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カテゴリ: 成幸生活
この日記をお読みに会社員の皆さんは企業研修に何を求めていらっしゃいますか?

研修はいわば学校みたいなもの。授業に出て先生の話を聞いていれば少しずつ知識が身について、ちょっと宿題/演習なんかも出たりなんかして、コースが終了するころにはそこそこの知識とスキルが習得できている。
そんなものを描いているでしょうか。

提供する会社側は参加する社員に何を求めているとお思いですか?

社員は人材です。必要なスキルを持った人材を養成するために研修を開催します。参加するからにはスキルアップして現場に戻っていただかなくてはいけません。
工場などでの作業の仕方などすぐに使えるHow-toを教えるのならそれでもいいでしょう。しかし現代は社員の多くがホワイトカラーであり、とくにIT産業などは知的労働者によって企業活動が支えられています。たとえばプログラミング言語の研修をしたとしても、そこで参加社員が得られるのはプログラミング言語の文法であり現場で使えるプログラムではありません。

現代のビジネスピープルに必要なのは、想像力や発想力、思考力や構築力であり、How-toはそれら知的生産活動におけるツールの使い方でしかありません。
このような時代においては、研修に参加したから何かができるようになる、ということは難しいと私は思います。

社員自らがモチベーションを発揮し、与えられたツールを使って「考える」「よりよく考える」ようになることが必要です。研修はそういったやる気や気づきを与えるきっかけでしかなく、研修参加を踏まえて本人の行動や考え方をいい方向にドライブすることが必要に感じます。



最終的に知的生産活動におけるスキルは人に残ります。企業には残りません。加えて、実績主義が唱えられている企業においては、必要な本人が必要な勉強をするべきではないでしょうか。

会社に何かを求めるのではなく、自分のスキルで会社にどんな貢献ができるのか。去年よりどれだけ多くの貢献ができるのか。そういうことが求められる実績評価の企業が増えてきているならば、個人個人が必要な自分だけの研修プログラムを自ら作って実践していくべきではないかと思います。

企業は研修準備金を給与の一部として支給し、社員は必要な研修を外部で受けてスキルアップする。企業は研修部門を持つ必要がなくなり管理部門の人件費を削減することもできます。

きれいに整備されたキャリアパスとそれに連動した教育研修制度は、時代に合わなくなってきているのかもしれません。

あなたはいつまで自分のスキルアップを会社に期待しますか?





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最終更新日  2003.10.07 01:26:16
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