すこやかな明日ーいのちを謳う

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いのちこそ宝


いのちこそ宝。人がいつでも、一番大切にしたいものはいのちだといいたい。

世の中のさまざまな仕組みや産業や教育の一番根っこのところにいのちこそ宝ということが貫かれていてほしいと思います。

誰も自分の命を作った人はいません。いのちは受胎したお母さんのおなかで育ちます。

お母さんがいのちを作ったのかといえばそうとはいえません。生まれた時すでに幼子の中に次のいのちの卵が宿っています。

ひとときも絶えることなく、連綿と親から子へと受け継がれていのちは授かります。誰が作ったものでもない、地上に小さないのちが誕生した太古の昔から受け継がれたいのちの一つ一つがぼくであり、君でもあります。

なぜ人を殺してはいけないかと問われてある人が「決して再び作ることができないから」と答えていました。

一つ一つのいのちが長い長い歴史を生きて、奇跡のように受け継がれてきたいのちだから。一つ一つのいのちはたった一つしかないかけがえのないいのちだから。自分によっても、他の人によっても、決しておろそかにしてはならないのだとぼくは思います。

どんなに科学が進んでも、どんなに豊かになったとしても、決していのちを作ることはできないのだから、いのちこそ宝です。

毎日、報道されるむごたらしい事件。他国に軍隊を派遣することをあたり前のように進める政府。企業が生き残るためにそこに働く人をいともたやすく解雇する。学校の秩序維持からはみだし、傷つき、絶望のふちに追い込まれる少年少女たち。生きるために身体を酷使して働き、ぼろぼろになるいのち。

いのちこそ宝。こうしたことを目の当たりにするにつけ、ぼくの中でふつふつと沸いてくることばです。

産業が、政治が、教育がいのちこそ宝を土台にして組みなおされるべきだし、ぼくはそうありたいと思います。



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