かけだし部長の奮闘勉強記

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ゲーム理論・基礎情報



■ゲーム理論とは
当事者が互いに相手に影響を及ぼしあう状況で自分の利益を追求する行動(戦略)は
本質的に室内で行うゲームと同じだという認識から
「ゲーム理論」呼ばれるようになった理論で
意思決定や様々な交渉のメカニズムを理解するうえで有効とされ
社会科学の多くの分野に多大な影響を与えています。

どれくらい信用に耐えうるものかという証明のため
主に使用されているところをご紹介すると
軍事戦略策定の中枢部門や外交政策の立案部門、
大企業のマーケティング部門や企業戦略の策定部門などです。


■ゲーム理論の基本コンセプト
・ゲームの参加者は「プレイヤー」と呼ばれプレイヤーは個人とは限らず
 1チームや企業、企業グループがプレイヤーになることもあります。
・ゲーム終了時に各プレイヤーが手に入れるものを「利得(Payoff)」といいます。
・プレイヤーは自分の利得を最大化するためにだけ行動すると考え
 周囲への義理や遠慮は捨象します。
・ゲームは各段階においてプレイヤーは選択を迫られるが
 その選択決定するのが「戦略」で戦略はゲームの途中で決めるのではなく
 ゲームが始まる前に全体を通して策定されるべきものとします。
・ゲームの結果を見つけ出すことを「ゲームを解く」といい
 ゲームを解くに当たって各プレイヤーがゲーム理論を熟知しており
 ゲーム理論に基いた合理的な戦略を立て、
 理に叶わない無茶な戦略を取るプレイヤーは居ないとします。

これらの前提を否定する理論家もいますが
この様な前提を置いても必ずしも現実とかけ離れた結論が導かれるものでもないですし
複雑な人間の行動のある一面を単純化して分析できるという捨てがたいメリットもあります。

ま、普通に考えて自分に損するような戦略を立てる人はいないという前提ですね。


■ゲームの類型
・意思決定のタイミングによる分類
 →交互進行ゲーム
   各プレイヤーは自分の行動に対して相手がどう反応するか
   さらにその行動に対して自分はどうするかと、交互に行動するゲームで
   代表的には将棋やチェス、イングリッシュオークション等も交互進行ゲームですね。
 →同時進行ゲーム
   プレイヤーは相手の行動をおたがいに知らない状態で意思決定を行い
   自分以外のプレイヤーの行動を予測しながら戦略を決定するゲームで
   例えば、企業入札や野球のピッチャーとバッターは
   同時進行ゲームをしてるといえる。
・利害衝突度合いによる分類
 →ゼロサム・ゲーム
   あるプレイヤーの利益が増えると、
   その分だけ他のプレイヤーの損失が増えるゲーム。
 →プラスサム・ゲーム
   あるプレイヤーの利益が必ずしも他のプレイヤーの損失につながらないゲームで
   相手と強調することでお互いの利益が増す可能性があるので
   競い合いながらも協調を図ることが重要となります。
 →マイナスサム・ゲーム
   両プレイヤーの利得合計がマイナスになるゲームで
   ビジネスにおいては限りなく回避が必要となる。
・プレイヤーの人数による分類
 →2人ゲーム
 →3人ゲーム
 →多人数ゲーム
・情報量による分類
 →情報対象ゲーム
   ゲームのルールや自分の置かれている情報などを
   各プレイヤーが完全に把握しているゲームです。
 →情報非対称ゲーム
   ゲームのルールや自分の置かれている情報などを
   各プレイヤーが完全に把握していないゲームです。



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