムの死に様。「俺かよ!はうッ!」ってのは真似したい。確かご本人がガンで亡くなる時もこういう風に死んだと聞いている。
 「声に出して読みたい」は「キス・ミー・ハーディ!」もそうだな。

 ウィゾー・バターは死んだカニ肉の味。カニを喰う国民としては死んだカニは美味いんだが。腐ってるのだろうか。まあ、「カニの味」と「死んだカニ肉の味」だと全然印象違うけどね・・・。そう言えば昔従弟が焼き肉を喰いながら「牛の死肉焼き」と呼んでいたのを思い出した。

twosheds.jpg Arthur "Two-Sheds" Jacksonも声に出したい英語。アーサー”物置二つ”ジャクソンも捨てがたい響きだけどね・・・。
 海外(特に英国)の音楽誌のインタビュー記事を読んでるとアーティストが怒ってる事があるけど、「物置二つ」や「エディベイビー」とそうそう遠くないノリなのが解る。TSC結成直後のポール・ウェラーとか結構こういう気持ちだったんじゃないか。ソレをアーティスト側(パイソンズだってアーティストなのに!)に立たず、(自称)ジャーナリスト側の視点でコケにするあたりが格好いいよな。ムカつくけど。ここではどうしても「子猫ちゃん」達に感情移入するからね。






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Last updated  2006.05.08 20:14:26
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