音だけはやたらに派手になったが、何だかものすごく物足りない曲で、Shout To The Topのライヴヴァージョンを発展させたようにも解釈出来るリズムパターンもあまり躍動感を感じない。個人的にだが、TSCの全シングルでも最も楽しめない曲だ。 (Um & Argh Mix) いかにも1988年という時代を感じるリミックス。そう言えばドラムのサウンドも(オリジナルヴァージョンとの変化はないが)「アーサー・ベイカーを狙って失敗してみました」と言う感じにも聞こえる。あまり面白くないリミックスヴァージョンである。 日本盤3インチシングルに入っているExtended Remixはこれと同じものか?違いが解らなかった。 (Spank![Live at the Top Peoples Health Farm]) 少し違うタイトルが関されたこのヴァージョンは、12インチのリードトラックにもなっているが、勿論この曲のリミックスの一つであり、また、ライヴヴァージョンなどでは全く無い。 インストパートにタイトル通りの「Spank!」というサンプリングヴォイスが繰り返され、またしても80年代にしかあり得ない、強引なミックスが施されている。懐かしい音だが、懐かしければいいと言うものではない。