世間はフリーなので、俺も以前買った紙ジャケを聴く。軟弱者なので最初3枚とライヴしか買ってないのが気まずい(ライヴはプラケ/輸入)。 俺がフリーを聴きはじめたのはこの紙ジャケの発売時。それまではせいぜいAll Right Nowしか知らないっていう、所謂素人状態だったワケだが、実は買ってからもそれほど聴き込むでもなく、3枚(ライヴは後で買った)を順番に、一通り数回流しました程度で満足してしまっていた。つまりまだ全然俺に入ってきてない音楽なんだよね。で、最近BBCライヴやらDVDやらで盛り上がってるんで、この際気合い入れて飛び込んでみようか、と思った次第。
そんなワケで今日はTons Of Sobsを聴いてみる(多分この後他も聴くけど)。簡単に言っちゃえば単に「ブルーズロック」でいいんだろうけど、それにしてはハードロック過ぎるし、ハードロックにしてはブルーズ過ぎる。それにシンプルだ。一個も難しいことをやろうとしていない。とにかく音をあるったけ、表現出来るだけ吐き出してやるぜ!この野郎!って勢いが、まあ若いってのもあるんだろうけどその「衝動8割」姿勢が、いや待て、コレがグルーヴか。これこそ、この姿勢がグルーヴか。今ごろ気付いてるのか、俺。いや、でも。