ステップ塾長の徒然日記

ステップ塾長の徒然日記

PR

Profile

ステップ289

ステップ289

Freepage List

2009/07/14
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類



私のやり方は・・・・
英語50分→数学50分→国語50分・・・・のような細切れな時間割は性分に合わない。
例えば、今日は「数学の日」と決めたら、2~3時間の授業は数学のみで進める。
さすがに4時間授業になると「飽き」がくるのでもう1教科をを絡めたりするので、1日の講習ではせいぜい2教科止まりだ。

他塾に通うある生徒の話を聞いてみると、
毎日5教科進めるらしい。
45分テスト→5分で答え合わせ→休憩→次の教科。
この繰り返しだという。
なんじゃいそれ!
子供の言い分なのですべては信じがたいが、まぁ、あながちウソだとは言い切れまい。
同業者として・・・そんな「手抜き授業」はやめてくれ!

さて、我が塾では、例えば、英語や数学の解説をしていると90分なんかあっという間に過ぎてしまう。
もっと深く、「なぜ?」を追求させたい。
たまたま記号問題が合って喜んでいる塾生には「喝」を入れる。

中3生に対して英語の「be動詞」を解説すると確実に1時間はかかる。
「be動詞」の本質を説明しておけば、今後の勉強に大いに役立つはずだ。
解説の後、だから、ほら!「受動態」「進行形」では「be動詞と一般動詞が同時に使われているんだよ!」
中3レベルになると「へぇー、なるほどね・・・」と理解できるようになる。
もちろん、中1レベルには「be動詞」の本質の入り口程度で留めておくが・・・。

数学では、夏期講習の最初に計算問題の取り組み方に「最重点」をおいた解説になる。
『6÷2=???』、塾生は「バカにするなよ!」という顔つきで向かってくる。
答えは?『せーの・・・』「さん(3)」と威勢のいい返事が返ってくる。
『よーし!はい、よくできましたー!〔笑〕』

『じゃ、もうみんな割り算はOKだよね・・・はいっ、じゃ、次行くよ!』
小数点を入れる。分数に変える。文字式に変える。どんどん6÷2=3の形を進めていき・・・・・・やがて「方程式や比の分野」に食い込む。
『あれっ?どうしたの?みんな出来るって顔してたのに・・・・・だ・か・ら、しっかり聞いとけって言ったろー!』

複雑な計算問題を例題に出す!
「えーっ、こんな計算できん・・・・・!」
『6÷2=3だったろー・・・・同じだよ!同じ形になるじゃないか・・・』
「あっ、そうかー・・・・・・」

さすがに夏期講習中盤になるとこんなことをやっている暇はない。
前半部分で「なーんだばからしい・・・」という問題から聞き逃さずついてくること!
「誰でも分かる授業」から始める。
「知識の点を線で結ぶ!」
それが、ステップの授業だ!と自負している。

まぁ、その前に、知識の「点」くらいは打っておこうね。
「点」を打っていないと「線」は引けませんから!〔笑〕





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009/07/14 01:29:16 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: