2006.05.10
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テーマ: Monty Python(22)
カテゴリ: Monty Python
 最初の法廷スケッチは好きだ。まず登場するのはアイドルの異様に饒舌な被告人。大仰に自由を訴える彼の罪状は駐車違反。続いて証人として登場する婦人(チャップマン)も饒舌だが言ってる事は1%も理解不可能。「本当はKGBのスパイで肝臓から変な音がするの」って・・・。次の故アーサー・オルドリッジは死んでるし。スター然としたリシュリュー枢機卿(ペリン)は続いて登場するディム警部(チャップマン)にその正体「プロの偽リシュリュー枢機卿」だと暴かれてしまう。ここでチャップマンが歌い踊る曲、ポールのライヴ盤でHey Judeの前に歌われるIf I Were Not Apon The Stageと同じ曲(If I Were Not The CID)だ。その後に調子に乗ってクリースも「もし僕が弁護士じゃなかったら・・・」って歌うが、クレイジーキャッツなら「およびでない」ってなる流れだな。

 「自転車修理マン」の馬鹿馬鹿しさは簡単だが楽しい。単純な入れ替えパターンは前の話ではイマイチだったが、ここでは意識的大根芝居を駆使してくだらなさを倍増させる事に成功している。

 レストランのスケッチはパイソンにしては珍しく普通にオチる。まあ、オチを宣言してから、しかもブーイング付きだけど。エスカレートの過程、ドタバタっぷりがが面白い(特に戦争の古傷)。でも実は直前の「ロバ乗り」の方が俺は好きだったり・・・。

nudge.jpg カラマツやら、良い子のお話(メロンって何だ・・・?)やら、盗まれたニュースキャスター(オチない)やら、カラマツやら、牛乳配達人コレクターのセクシーマダムやら、カラマツやら、カラマツやら、小粒でちょっと面白いスケッチが多いのがこの回。カラマツとか。

 そして「ちょんちょん」。「ちょんちょんなんだからこの~」って、広川多一郎ヴァージョンがいかにアイドルの雰囲気を見事に「翻訳」してるかはAnd NowのDVDで確認してもらいたい。字幕でもNudge Nudgeが「ちょんちょん」って訳されてるところからも解るでしょ。「さいなもー、さいなもー、なっじなっじ」ってオリジナルの響きもすげえケドねぇ。





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Last updated  2006.05.10 20:11:27
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もこな@ Re:ザ・ゴールデン・カップスのすべて(06/29) 私は逆の入手経路で本日画報を手に入れ、…
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