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2008.05.31
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カテゴリ: カトリック
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わたしの言葉を聞いて行う者は、……(マタイ7・24より)

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岩の上の家と砂の上の家 手彩色紙版画 アルベルト・カルペンティール(ドミニコ会 日本

「岩の上の家」と「砂の上の家」のたとえを絵画化した例は初めて見る。たとえとの対応関係は明らかだろう。鑑賞しながら、たとえそのものの味わいも深めたい。一つのポイントは「岩」と「砂」との対比にある。岩は神、キリストあるいは神の言葉のたとえである。「どこまでも主に信頼せよ、主こそはとこしえの岩」(イザヤ26・4)、「この岩こそキリストだった」(1コリント10・4、出エジプト記17・6も参照)などの箇所があげられる。また、キリストの復活に関連づけられる「家を建てる者の退けた石が 隅の親石となった」(詩編118・22、使徒言行録4・11も参照)も思い起こされる。家々を襲った嵐の描写に関してはノアの洪水の記憶が根底に働いているといわれる。最後の裁きの暗示である。砂の上に建てられた家の倒れ方が「ひどかった」という表現には、救われなかったという最終決定の意味合いが響く。
 ところで、「砂」は、ここではもろいことのたとえのように思われるが、聖書中の「砂」の用例をみると「海辺の砂」という語句が非常に多い。数が多いことのたとえである。そのうちアブラハムへの子孫の増加の約束(創世記22・17参照)、イスラエルの民は海の砂のごとく多いが救われるのは残りの者だという預言(イザヤ10・22参照)やその引用(ローマ9・27)などを併せて考えていくと、このたとえの含蓄はさらに広がっていきそうである。
(『聖書と典礼』編集長 石井祥裕)


マザー・テレサ愛と祈りのことば





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Last updated  2008.05.31 11:41:33
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