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■産地 :西インド(インド)■水色 : ファーストフラッシュ 淡い黄緑がかったオレンジ色 セカンドフラッシュ 赤みがかったオレンジ色 オータムナル 赤色がかった深い赤色 ■淹れ方 :ストレートで飲むのが最適世界三大銘茶のひとつであるダージリンは、紅茶の最高級品として有名です。味や香りがほかの茶葉に比べて群を抜いて優れており、質の良いものになると、まるで上等のお酒をいただいたときのように、思わずうっとりしてしまう余韻があるからです。ダージリンのふるさとは、インド西ベンガル州の最北端、ヒマラヤ山脈を背にする山岳地帯で、標高500mから2000mの高地で作られています。この地方には約80の農園があり、昔ながらのオーソドックスな製法により、丁寧に仕上げられるダージリンは、「紅茶のシャンパン」と呼ばれ、薄いオレンジ色の水色と高貴な香り、特有の渋みが特徴です。ダージリンは春、夏、秋と年3回のクオリティシーズンがあり、季節によって味も香りも大きな違いがあります。3月から4月にかけて摘まれるファーストフラッシュ(春摘みの新茶)と呼ばれるものは、その年最初に採れた紅茶。若々しい緑葉の多いお茶で、繊細で清らかな香気ときれいな黄金色の水色を持ちます。5月から6月に収穫されるのがセカンドフラッシュ。いわゆる二番摘みで、葉がしっかりしてきた分、味、香りともに円熟味を増し、しっかりした味わいが楽しめます。この時期に摘みとられるダージリンのなかで上質のものには、マスカテルフレーバーと呼ばれる芳醇で豊かな芳香と、果物の熟したような甘みとボディのあるおいしさがあります。やや渋みがあるのでミルクティに向きます。水色は深いオレンジ色で、美しい輝きを放ちます。7・8月の雨期のあとは、一年で最後の摘みとり時期。オータムナル(秋摘み)といわれる秋茶は、甘味の増した味わいと深いコクが絶妙なバランスをつくり出します。赤色がかった濃い水色も特徴です。香気はやわらかく芳醇です。渋みのある深い味わいなので、ロイヤルミルクティに向いています。旨み甘み渋みをすべて備えたセカンドフラッシュ。 夏の最盛期にとれる2番摘み茶です。5月から6月に摘まれる葉から作られます。 茶葉は濃いブラウンで、こちらはシルバーティップを多く含みます。 ゴールデンティップとの違いは、摘み取る時期によって芽の色が異なるだけで、同じく風味を引き立てる役割を果たします。 茶殻は円熟味を感じさせる美しい銅色で、お茶は濃く美しい金色です。 風味や香りが最も充実し、ダージリンの3回のクオリティシーズンの中でも最上とされています。 若々しく緑茶のようなファーストフラッシュと比べ、ダージリンらしいコクと深みのある味わいとなります。 マスカットフレーバーといわれるダージリンの特徴がもっともよくあらわれていて、文句なく究極の紅茶です。 味・香り・渋みともにしっかりしており、最も充実したダージリンが味わえると多くの人に好まれています。 また、最上級のセカンドは「紅茶のシャンパン」と呼ばれ、世界中で最も人気の高い紅茶となっています。
2009.04.17
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