当時もよく聴きはしたものの、自らも聴き過ぎたし、世間的にも消費され尽くした感があって、いつしか避ける様になっていた曲、と言うのがいくつかある。例えば2 UnlimitedのGet Ready for ThisやNo Limit(世間的には後者かなぁ)、シェイメンのL.S.I.、Boss Drum、Ebeneezer Goode、SL2のOn a Ragga TipとかプロディジーのEverybody In The Placeあたりもそうかなぁ。プロディジーは好きだったから俺は別格扱いだったけどね。 そんな曲のひとつとして、T99(ティーナイン・ティーナインと発音する)のAnasthaciaも挙げられる。「街の姉ちゃん、学校の前!」で有名なこの曲、代表格と言ってもいいだろう(2 Unlimitedホドじゃないケドさぁ)。
XL Recordingsのコンピ、Second Chapterの冒頭を飾ったこの曲、同アルバムの他の曲共々、やっぱりトップバッターとして俺に「ハードコア・テクノとは!?」というのを実感として刷り込んでくれた、やっぱり名曲って言っていいんだろうなぁ。うん、刷り込まれたからには、それはやっぱり凄く解りやすかった、と言う意味で、それだけに消費されるのも速かったんだろうね。要するに、Smoke on the Waterですよ。