マハビシュヌオーケストラは要するにクリムゾンだから解るんだけど、やっぱりいくらジョーダンだろうと24丁目バンドはあまり得意な部類の音ではなかった。色々聴いていくと、ジャズ/フュージョン系の音楽をやっても、ロック/ポップをやってもキースのTalk is Cheap以前と以降では全然深みの様なものが違う。そこでジョーダンに何があったのかはよく解らないけど。とにかく俺は、1988年以降のジョーダンが好きな様だ。
まあ、得意じゃないとは言ってもコレは基本歌ものだし、聴き辛いと言う感じはない。でもやっぱり明らかにロックじゃないのは勿論仕方が無いコトだ。ロックを求めて聴いてはいけない。名曲と名高いQuack!は楽しいケドね。インストだけど。でもねえ、皆が神業と言うあのゴーストノートも、今のジョーダンと聴き比べるとどうにもせわしなく聴こえちゃうんだよね。Groove is Hereでも再現してた(少し違うみたい)ケド、今はもっと余裕がある表現しているように感じる。