本題に戻ると、結局「何がすきか」なんだけど、Small Facesはご存知の通りのモッドなR&B系のビートミュージック、って感じ。でもいわゆるモッズ音楽が好きな人は初期、デッカ時代にこだわるみたいなんだよね。イミディエイトに移籍後はサイケ入り始めて、モッズ原理主義者には駄目らしい。原理主義とモッズほど相反するものは無いと思うが(笑)。とにかく、後期はソウルフルな感覚を残しつつサイケ入りの、徐々にパイの世界の一部も見せはじめる・・・って流れだね。既にWrist Jobの原形を演奏してるし。
パイもピーター・フランプトンがいた頃とそれ以降で結構違うんで、分けて考えた方がいいかも。俺は両方好きなんだけど。イミディエイト期~A&Mでの1枚目はアメリカンロックっぽくやりたいのにどーしてもブリティッシュになっちゃうって言う、60年代終わりのイギリスのバンドによくある素敵なパターン。アーシーな感じを狙ってるんだけど、乾かないんだよね。で、この頃はフランプトンだけじゃなくマリオットもそっちを狙ってる節があるのね。
The Quiet One 2011.12.30 コメント(5)
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