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2006年05月10日
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はじめに


アクアリウムとの出会い
 1993年夏のある日、友人宅へ遊びに行ったときだった。部屋には小型の水槽があり、見たことのない綺麗な魚が数匹およいでいた。どこで捕まえてきたのかなぁと思いつつ、物珍しそうに水槽に顔を近づけて眺めていると、「それ熱帯魚のグラーミィだよ。1匹持っていっていいよ」といきなりいわれた。熱帯魚?それ何・・・危うく尋ねて大恥をかくところだった。グラーミィをあげるといわれても幼少の頃メダカと金魚をなんとなく飼っていたぐらいで、熱帯魚飼育なんて経験がない。俺なんかに出来っこない。難しそう・・・水槽もないし・・・と持ち帰るのを躊躇したが、すでにその魚の魅力にとりつかれてしまった自分はコップで飼育してみることにし、水換えの方法のみを教えてもらい譲ってもらうことにした。コップで飼育?今思えば笑ってしまうが、それが自分のアクアリウムとの出会いであり始まりでもあった。
 それから1年後の1994年秋。もらったグラーミィもコップでなく水槽で泳いでいる。この頃になると飼育も上手く出来るようになったと妙な自信を持つようになっていた。その後不思議なもので次々に水槽の数が増え、新しいことへも挑戦したくなった。この挑戦こそがネイチャーアクアリウムの世界だったわけである。
 同年冬、初のネイチャーアクアリウムを一般的な60cm水槽でチャレンジした。もちろん水草のことは何もわからないためADA雑誌を参考にしながら日々の管理を行っていった。しかし実際と理論の違いに悪戦苦闘することとなり、結果失敗してしまう。その後2001年春まで、幾度となく失敗と成功をくり返してきたが、それが自分なりの理論を作りあげていくための貴重な経験となったと思える。
 時は流れ2004年夏、約3年のブランクを経て再びネイチャーアクアリウムの立ち上げを決意した。その瞬間、今回はなにもかも新しいことをとり入れてみたいという衝動にかられた。どうせやるなら今までとは違うものにしたい。ということで、今回のこの計画には約半年という時間をかけた。
こうしてまた新たなる冒険と挑戦の幕は開いた。

水槽設置場所の検討
 当初水槽の設置場所はコンセントが豊富で、しかも換水など日常管理のしやすい自室東側を予定していた。しかし直射日光が当たりやすいことと水槽完成後の重さに床が充分耐えうるか・・・と心配もあった。なんせ今回は120cmのガラス水槽であるため、水量のみならずスタンドや照明装置なども考慮すると総重量は300kg以上にもなる。さらに以前90cmのガラス水槽を2本長期間設置していたことにより、床が若干傾いている。管理面では好都合であるが安全面を考えると避けたほうがよさそうだ。そこで友人(藤井ちゃん)の協力によりベッドの改造や部屋の模様替えを行い、床の安定感のある西側へ変更することにした。結果、直射日光も当たらずエアコンからの冷風が直接当たる場所であるため、夏場の室温上昇を考慮した位置となった。

レイアウトの構想
2005年1月14日(金)
 昨年夏から計画していた本格的な水草水槽の立ち上げをいよいよ開始する。

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 今回は過去に自分が経験してきたような有茎草や流木を多種使用したヨーロピアン風なものではなく、単一水草で和を意識した石組みでのレイアウトである。シンプルな水草と石のみで造り出す、いわゆるごまかしのきかないものとなる。もちろん初めて挑戦するものであるため、必然的に期待と不安が両方ともに大きい。しかも計画しているのは誰もが共感できる典型的な三尊石組ではなく、石組では最も難易度の高い自由配石とよばれるものである。この手法は熟練したアクアリストでも至難の技を要すると聞くが・・・ではなぜ自由配石に挑戦するのかというと、水槽の設置場所が観賞位置から左側にあるため水景を二方向(正面と右横)からみるレイアウトにする必要性があった(画像は左横から見たものであるが)。また、パノラマ水景のためにと苦労して拾ってきた大きな親石に対し、その存在感を引き立てるべき副石と添石があまりにも貧弱だった・・・など所有アイテムが限定されるといった理由もあげられる。これらの問題点を解決するために幾度となくレイアウトの構想を練ったが、結局この『自由配石』以外考えつかなかったわけである。

底床の検討
 これまで底砂といえば水草水槽はもちろん、一時期やっていた大型魚飼育においてもずっとフィリピン産の大磯砂を愛用してきた。その理由をいくつかあげると、普通の大磯砂には必ずといってよいほど貝殻が混入しているのだが、フィリピン産に限っては全く含まれていないため水草水槽におけるCo2の添加に支障がない。粒が小さいことにより水草が根付きやすく育成しやすい。底床の掃除もでき、繰り返し使用可能なためコスト面においても魅力的・・・などがあげられる。このように自分のアクアライフ歴のほとんどはフィリピン産大磯砂と共に歩んできたといっても過言ではない。
しかし今回、底床には全てソイルを用いることにした。その理由は水槽の立ち上げを早めるのに適していること。使用する水草のヘアーグラスとエレオカリス・ビビパラの育成に最適であること。更には後々クリスタル・レッドビーシュリンプ(CRS)を多数投入したいがため、長期にわたる水質の安定をもとめたことからである。さらにソイルは稚エビの餌にもなるといわれているが、まぁ混泳水槽での繁殖は捕食されるため難しいだろう。
ただ、本格的な水草水槽を維持しつつCRSを飼育するにはそれなりの覚悟も必要である。なぜなら水草水槽である以上定期的な換水はもちろんのこと、光合成に必要なCo2の添加、夜間のエアレーションなども当然行うことになる。ところがこれら全てにおいてCRSは嫌うのである。専門誌ではCRSはBEE同様に丈夫で飼育しやすいシュリンプであると紹介されているのをよく見かけるが、実は水質にはかなり敏感である。死んでしまったからといって水質をチェックしても異常は出ないことも多いと聞く。水草をとるかCRSをとるか・・・今はそんなこと考えたくないが、厄介なことをしようとしているのは事実かもしれない。

濾過システムの検討
 さて、水槽立ち上げに最も重要なのが濾過システムの強化。今回は120cm水槽ということもあって妥協を許せないところであるが、予算的にエーハイム2217を1基しか準備出来ない。もちろんこれは充分な濾過システムであるとはいえない。水草とCRSの共存(水質の安定)を考えると2217を2基欲しいところだが・・・とにかく予算がないのであればこの1基でやってみるしかない。ということで、水槽内の水の量を少しでも減らす作戦にでることにする。つまり、ソイルを多量に使用することでこの問題に対処しようと考えた。
 レイアウトの構成からみれば、必然的に左後方に盛土を施すことになる。ということはここが唯一イジレル場であると考えられるため、この場所に最大22cmもの盛土を施し、水量の大幅な減量を試みる。

水槽立ち上げ
1月21日(金)
 配石が決まり水草も準備OK!各種器具の取り付けも出来たため、いよいよ植え込み作業に突入!!
 ソイルを巻上げないように皿を使い、その上にゆっくり水を注ぎながら低い位置から植え込みしていく。ただし使用する水草はヘアーグラスとエレオカリス・ビビパラ。一旦細かくバラして根気よく植えなければならなかった。
 水を足しては植えて・・・この一連の単純動作を8時間ほど続けただろうか、なんせ大型水槽なのでなかなか終わらない。もういいかげん腕と腰が痛い・・・そう思いながらもなんとか植え込みが無事終了。休む間もなく水を水槽いっぱいに注ぎ、中和剤(テトラ コントラコロライン)を添加した後やっとエーハイムスタート。シュワシュワ~っと空気混じりの水流が水槽内をかけめぐり、やっと一段落したな~と不透明な水景を眺めながら缶ビールでしばし達成感に浸った。時刻は深夜1時30分。作業開始から約10時間経過していた。あ~疲れた・・・その後数時間で水は透明度を増していった。
 結局レイアウトは右側に広い空間をとり、左側にメインの石を配石し盛土することで緩やかな丘をイメージできた。また水草は水槽全体にヘアーグラス、後景にビビパラを植え、涼しいイメージになったように思う。この水景のタイトルを『初夏の草原』と名づけた。
suikei 9suikei 10suikei 11

水槽データ(2005年1月21日現在)


照明: KSシステム 12000ケルビン  20w×2灯・30w×1灯
KOTOBUKI サンルック 20w×2灯
ADA    NAランプ  30w×1灯
NEC    BIOLUX   30w×1灯
照明

濾過: 外部式パワーフィルター EHEIM 2217×1基(給水口にスポンジフィルタ使用)

粗目フィルターパッド   1枚
エーハイサブストラット  1.4リットル
活性炭          100g×5個
細目フィルターパッド   1枚
    活性炭フィルターパッド  1枚
エーハイム2217

底床: マスターソイルHG 38リットル

水温: 23℃

Co2 : マーフィード Co2フルセット(拡散筒式) 添加未
Co2

AIR : NISSO シーパレスα6000  消灯時適宜
air

さっそくトラブル発生?!
1月23日(日)
 Co2添加を開始しようとすると・・・気泡出ない!レギュレータ異常か?販売店にて調整してもらう。
耐圧チューブが詰まっていたとのこと。
その後トラブルなく添加できた。
Co2 2


照明 
   NEC BIOLUX 30w 抜管 → 12000ケルビン 30W へ交換



初夏の草原立上げ記録 Part2へつづく・・・





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最終更新日  2006年05月10日 19時20分26秒
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