【Fu-10】Fuuten 楓天 の 写心 に生れ!!
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TAMRON 176D 28-105mm F2.8 Canon 5D 世界で初めてズームレンズを世に送り出したタムロン。 この写真はAFレンズでだか、兄弟レンズで176AというMFレンズが好きで、OMマウントとして使っている。 OMマウントが使えるのでEFマウントとし、中途な広角レンズより5Dが良いとCanonを選んだ。 Canonのそれように、あえてMF重視でEFマウントのAF176Dを選んでみたのである。 同じレンズでもフォーサーズに比べ、フルサイズではコサイン誤差が盛大にでるので、MFの場面は思った以上にありそう・・。 狙いは正しいように思うのだが、、ピピっも止めれない物か、、。 このレンズの素性はMF時代の末裔で、当然MFでの操作はダイレクト。 ヘリコイドのトルク感が優れていて、素早くもシャープに、微妙にも繊細に、真に自在である。 タムロンのこの時代のMFに共通する、ピントヘリコイドのストロークが丁度良く、スッと思うように収まるのが気持ち良い。 スッとピントが納まれば、自然とコトリとレリーズできるから、MF撮影の一連の操作で、完結までの何より大事なことなのである。 ズームは、チョいといっぱい回すので、これより直進式が最高だが、口径82mm、豪勢にLレンズ3枚と、重い前玉だから仕方がないのでこれも良しである。 名ばかりの電子化MFなどに比べると、指先にレンズの動きをダイレクトに感じながら、、音も無く、素早く、何より思うところにピントが置ける事。 ファインダーで、一生懸命に集中撮影する向きには、納得して撮り押さえることの出来る、最高の絶品レンズの一つである。 あと、電子化されたマウントなので、半押しではフォーカスエイドとなり、絞りは本体側操作の自動で、絞りプレビューも使用できる。 人がする大切な部分は人に使いやすく、機械任せにしても問題の無いところは機械にさせるのだから、ハイブリットな最高に使いやすいデジタル一眼システムである。 実は、これの兄弟レンズであるMFの176Aは、絞りを開放で合焦出来るようにと、アダプトールOMマウントのピン抜き改造をして使っていた。 MFメインで、エマージェンシー的にAFでも拾っておく人には、176D&デジタル一眼は理想の通りでとなる。 私ですが、フォーカスエイドのおかげで、自分の癖というか好みが解ったような気がする。 写したい対象の、シャープ感を維持する、ぎりぎりのところで前ピンにしていると解った。 シャープ感を残しつつ、背景をなるたけぼかしているのである、、要するに前ピンヤローという事か、、。 しかし、比べるとAF任せで撮った物は、絞りの設定通りに全体にシャープか全体に甘いかと、どちらも平均に平たい絵に感じるが、、。 写りですが、これは手持ちだったのであまり絞ってないですが、、フルサイズで確認しましたがボケボケレンズでは決してありません。 但し、レンズは商品ですから、売れる理由は色々あって、作る理由も色々あって、どのメーカーでも全てのレンズが良いとは限らない物です。 OMレンズのように、最初からシステムとして、平均的に粒をそろえた物は珍しくて、、。 大抵は、色々な消費者の都合や事情に合わせて、色んなバリエーションがあるものです。 その中で、技術者がプライドをかけて作られるコスト無視の様な物があります、、大歓迎ですが、、。 OMですと100mmF2のようなレンズもそうですが、、微妙な光彩の再現にはゾクッとすることがあります、寄れる90mmF2の方が有名ですが、、使命の目的と根本が違う。 ズームは新しいものが写りは絶対に良いのですが、解像度はデジタルズイコーの標準にも負けるとは解っていますが、、。 でも、解像度を言うなら、シノゴや引き延ばしの方が良いですし、、。 何より、その手の話は、整備した上でやって貰いたい、タムロンは限定整備くらい相談に乗ってくれます。 話戻りますが、、、。 最新のは良いレンズだねとは思うのですがね、、ただ、機械が使うのにはと思うのですよ、、。 タムロンですが、180mmF2.5の63Bというのがあります。 スペックでは同じかそれ以上のものが他のメーカーでもごろごろしています。 ですが、あのヘリコイドは、最高の傑作。 同じような、、もしくはそれ以上のスペックのレンズを見ても、63Bに比べたらカッタルイだろうなと見れば解ります。 他のレンズが悪いわけではありません、、ただ、63Bと比べたら、ただ明るい普通なんです、高スペックの普通のレンズ、、。 63Bが飛びぬけに別格なのですよね、バランス、操作性、テイスト、、。 もう、あれに敵う優れたMFは出現しないのでしょうか、、残念ですねぇ、、。 まあ、思い込みがきついですから、、うちは参考サイトではありませんしブログでの話ですから、、どれも話半分にのことですがね、、。 MF時代のヘリコイドですが、、TAMRONは完成されていました。 思うところにピンが置ける、、フォーカシングは人が決める大切な事。 MFレンズは、写真のお話や相談やらもしてくれます。 気に入った良いのを必ず撮らせてくれますね、、^^;。 写真は、E-1&176A、5D&176D、同じレンズだが焦点距離も性格も変わる。 レンズを基準とした考えでは常識は変わり、明るさ同じで、E-1では5Dに比べ深く望遠、5DはE-1に比べ浅く広角の性格、操作感覚は勿論同じだが、、。 私的に両者の共通はOMレンズが使える事とクリアーな写り、、メタルな蒼と明るい緑でクリアーでも性格は違うが、、。 ここまでやって、ファインダーの切り替えが出来たら、ニコンは凄いかもと、、ふと思われるが・・・。
2009.02.23
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