友子さん

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(2008.04.14 23:09:49)

マクロビ・ヒーリング・サロン【さろん楓・ふぅ】@白金台

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zzzebra

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2008.03.20
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昨夜『 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ 』という映画のDVDを見ました。
今年、永作博美さんがブルーリボン賞の助演女優賞をとった作品です。

私、ここ数年で、永作博美という女優さんをすごく好きになったんです。
舞台で生の演技を見るようになってからです。

実に、いろいろなタイプの女性を演じられる。
厳密に言うと、逆かな。
女性の持っているありとあらゆる側面を演じ分けられる。
そこに今ものすごい魅力を感じています。


彼女、元ribbonですよね。
今、37歳だそうですが、
童顔でいて、抜群にスタイルよし。
ribbon時代には、2つ上かぁ。男好きのするタイプよね…などと
シニカルに眺めていたことがありました^^

(それなのに、ある時、ものの見方がスコンと変わって、
すごく好きになったことが、自分の中ではすごくエポックメイキングなのです。
こういう小さな奇跡の連続が人を癒していく、と私は思っています)

これは余談でして(笑)、本題に。

ストーリーの中で、永作博美さん演じるM子は、
田舎の農家に嫁いできて、お嫁さんとして日々せっせと働いています。

「男は黙って…」というような典型的なニッポン男児。

寡黙で、自分の感情を語ることもなく、
周囲や目上の人にはいい顔をするけれど、
下とみた人間には平気で暴言を吐き、暴力を振るう。

たとえば、こんな具合です。

「ねぎやゴマの薬味を入れたほうがビタミンも摂れていいですよ」と
夫のつゆの器に薬味を入れた妻に対し、
「俺はつゆだけがいいんだ!」とそばつゆの入った器を顔になげつける。
それに対して何か言おうものなら、
さらに逆上して、ざるそばの乗ったテーブルをひっくり返す、という有様。

私は、やはりこうした暴力、暴言男は根源的に怖いんですね。
何度も、見ながら固まっていたほど、です。

その後、この夫は、性にまつわるある事柄が妹にばれたことを知って自殺を選びます。
それに対して何も語ることなく。
恥は死に値する。まぁ、武士の生き方といえるのかもしれませんが。

この2時間の映画の中で、永瀬正敏さんは
何も自分の本当の感情を語らず、何のカタルシス(浄化)もない人物として
描かれていたのです。
それができないならば、確かに一人で死を選ぶしかない。

1日経ってみて、この人の苦しさがなんだか私の中に重く残っていました。
こういう人がいると、見ている人も苦しくなるのですよね。

こういう「自分を生きていない人」は、物語の中だけでなく、
身の周りにもたくさんいます。
昨年は政治の世界でもそんなことがありましたね。

もちろん、「自分を生きる」ということはそうそう容易いことではなくて、
偉そうにこんなことを書いている私とて、今もその道の途上なのですが、
たまねぎの薄い皮を一枚一枚剥いていったところに自分があると信じて、
勇気を出してそれを剥く作業をしている人と、
そうでない人とはやはり違う。

たまねぎの、一番外側の、ぱりぱりと照り輝いている薄皮だけに
頼ろうとすると、やはり無理が出る。
その無理は、決して周囲を幸せにはしないのです。
むしろ重苦しくさせる。

そんな永瀬正敏さん(ご本人ではないですが^^)の重苦しさの残像を脳内に残しながら
今日は、私の敬愛する清水眞砂子さんのエッセイ
そして、ねずみ女房は星を見た 』を読んでいました。

この方は、青山女子短期大学の先生でもあり、
ゲド戦記の翻訳でも知られる児童文学翻訳家・評論家です。

この本は、大人が読みたい子どもの本というテーマで
13冊の児童書を紹介しています。
ストーリーの内容も、それが生まれた国の文化もそれぞれ違いますが、
メッセージは一貫して「人生は生きるに値する」ということ。

セバスチアンからの電話 』など、
清水さんの紹介文を読んでいるだけで、
涙がはらはらと溢れてきてしまいました。

その登場人物たちの「自分」を生きようとする力、
そのために勇気を出して「自分」を語ろうとする力に、です。
そして、それらは必ず家族に、周囲の人に浄化(カタルシス)をもたらしてくれる。
それはやっぱりとっても美しくて、心が震えます。

『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』では、
女性陣にそうしたカタルシスはあったのですが、男性になかった。
今の時代、男性にこそ、そういうカタルシスが必要なのではないかしら。

カタルシスって、情けない自分を曝け出すということなので
要はかっこ悪いんですよね。
でも、映画やドラマ、小説で、
そういう男性の生き方ももっともっと見せて欲しいなと思います。

その意味で、V6の岡田君が泣く『 陰日向に咲く 』はオススメです。
『フライ、ダディ、フライ』の堤真一さんもすごくいいです。

雨の春分の日。
料理と読書の1日でした。







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Last updated  2008.03.24 01:02:30
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Re:☆「男は黙って・・・」VS「泣く男」  
友子 さん
勉強になります
ゲド戦記とエッセイと陰日向に咲く
私も少しずつ見てみようと思います (2008.04.14 13:07:42)

Re[1]:☆「男は黙って・・・」VS「泣く男」(03/20)  

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