テレビではライヴの全曲を放送したわけではなく、カットがある。退屈なベース・ソロがカットされているのは気が利いているが、Finish What Ya Started、Runnin' With The DevilやAin't Talkin' Bout Love等のカットは残念。特にAin't~は本編エンディング曲なんだから。
DVDは勿論テレビ放送での全曲しか収録されていないが、代わりにボーナストラックとして、当時テレビで見ることが出来たLive Without A Netのアウトテイク映像が収録されている。Why Can't This Be Loveの別ヴァージョンは当時散々見たが、ビデオでは編集されていたと言うBest of Both Worldのロングヴァージョンは初見。中盤でロバート・パーマーのAddicted To Loveの一節が飛び出すのが楽しい。 で、実はこれは当時よく見た映像だけど、Why Can't~の前に楽屋の映像が入っていて、有名な(?)アルがビール瓶をスティックで叩き切る(!)シーンなどが見れるのだが、何故か終始そのAddicted To Loveが流れていて、それに合わせてサミーが歌ったり、マイク、サミー、エディの3人でステップを決めたり、と言う馬鹿馬鹿しい映像が見れるのね。でもって、コレが本編でのAddicted~挿入への伏線なのか~、と。なかなか面白かったです。ええ、本編以上に。