御三家中学受験・桜蔭・開成・東大サピックス家庭教師

御三家中学受験・桜蔭・開成・東大サピックス家庭教師

2017/07/11
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
単純化


こどもたちに理解してもらうためには、なるべく単純化して教えるのが

良いと考えています。

国語でも、対比、対照、対立など、2つのものを比較することが多くあり

ますが、それらはみな「二方向」という一言で単純化できます。

特に、記述では、「二方向」で書くことを意識してもらっています。

これは、ただ対立などの上記の例だけでなく、内外、前後といった、

ふたつの方向を持ったほとんどのものに使えます。

開成中では記述量が少ないので、正確に本文と問いを読み、「これ!」という



多い。

その中で上位に上がるためには、まず問いに正確に答える必要がありますが、

長い記述の場合は、もっと多くの要素を入れることができます。

そのとき、「二方向」という視点は、とても大事になります。

もちろん、余計なことを入れるのではありません。

たとえば、同校のH22年[一]問一では、「交信」の意味が問われています。

このとき、「交信」している外形的な姿だけに注目すると、薄い答案になって

しまいます。

このとき、「二方向」ということが意識できていると、外形的な姿の反対、

つまり、内側の部分に目を向けることができます。

学校解答例(たとえば声の教育社)でも、「交信」の外形的な様子と、内側の



同校の解答例を見れば、随所に「二方向」が意識されていることがわかると

思います。

ですので、生徒たちには、単純に、「二方向考えた?」と聞いています。


何かのご参考になりましたら、以下をクリック頂ければ幸いです。


中学校受験 ブログランキングへ


にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2017/07/11 02:36:33 AM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: