2006.10.02
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カテゴリ: 映像レビュー
ポム・スフレさん

oneandonly_1.jpg このDVDはどうも様々なTV出演を集めたもののようだ。最初のThe One and Only(DVDそのもののタイトルでもある)は2002年、Heavy Trafficリリース当時のライヴで、合間にメンバーのインタビューを挟んで構成されている。RIFFSのおまけDVDなどに入っていたTop of the Popsの映像と似たセットだが別物のようだ。どっちにしてもDVDで、しかもNTSC方式(=日本のテレビで見れる!)というのは大きいと思う。
 ヒット曲にHeavy Trafficからの曲を交えて演奏しているが、今聴いてもこの時の新曲が過去の名曲に全く引けを取らない出来だと言うことがよく解る。ってーか、「新曲嬉しい!」という興奮を差し引いた今だからこそ、か。
 アルバムのブックレットでリック&フランシスがテレキャスター・シンラインを持っていて驚かされた(Jam Side Downのヴィデオで使用)が、このライヴではアルバムタイトル曲、Heavy Trafficでリックが弾いている。しかし例の「リック色」ではなく普通のナチュラルのモデルなんだけど・・・

oneandonly_2.jpg 次に入っているのが待望のオフィシャルリリース、1970年のDoing Their Thingだ。一気に30年遡るのだが、やっぱりオリジナル・クォー(ロイ・ラインズもいるし!)はスゴい。オープニングの(!)Roadhouse Bluesでの「All night long」の後のブレイク、そこから戻るシンバルのタイミングの遅さは後のどのドラマーにも無いし、出せないものだと思う。ひたすら重く、まるでシューゲイザー系のバンドの様なうつむき加減で演奏する姿は2002年のエンターテインメント性に溢れたバンドとは別物の様。
 まだ緑に塗装したばかりのロッシの真新しいテレが新鮮。あとリックが弾いてるのはミュージックマスターのような気がするんだけど違う?(画像)ピックアップの位置が違うような気もする・・・。
 Gotta Go Homeの途中フランシスがロンドを弾きはじめるとラインズがコードチェンジして応じるのは普段見慣れない(当たり前か。ライヴここ以外で聴いてないし)風景。格好いい。

 続きは次回。





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Last updated  2006.10.02 21:23:32
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