最初の法廷スケッチは好きだ。まず登場するのはアイドルの異様に饒舌な被告人。大仰に自由を訴える彼の罪状は駐車違反。続いて証人として登場する婦人(チャップマン)も饒舌だが言ってる事は1%も理解不可能。「本当はKGBのスパイで肝臓から変な音がするの」って・・・。次の故アーサー・オルドリッジは死んでるし。スター然としたリシュリュー枢機卿(ペリン)は続いて登場するディム警部(チャップマン)にその正体「プロの偽リシュリュー枢機卿」だと暴かれてしまう。ここでチャップマンが歌い踊る曲、ポールのライヴ盤でHey Judeの前に歌われるIf I Were Not Apon The Stageと同じ曲(If I Were Not The CID)だ。その後に調子に乗ってクリースも「もし僕が弁護士じゃなかったら・・・」って歌うが、クレイジーキャッツなら「およびでない」ってなる流れだな。