全168件 (168件中 1-50件目)
3月11日の福島原発事故への対応について語る菅前首相のインタビュ^-が中国新聞により発表された。以下は要旨菅前首相「首都圏3000万人避難も想定した」【インタビュー要旨】 菅直人前首相は18日までに共同通信のインタビューに応じ、3月11日の東京電力福島第1原発事故発生を受け、事故がどう進行するか予測するよう複数の機関に求め、最悪のケースでは東京を含む首都圏の3千万人も避難対象になるとの結果を得ていたことを明らかにした。 発生直後には、現場の第1原発の担当者と意思疎通できないなど対応が困難を極めたことを強調。原因究明を進める第三者機関「事故調査・検証委員会」(畑村洋太郎委員長)は菅氏から事情を聴く方針で、事故対応をめぐる発言は、再発防止の鍵になりそうだ。 菅前首相インタビューの要旨は次の通り。 【発生直後】 3月11日午後2時46分、参院決算委員会に出ていたがすぐ官邸に戻った。地震・津波については、すぐ緊急災害対策本部を設置したが、東京電力福島第1原発については約1時間後に「全電源喪失」と報告を受けた。 全電源が喪失して冷却機能が停止することがどういうことを意味するかについて、私なりに分かっていたので「これは本当に大変なことになった」と思った。冷却しなければメルトダウン(炉心溶融)に陥る。どうにかしなければということで、原子力緊急事態宣言の手続きと同時に、官邸危機管理センターに関係者を集め態勢をつくった。 【電源車】 いろいろなシミュレーションが事前にあったのに、ほとんど機能しなかった。地震と津波と原発事故が同時に起きることを全く想定していなかった。例えば、オフサイトセンターに関係者が集まって対策を進めるということだったが、東京から人が行こうにも、車も電車も走らない。 官邸で掌握できることとして「対策として、まず何があるのか」と聞くと、東電からは「電源車を持っていけば冷却機能が回復し、何とかなる。政府も協力してくれ」との話があった。関係機関を通じていろいろ探して、ヘリコプターでの輸送も調べた。 12日午前0時ごろ、電源車が着いたので「これで大丈夫だな」と思ったが、結局、電源はつながらなかった。「一体、どうなってるんだ」と思った。そういうことが次から次に繰り返された。 【メルトダウン】 当時は、少なくとも経済産業省原子力安全・保安院から、メルトダウンの可能性について体系的な説明はなかった。ただ、私もいろんな専門家にセカンドオピニオンを聞いていた。かなり早い段階から「これはもうメルトダウンしている」と言った人はいた。 【ベントに至る経緯】 官邸にいた東電担当者や保安院、原子力安全委員会も「格納容器の圧力が高くなったからベントすべきだ」という意見で全員一致していた。「じゃあやりましょう」ということで、東電担当者に「やってください」と伝えたら「分かりました」ということだった。 しばらくして「どうなった?」と聞くと「まだやってません」と。「なぜやってないの?」と聞くと返事がない。こういう理由でできませんという返事が東電側からない。それで「もう一回言ってみて」と伝えると「また言いました」。その後「だいぶ進んだ?」「進んでません」「なぜできないのか?」ということが繰り返された。海江田万里経済産業相が午前1時半に指示を出したが、それでもできなかった。 なぜやらないのか、官邸にいた東電関係者も十分な説明ができない。本当に本店から現場に意思が伝わっているのか確信が持てなかった。 結局、いくら官邸に関係者を集めても、現場とコミュニケーションが取れていなかった。やはり、現地の責任ある人間とコミュニケーションが全然取れなかったら、作戦の打ちようがない。それが一番大きかった。 【原発視察】 震災と津波の現状を空から見たいというのもあったが、併せて第1原発に降り立って現場の関係者と話をしようと思った。単にベントができなかったから行ったのではない。「ベントをやります」と言っているのに、できない理由が分からない。コミュニケーションが届いているかどうかさえ分からない。現実に行ってみて、吉田昌郎所長に私が「ベントをやってくれ」と言ったら「はい、分かりました」と動きだした。私が行くまで東電本店から「やれ」という指示が正式に下りていたのかどうか分からない。 【東電撤退】 3月15日午前3時ごろ、海江田氏から「東電が第1原発から撤退したいと言ってる。どうしましょうか」という相談があった。あり得ないことだと思った。「一体どういう事なのか」と尋ねると、社長から話があったと言うので、社長を呼んだ。「どうなんだ」と聞いたら、はっきりしたことを言わない。「撤退したい」とも「するつもりはない」とも言わない。 放置していたらグリップが効かなくなると思ったので、政府と東電の統合連絡本部をつくることを提案し、東電本店に置くことに決めた。午前5時ごろ、東電本店に行き「とにかく撤退なんてあり得ない。大変なのは分かっているが、何としても皆さんで頑張ってもらわないといけない」と強く言った。それから情報が極めてスムーズに流れ始めた。 第1原発だけで六つの原子炉があるのを放置して遠巻きに見ていたら、チェルノブイリどころではなくなる。撤退すれば、事故を起こした原発を放置することになり、あり得なかった。100キロ、200キロ、300キロが全部高濃度の放射能にやられ、住めなくなれば、日本という国が本当に機能するかどうか。本当に瀬戸際だった。 【最悪の想定】 いくつかのところに最悪のシミュレーションを頼んでいた。いろんな段階でいろんな報告が来た。最悪のシミュレーションはちゃんとやっておかなきゃだめだ。最悪をちゃんと想定して、そうならないように。かなり早い段階からやっていた。(200キロ圏内の避難が必要との試算があったが)200キロといったら、もう東京圏が入る。250キロといえば、ほとんど首都圏全部だ。3千万人だ。避難というレベルを超えている。大混乱だ。日本が社会的に機能しない状況に陥る。国が国として成り立つかという瀬戸際だった。 【SPEEDI】 緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステムの「SPEEDI」は、事前に考えていた利用想定が事故の現実にそぐわなかった。 【最大の危機】 一番危ないと思ったのは、最初の10日間ぐらいだ。東電撤退が一つの象徴だ。最初は水素爆発なんて起きないと言っていたが、実際に起きた。今になって検証すると、全部後追いだ。状況把握ができていなかった。事故がどんどん拡大していったのが最初の10日間。その途中、撤退ということが出てきた。 【原子力安全神話】 原発を「危険だ」という人がいたのだから神話ではない。つくられたものだ。安全性を高めるという努力ではなく、原発を「危険だ」という人の口をふさぐ努力を電力業界はしてきた。 【浜岡原発停止】 30年以内に巨大地震が起きる可能性は80%台と極めて高い。これだけの危険性を指摘しながらそのままにしておくのは論理矛盾だ。 【脱原発】 核(廃棄物)は無毒化できず封じ込めるしかないが、完成した技術とは思えない。事故のリスクを取れないならば、原発に依存しないやり方しかない。最悪の状況では国そのものが機能しなくなるかもしれない。そんなリスクをカバーできる安全性とは何か。その答えは原子力に依存しないことだ。 経済産業省原子力安全・保安院の判断だけで原発再稼働を認めることを、国民が納得できるわけがない。そこで原子力安全委員会も関与させ、安全評価を導入した。玄海原発で経産省は再稼働の既成事実を急いでつくろうとしていたようだ。 【福島県民に】 福島の皆さんには、本当に申し訳ないと思っている。単に前首相ということを超えて、日本が進めてきた原子力政策を受け止めてもらった中で、これだけの事故が起き、これだけの(深刻な)ことになった。 その中で、福島で実行したいことがある。大規模な自然エネルギー研究所を設けるとか、それに基づいた再生可能エネルギー発電や、再生可能エネルギー産業を現地で広げることなどだ。 それらを2011年度第3次補正予算案含めて積極的に進めるべきだし、私の立場で、いろいろ提案している。徹底的にやりたい。これは(政治家としての)責任だ。
2011.09.19
コメント(0)
★3.残る原発をあと14基。 再稼働を許さず、全ての原発を今こそストップさせよう!! 9・11再稼働反対・脱原発! 全国アクション 9・11再稼働反対・脱原発!全国アクションまで、あと18日となりました。泊原発3号機の強引な営業運転再開に見られるように、経済産業省・保安院、電力会社をはじめとする原発維持派の巻き返しには侮れないものがあります。9・11アクションは、脱原発へのブレーキ必至とされる、菅首相退陣後の新政権に対する最初の明確な意思表示となるでしょう。 ぜひ各地でアクションを企画して、ウェブサイトに登録してください!東京近辺の方は【経産省を人間の鎖で囲もう!1万人アクション】といういまだかつてないアクションなどに、ぜひご参加ください。宣伝が足りません。この呼びかけをできる限り多くの方に広めてください。よろしくお願いします。[転送・転載歓迎/重複失礼]………………………………………………………………………………………*********************************************◆ 9・11再稼働反対・脱原発! 全国アクション [転送・転載歓迎]*********************************************◇再稼働に反対! 運転中の原発も止めよう! 来春の全原発停止を実現しよう!◇安全委員会、保安院に安全審査の資格なし! ストレステストはいんちきだ!◇福島の人々とともに、放射能から子どもたちと労働者を守ろう!◇電力は足りている! エネルギー浪費をやめて、自然エネルギーへの転換を!【呼びかけ】 9月11日は、福島原発震災の発生から半年。 今なお大地や大気や海への放射能の放出は続き、人や動物や自然を傷つけています。特に、子どもたちや原発労働者の被ばくは深刻です。 原発の再稼働を止めれば、来春5月にはすべての原発が止まります。 原発現地と連けいし、全国、全世界の人々とともに、9月11日に再稼働反対・脱原発の一斉アクションを呼びかけます。9月11日は声をあげましょう!原発なしでも大丈夫! 再稼働を止めて、脱原発へ!【呼びかけの経緯】 再稼働を止めれば来春にはすべての原発が止まる!脱原発の最短コースが見えてきました。「6・11脱原発100万人アクション」の成果を引き継ぐ形で、福島原発震災の発生から半年となる9月11日に、「再稼働反対・脱原発!」を掲げた一斉アクションを呼びかけようということになりました。 原発を監視するはずの保安院の「やらせ指示」もマスコミに暴露された今、安全委員会や保安院に安全審査の資格はまったくないことは明らかです。 実行委員会には、東京で「6・11アクション」を担った福島原発事故緊急会議、eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)、エネルギーシフトパレード、芝公園などのデモの主催関係者などが関わっています。 原発現地での再稼働反対などのアクションと、そこへの各地からの結集、さらに、都市部・各地での連帯アクションが呼応するような形を目指しています。 なお、「さようなら原発1000万人アクション」が呼びかける9月18~19日の脱原発アクション(5万人行動など)とも連けいして取り組みます。世界にも呼びかけています。ぜひ各地でも取り組みをご検討ください。※アクションは、デモやパレード、申し入れ、講演会、上映会、広場、チラシまき、FAXアクションなど多様な形を歓迎します。一人アクションから賑やかなアクションまで、もちろんOKです。また、9月11日(日)を基本としますが、その前後のアクションでも構いません。◆あなたもアクション登録を!(9・11-19 脱原発アクションウィーク)→ http://nonukes.jp/admin/regist_action_form.html※今後の詳細は『9・11-19 脱原発アクションウィーク』ウェブサイトにて発信していきます。原発現地をはじめとする各地のアクション予定も一目瞭然です。 ↓ ↓ ↓http://nonukes.jp/ ツイッターアカウント @no_nukes_demo
2011.08.05
コメント(0)
関西電力の「緊急安全対策」及び地震・津波想定に関する疑問を踏まえた要望書福井県知事 西川一誠 様福井県安全対策検証委員会 御中委員各位様福島第一原発では、炉心溶融や使用済燃料プールの冷却喪失によって重大事故が起こりました。大量の放射能放出による被ばくと汚染は深刻を極め、生活の基盤は根こそぎ奪われ、将来にわたって生活と健康が脅かされています。関西に住む私たちは、若狭の原発で同様の事故が起こることを深く憂慮せざるを得ません。とりわけ、生命の水瓶である琵琶湖が放射能汚染されることを強くおそれています。関西電力は、3月30日付の「経済産業大臣からの福島第一・第二原発事故を踏まえた緊急安全対策の実施指示」を受けて、「緊急安全対策に係る実施状況の報告」を4月14日に提出し、4月27日にはその改訂版を提出しました。 この緊急安全対策や関電の地震・津波評価で、若狭の原発では炉心溶融が起こることはないと言えるでしょうか。この点に私たちは下記に述べるような強い疑問を抱いています。 その疑問点を踏まえ、人々の生命と健康、生活、環境を守るために、すべての原発を止めるよう判断をしてくださることを要望いたします。関電の「緊急安全対策」及び地震・津波想定に関する疑問点1.緊急安全対策で想定されている全電源喪失の安全設計審査指針上の位置づけについて3月30日付国の緊急安全対策の指示は、全電源喪失を前提にしています。これについて原子力安全委員会の班目委員長は、「安全設計審査指針は『長期間にわたる全電源喪失を考慮する必要はない』と規定しており、『明らかに間違い』と述べた」と報道されています(5月20日付毎日新聞)。確かに、安全設計審査指針の指針27「電源喪失に対する設計上の考慮」では原子炉施設は、短時間の全交流動力電源喪失に対して、原子炉を安全に停止し、かつ、停止後の冷却を確保できる設計であること」と規定しています。 原発は安全設計審査指針に基づいて設計・建設されています。結局、現存の原発はすべて、全電源喪失は設計上基本的にあり得ないという仮定に立って建設されているため、全電源喪失に設計上耐えられないのは自明なことではないでしょうか。2.天正大地震に伴う津波の評価について 山のような津波によって人々や家屋が流され、若狭湾に甚大な被害をもたらした1586年の天正大地震が大きな衝撃を人々に与えています。これに対して関電の津波想定はせいぜい3m以下となっています。 関電は天正地震のことを1981年に知っていたとのことですが、それにもかかわらず低い津波想定にしていました。また関電は、天正地震についてこれから調査するかどうか検討するとしか言っていません(5月27日プレスリリース)。天正地震の高い津波を想定すれば、全電源喪失は避けられないと関電は率直に認めるべきではないでしょうか。3.地震の評価について 地震のマグニチュードに関する関電の想定は、美浜原発でM7.7、大飯・高浜原発でM7.4であり、今回の地震規模のせいぜい90分の1程度となっています。活断層評価でも和布-干飯崎沖断層と関ヶ原断層を切り離しています。 原発震災を訴えてきた石橋克彦氏は、次は若狭の原発が最も危険だと強調しています。今回の地震と同規模の地震が起こることを関電は率直に認めるべきではないでしょうか。4.タービン動補助給水ポンプに全面依存する危険について3月30日付の国の指示が示したチャート「PWRにおける津波発生時の事象と対応策」では、炉心冷却は「タービン動補助給水ポンプによる蒸気発生器2次側への給水冷却」に全面依存しており、関電の対策もそれに従っています。 1.. タービン動補助給水ポンプは原発の各号機に基本的に1台しかなく、安全性を保証するための多重性を満たしていません。 2.. 各原発では、このポンプはディーゼル発電機と同じ階にあるか、より下の階にあります。ディーゼル発電機が機能喪失するのに、なぜこのポンプは健全だと言えるのでしょうか。 3.. このポンプはこれまでしばしば故障を起こしています(2000年代だけで6件)。それなのに、地震と津波に襲われた条件のもとで、けっして故障しないという保証はどこにあるのでしょうか。 4.. 福島第一原発3号機では、高圧注水系配管が地震動によって破損したことが強く示唆されています。タービン動補助給水ポンプの系列配管が地震によってけっして破損しないという保証はありません。 5.. タービン動補助給水ポンプが動かない場合、炉心冷却の手段は他にはないと思われます。5.電源車が実際に働くかどうかについて 1.. 電源車は高い位置に置かれていて、そこから所定の接続位置まで移動させることになっています。その経路が地震によって著しく破壊されることがないという保証はありません。 2.. 特に美浜原発の直下には活断層があり、地面が段違いになる可能性があります。 3.. 電源車等には敷地内1カ所の燃料タンクからタンクローリーで燃料を運ぶことになっていますが、その経路が地震によって破壊されないという保証はありまえん。 4.. 各原発の電源車等への長期的な燃料の補給はどこから行うのか明らかにされていません。そのアクセス道路は1本しかなく、その道路が地震によって破壊されないという保証はどこにもありません。6.住民の避難、琵琶湖の汚染について 関電の原発で重大事故が起これば、周辺住民は放射能に襲われます。アクセス道路が1本しかなく、それが原発の傍を通っている場合、住民はどのようにすれば安全に避難できるのでしょうか。 また、関西の生命の源である琵琶湖が数時間で放射能によって汚染されてしまい、甚大な被害が発生することは避けられません。要 望 事 項 1.. 上記の疑問点について、福井県安全対策検証委員会で慎重に検討してください。 2.. 上記の疑問点について、関電が福井県民や広く関西の人々に、公的な場で納得のいくよう説明し疑問点に答えるよう、関電に求めてください。 3.. すべての原発を直ちに停止してください。 上記の疑問が存在する限り、全電源喪失-炉心溶融-格納容器内の水素爆発によって、壊滅的な放射能被害が生じる恐れが十分にあるというべきです。 人々の安全を何よりも重視すれば、すべての原発を止める他に選択肢はありません。現在定期検査で停止中の原発はそのまま停止し、運転中の原発は直ちに停止するように関電に求めてください。 4.. 調整運転を続ける大飯1号の運転を直ちに停止してください。 大飯1号は、地震前日の3月10日に原子炉を起動し、ほぼ3ヶ月も100%出力で運転を続けています。国の最終検査を受けることもなく、また地震・津波に対する安全性が確認できないものを運転し続けることは許されません。大飯1号の運転を直ちに停止するよう関電に求めてください。2011年6月8日琵琶湖の水がみんなのいのち・さよなら原発ネットワーク NPO地球とともに/(株)よつ葉ホームデリバリー京滋/京都・水俣病を告発する会/グリーン・アクション/コープ自然派京都/コープ自然派奈良/脱原発へ!関電株主行動の会/脱原発わかやま/日本熊森協会滋賀県支部/毎月26日のランチタイムに関電前に集まる女たち/美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会/若狭の原発を案じる京都府民 連絡先グリーン・アクション京都市左京区田中関田町22-75-103 TEL xxx-xxx-xxxxx FAX xxx-xxx-xxxxx美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)大阪市北区西天満4-3-3 星光ビル3階 TEL xxx-xxx-xxxxx FAX xxx-xxx-xxxxx
2011.06.14
コメント(0)
関西電力は今もこんなことを書いている。関西電力公式ページよりhttp://www.kepco.co.jp/plu/25.htmlーー プルトニウムはアルファ線を出す放射性物質でウランに比べ半減期が短く放射能は高くなりますが、アルファ線は紙一枚で遮ることができ、体に付着しても皮膚を通ることができません。また、万一、体内に摂取された場合でも、消化器系に取り込んだ場合は消化管からの吸収は非常に悪く、ほとんどが排泄されてしまいます。 しかし、肺に吸い込んだ場合には、すぐには発症しませんが晩発効果としてガンになる可能性があります。 原子力発電所では、プルトニウムはウランと混ぜてMOX燃料として焼き固めて使用します。そのため、ウラン燃料と同様、粒子になって施設の外に飛散することは考えにくく、肺に吸い込むリスクはほとんどありません。 ーー 。(引 用以上)確かにプルトニウムの半減期は24000年、ウランの半減期45億年と比べると短い。が、24000年と45億年はどちらも人間の歴史にとって未来永劫といって良いほど長い。どちらも空恐ろしく危険である。「アルファ線は紙一枚で遮ることができ」るのは確かだが、内部被曝をした場合には肺胞に24000年以上放射線を照射し続ける。地球上、最悪の、しかも人間が人為的に生み出した毒物プルトニウムの毒性はどれほど強調してもし過ぎることはない。福島原発事故で多くの人が学び、電力会社や政府の無神経な情報操作が批判にさらされている只中で、今もこんなことを平然と書いている人たちに、人々の安全を任せることは出来ない。
2011.06.14
コメント(0)
若狭湾には日本にあるすべての種類の原発を含む15基の原発がある。稼働中のもの 13基廃炉準備中の新型転換炉ふげん 1基事故で運転停止中の高速増殖炉もんじゅ 1基合計 15基 福井県の稼働中の原発一覧http://www.atom.pref.fukui.jp/press/h23/p001.pdfうち関西電力の原発は加圧水型11基がある。若狭で発電した電気は年間約600億kwh。この地域で消費する電力は年間約6億kwh。しかもこの地域への配電は北陸電力から行われており必要な電気の供給すら受けていない。11基の原発のうち現在5基が定期点検のため運転停止中である。http://www.kepco.co.jp/localinfo/live/n_unten/unten_10.htm福井県知事が運転の再開を承認していないので点検が終っても再稼動の予定が立っていない。5月23日の参議院で日本の原発は地震つきの原発でありどこで地震による巨大事故が起きても不思議ではないと石橋克彦神戸大名誉教授は話した。「浜岡原発は政府の要請で停止したが、浜岡の次にあえて危険な原発を挙げるすればはどこか」との福井県選出の議員の質問に答えて「若狭湾」とこともなげに答えた。若狭には活断層が随所に走っており、40年をすぎた老朽化した原発が2基もありとても危険である。」と。参議院での討論のあとで次のような研究結果が地元の歴史学者によって発表された。http://www.nikkei.com/life/news/article/g=96958A9C889DE0EBE0EBE6E1E0E2E0E5E2E7E0E2E3E39180EAE2E2E2;da=96958A88889DE2E0E3EAEAE7E6E2E0E3E3E0E0E2E2EBE2E2E2E2E2E2都会人は東京に電力を供給する福島を東の原発銀座と呼び、京阪神に電気を供給する若狭を西の原発銀座と呼び習わしてきた。東の銀座が一度に4基もおびただしい放射能を撒き散らしてあっという間に崩壊した今、西の銀座に隣り合わせに生きるぼくたちは一日も早く15基の原発を静かに眠らせたいと思う。
2011.05.31
コメント(1)
4月11日放映の報道ステーション『青森県六ヶ所村にある使用済み核燃料の再処理工場』をみて、言い知れぬ怖さに体が小刻みに震えました。 高い煙突から勢いよく放出される一日の放射能の量が原発一年分にもなるという。それに対して、煙突が高いので、地元にだけたくさん降ることはない、といい、 それらの放射能を取り除くことができないわけではないが、大量に蓄積していたら、なにかあったときに大変なことになる、ともいう。 ごみの焼却場でも言わなくなった「えんとつが高いから安全」と言ってのける神経が空恐ろしい。たくさん溜め込むと危険だから、少しずつ垂れ流す。少しずつというのが、一日で原発一年分の放射能の量である。 ここで、作られるプルトニウムは高速増殖炉で使用されるというが、その実験炉であるもんじゅはナトリウム漏れによる死亡事故を起こし、運転停止中であり、運転再開のめどは立っていない。高速増殖炉が動き出すのはうまくいっても40年先だという。 すでに原爆3000発以上のプルトニウムを蓄えている日本で40年間にどれほどのプルトニウムが蓄えられてゆくのか。想像もつかない。 稼動中の原発で、有り余ったプルトニウムを使おうというのが、プルサーマル計画である。 今の原発はプルトニウムを燃料とする設計にはなっていない。ディーゼルエンジンにガソリンを入れて走るというに似たこの無謀な運転が原発にどのような負荷を与えるかは、やってみなければわからない。 ぼくはかつて高浜原発2号機の蒸気発生器細管が安全運転に耐えないほど、損傷していることを理由に運転停止を求めた裁判の原告の一人になったことがある。 そのなかで明らかになったことはわずか30年の運転で12000本ある蒸気発生器細菅 がぼろぼろになっていて、いつ大事故が起きても不思議でない状態にあったということだった。 弁解ができないほどに追い詰められた関西電力は設計にもない蒸気発生器そのものを交換すると言う選択をし、堰を切ったように各地の原発も後を追った。 蒸気発生器の破断なんてありえないと昨日まで言ってたことがうそのようであった。 、 裁判で追い詰めなかったら、どうなっていたのだろうか。 そして、これから30年後に原発はどうなっているのだろうか。プルサーマルは高浜原発でもおこなわれる予定である。 これまで、無数の放射能漏れ事故を繰返している原発でプルトニウムを燃やすことはいのちをさらに脅かすことになる。 六ヶ所村と全国にある原発がお互いに放射能を濃縮しあって、命を脅かす恐怖の核燃料サイクルがまもなく始まろうとしている。 身の毛のよだつ想いである。
2008.04.12
コメント(21)
評判の高い因島産の杜仲茶6日分をプレゼントします。杜仲茶はメタボリック養生にいいお茶としてテレビで報道されてから、ずっと高い人気を保ってきました。最近の研究によると杜仲茶には多くの有用成分が含まれていることがわかってきました。ーーー主成分としてはゲニポシド酸をはじめ、ピノレジノール、ジグルコサイド、グッタペルカ、アルカロイド、ペクチン、ビタミンC、タンニン、そして、リン、カリウム、マグネシウム、亜鉛などのミネラルが含まれており、現代人に不足しがちな成分の補給に適しています。ーーー 因島産の杜仲茶は主成分であるゲニポシド酸の一番多く含まれている真夏日に収穫したものだけを使い、杜仲茶5g中ゲニボシド酸が35mg含まれたものをお届けしています。とても飲みやすく、身体にいい、因島産杜仲茶サンプルのプレゼントはコチラ。一度お試しください。
2007.11.02
コメント(44)
難病の治療を相談している 人の言葉が心に残った。 医者に見離され 大きな不治の病を持っている人は 大きな使命を担っている人です。 恨みや怒り憎しみを体から外に取り出し、 治った暁には他の人の役に立ちたいと 願っている人は必ず治ります。 反対に 病気になったのは他人のせいだと 恨み、つらみにとらわれて 自分だけ助かりたいという人は 気の毒だけれど、治癒することは少ない。 そうだなあ。
2007.10.15
コメント(0)
甲田光雄先生が処方してくださった食養生は、他に類を見ない独特のものです。 いのちを養うには生きた食材を食べることを旨とする。 ・野菜のうち地上にある葉ものを五種類250gりんごジュースと一緒につぶして泥状になったもの。 ・大根100g、人参120g、山芋(長芋で可)30gをすりおろしたもの計250g。 ・玄米を粉末にしたもの100g。 ・豆腐200g ・焼き塩20gこれらをすべて生まのまま、昼と夜に食する。朝は何も食べない。 ・このほかに柿茶、生水合わせて八合を飲む。 他のものは口に入れない。約1100kcal。通常の半分のカロリーである。 健康補助食品としてスピルリナ(ビタミンB12) ビール酵母。 これだけである。 ご当人は、運んでもらっていた惣菜をやめて、この食事に代えた。 「惣菜はまずくて食べられたものではないが、これは苦痛ではない。 ただ、量が多すぎてとても食べきれない。特に玄米100gは食べきれない。」という。 水分をとるのが多くて、特に夜はトイレが多すぎて困る、とも。 3,4日して、体が変わった。足にあったむくみが取れて、皮膚につやが出てきた。顔立ちがすっきりしてきた。 これは、ガンなどの難病の人に処方している基本的な養生食である。 老人食としても、相当に有望である。甲田先生はずっと玄米粉生野菜食ですごしているという。
2007.10.13
コメント(0)
ALSには確立した治療法がまだないといわれています。 ここでは、ぼくの友人がALSと診断を受けてから、実際におこなってなっていることを記録しておきます。 まったく見当違いのことをしているつもりはないけれど、有効性についてはっきりしたことは申しあげられません。 目指しているのは、当人にとって心地よいこと、副作用などの害がないこと、通常の健康法としても有効性が認められていること。そんなことを考えながら、本人と相談しておこなっています。 1.温熱療法 時岡さんがALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断されてからずっとつづけている療法は温熱療法です。 整骨院などにある赤い光を出す赤色の電灯とは違って、まったく色は出しません。小さなサウナ型のボックスの中に入り備え付けのいすに座ってファスナーを内側から締めて遠赤外線を浴びます。 完全に締め切って出力を最大にすると室内が50℃ぐらいになって30分ほどで全身汗をかきます。 病気の人が毎日全身に汗をかくのは身体には負担なので、通常はファスナーを少しあけて顔を出して汗をかかない心地よい暖かさで浴びます。30分たつとOFFになるので、しばらく休みます。 30分間浴びるのを、1日10回ぐらい繰り返します。とはいえ夏の暑い時には億劫なので、実際には1日4,5回ほど浴びています。 この温熱器には足裏、お尻の下、側面、背面、前面に遠赤外線を放射する面状のカーボンヒーターがはってあります。四方八方から人体の発する波長に非常によく似た波長の遠赤外線をあびるので、身体の芯から温まります。 この温熱器が放射する遠赤外線は体表から40mm体内に入りそこからも輻射熱を出すといわれています。 お風呂に入ったり、ストーブで外から温めると汗腺を刺激して身体の芯から温まりにくいのですが、汗腺を通り過ぎた体の内側からも輻射熱を出して温まるので、湯冷めのような冷えが起こりにくいといえます。 ・体を温めることで、免疫力が高まることはよく知られています。特にがんは熱に弱いのでとても有効性が高いといえます。 ・体を温めることで、骨格筋の毛細血管が開き血流がよくなります。ALSでは運動ニューロンの働きが悪くなると軸索を通して筋肉に伝える物質がとどこおって筋肉に必要な物質が届かなくなることがわかっています。筋肉や神経の血管が開くことで、その滞りをふせぐことを期待しています。 ・家族性のALSでは脳内の活性酸素を除去する能力が小さいことがわかっており、活性酸素が運動ニューロンを破壊するといわれています。遠赤外線を浴びると活性酸素を除去する能力が高まること、マイナスイオンも発生するので、活性酸素による症状の進行を防ぐことも期待できます。 ・ALSが中枢の運動ニューロンを破壊する上で、過剰に蓄積したグルタミン酸が関与しているといわれます。脳内の代謝が活発になることで過剰なグルタミン酸の蓄積を防ぐことができるかもしれません。 ・ALSはアルミなどの金属が脳内に蓄積することと相関性があるともいわれています。温めて、一週間に一回程度、汗をかくことで、デトックスの効果を期待できます。これまでの実験で遠赤外線による温熱療法で蓄積された鉛などの重金属類が体内から多量に排出されることがわかっています。 ・体温が揚がることで、欝病が出にくくなります。実際、時岡さんは強いストレスから来るうつ病に悩まされてきました。 ところがALSの診断を受けたあとも、不思議と気分が安定していて、欝が起こらない、といっています。仲間による支えに助けられていると彼は言います。それもあるが、こうして温めていることも大きいと思われます。 かれの症状には大きな変化は起きていませんが、根気よくつづけることが大切だと思っています。 ■ぼくの娘は小学校と中学校の間、長く登校しませんでした。一日中家にこもっていることが多く、体はちじこまって、手足に触ると、こちらの手が痛く感じるほど冷たかったことを思い出します。 中学の3年生になってから、娘はこの温熱器のパネルをベッドに敷いて眠るようになりました。高校に入って、ブラスバンド部に入り、毎日朝早くから、夜遅くまで部活をやっています。 朝、6時ごろ家をでて夜8時9時に帰る毎日です。よくからだがつづくものだと、驚いています。よくつづくな、というと、温熱器がなかったら、一学期でつぶれていたな、といいます。 身体に触ると手足が暖かくなっているのがよくわかります。 体温が健康に及ぼす影響はとても大きなものだと、感じています。 コメント(0件)
2007.10.13
コメント(1)
以前触手療法について紹介しましたが福増先生から直接学んだという人から書き込みがありました。触手療法3人の方から、伝承者を紹介して欲しいとの申し出があったので、コメントを再掲し、触手療法についての議論が深まることを期待します。■コメント触手療法についてメッセージ有難うございました。私は京都の全生医療道場で最後まで見習いし(一年)、その後他のお弟子さんに習いました。また指圧マッサージ師として開業いたしました。今は次の触手療法ができる人を育てていきたいと思ってます。 ただ私は指圧学校時代オステオパシーと出会いカウンターストレインなども実際の治療では取り入れております。最近、以前の触手療法の技術を思い出し試したら、なかなか変化しない症状がころりと変わったので福増先生は本当にすごいと思います。http://rato.at.webry.info/(2007.10.12 15:56:16)■返事を書くRe:触手療法(06/17) 舜4518 > 最近、以前の触手療法の技術を思い出し試したら、なかなか変化しない症状がころりと変わったので福増先生は本当にすごいと思います。>http://rato.at.webry.info/ぼくは福増先生の本を図書館から借りたり、親切な人から借りて読みました。そして本を丸ごとコピーして擦り切れるまで、読み、自分でサワって書いてあることを感じ取ろうと試みました。筋肉が手のひらの中でムグッと動くのが感じられたときにはこれだと思いました。直接学んだわけでもないので、間違っているだろうとは思っていますが、大切な手当てということを学んだ気がします。どこかに眠ったままになっている先生のメモがいつの日にか公刊されることを願っています。これをきっかけに触手療法が思い出されるととてもうれしい。
2007.10.12
コメント(1)
ALSの診断を受けるために、時岡さんに伴って、八尾の甲田医院を訪ねた。甲田光雄先生は西式医療一筋に難病とたたかってきた人である。健康村について高齢で、医院の閉鎖を予定しているとも言われ、無理にお願いしてみてもらった。簡単な診察で、この病気は難病中の難病ですから、と養生法を書いた一枚の紙を渡された。そこには甲田先生の独特の生野菜練り、大根、人参、山芋のおろし、生の玄米の粉だけを昼と夜に取る食養生。生水と柿茶、焼き塩。そして、金魚運動、毛管運動、背腹運動、温冷浴などの運動療法が処方してあった。奇跡が起こるような特別の療法は何一つなく、実に根気のいる、傍目には苦行に見えるいつもの養生法が記してあった。偉大な甲田先生の奇跡的な処方を期待して行ったに違いない時岡さんにはひどくガッカリする内容だったに違いない。処方については後で正確に転記することに。帰ってから、処方の一つ、ひとつについて実際にやってみる。体が自由に動かないから、あれこれ変化を加える。以前から話していた板の上に寝る。ベッドの柔らかいマットレスに変えて12ミリのベニヤ板をベッドに置き、そのままではいたいというから、せんべい布団と半円柱の硬枕に。これは本人が体が沈まないから楽だ、と。玄米の粉を実際に食べてみる。明日から、野菜を用意して、練り野菜、卸大根など作ってみることに。この処方は随分と回り道のような気がして、わしの症状が先を越してしまわないか、心配。といいながらも少しやる気が出てきた。ぼくが提案した時は、あれこれいってまじめにやろうともしなかったのだが、これで何とか、自分で治すというスタートラインにつける。90歳になろうという甲田さんはとても小さなやせ細った人だったが、かくしゃくとしているだけでなく、一緒に行った大森さんと健康村構想についてまるで青年のように話していた。
2007.10.08
コメント(0)

時岡弘昭撮影”ボクシング”私たちの友人である時岡弘昭(旧姓藤原)さんが筋萎縮性側索硬化症(ALS)に襲われ、とても苦しんでいます。ルー・ゲーリック病とも呼ばれる難病です。 時岡さんを救うためにお力添えをいただきたくて、この便りをお届けしました。 時岡さんは二年前に奥さんをなくして一人で東舞鶴に住んでいます。仕事は塗装職人。写真が好きで仕事の合間をぬって、農と郷の風景を撮り続けてきました。華やかではないけれど、農とそこに住む里人への愛着がにじみ出る味わい深い作風が人目を引きました。作品は日写連で金賞に輝いたこともあります。 今年の7月、入院先の舞鶴医療センターで筋萎縮性側索硬化症と診断されました。19世紀に名前のついた病気ですが、今も原因は明らかではありません。治療法もありません。 運動神経が壊れて機能しなくなる病気です。運動神経が壊れ、すべての骨格筋が麻痺すると、歩くことも、書くことも、ものを食べることも、話すことも、笑顔を見せることも、自力で呼吸することもできなくなります。 人工呼吸器、流動食の注入装置の開発などで、いのちをながくすることができましたが、病気をとめることは今もできません。 時岡さんは、診断されると同時に、治療法がないことを告げられました。そして、病院では何もすることがないから、あとは介護の問題だから、すぐに退院するように医師から伝えられ、追われるようにして8月の中ごろ、一人暮らしの自宅に帰りました。 症状は、容赦なく進んでいるように見えます。立ち上がろうとしても、ひざに力がなくて支えられず、背中から倒れてしまう。腕を使って立ち上がろうとしても腕にも肩にも力が入りません。 握力がなく握り締めることができない。体中の筋肉がぴくぴく痙攣を繰返している。「わしは一体どうなったんじゃろ」「最近ろれつが回りにくうなってきとる」。不安が募り感情がたかぶってゆきます。 すでに書いたように病院では治療法がないと見放されてしまいました。とはいえ、病が身体を蝕んでゆくのをただ見つめているわけにはゆきません。 さまざまな人たちの経験に学びながら、少しでも病が進むのを防いだり、改善したりできことを試みたいと思います。 必要なこと、症状の進行を遅らせると考えられるいくつかの事を始めました。 1.遠赤外線温浴器を使って全身を温める。 2.アロマセラピーによるオイルマッサージ 3.プハンによるデトックスと血行の改善。 4.自分でできる簡単な体ほぐし 5.一人で入浴するのは危険だから、介護保険による週二回の入浴サービス 6.買い物に行けないので、昼食と夕食の惣菜配達サービス。 できれば、憂鬱な孤独な病人の生活ではなくて、隣近所の年寄りや、厄介な生活習慣病を抱えた人たちがわいわいと出入りするにぎやかな生活と癒やしの場が作れたら、と思います。。 いのちをつむぐ共同の作業が始まることを切に願っています 時岡さんの治療と、生活、介護に必要な資金をまかなうためのカンパをお願いします。 時岡弘昭さんを救う会カンパの振込先 郵便振替 口座名称 門河憲生 口座番号 00990-1-140480 カンパは時岡さんの生活を支え、治療と介護に必要な経費に使わせていただきます。 カンパをいただいた方には収支報告書を必ず送ります。 。 京都府舞鶴市行永東町22-1 時岡弘昭さんを救う会 呼びかけ人 大森昌也 舞田宗孝 門河憲生 長女 時岡志帆
2007.09.26
コメント(12)
安倍首相の突然の辞任表明に驚いている。 国会開催中のしかも所信表明演説をしたばかりのこの日、国会の外で辞任を表明するというのもいかにも子供じみている。 民主党の小沢一郎氏から党首会談を拒否されたことが理由に入っているのも子供が駄々をこねているように見える。 まさに突然切れちゃった、という感じ。 こんな人がこの国の政治責任者であったということが、この国の危機の根深さを語っているのだろう。 ブッシュ大統領に自衛隊派遣継続を強く求められ、「職を賭して」となんの展望もないまま、誓ったことでにっちもさっちもゆかなくなった。 混迷はさらに続く。 辞任を表明した総理大臣が衆議院を解散するなどということはありえない。衆議院を解散し、総選挙をおこなう選挙管理内閣を組織することになるのだろうか。 そんな総理大臣の指名を国会はおこなうのだろうか。 とんでもない政治空白が生み出されてしまった。 一人一人の国民が冷静に事態を見つめ、監視し、不測の事態が起こることを防ぐことが必要だと思う。
2007.09.12
コメント(1)
このところ、ひとりの友人のいのちのことにかかりっきりになっています。 65歳、男性。塗装職人。仕事の合間をぬって、農と郷の風景を撮り続けてきました。作品は日写連で銀賞にも輝いた。華やかではないが、農とそこに住む里人への愛着がにじみ出る。 7月。入院先の病院で神経原性筋萎縮症と診断されました。正確に言うと、筋萎縮性側索硬化症。19世紀に名前のついた病気ですが、今も原因不明。治療法がない。 ヒトは骨格筋を使って意思表示をし、行動する。その骨格筋に指示を伝える運動神経が麻痺する病気である。すべての骨格筋が麻痺すると、歩くことも、書くことも、ものを食べることも、話すことも、笑顔を見せることも、自力で呼吸することもできなくなります。 この病気を発見した19世紀の医師がいう。「そう、この患者の病気は容赦ない。患者に何を施しても、球の機能障害は容赦なく進行します。食事をとるのはますます困難になる、最後には脈が速くなる、そして呼吸困難が始まる。 ...もっとも複雑な治療法でさえも、この病気の進行を遅らす事はできません。「球の死」が最後の一撃になります。悲しい事ですが真実です。しかしながら、医師にとって悲しいか悲しくないかは問題ではありません。真実こそが問題なのです。患者には最後まで希望をもたせて生活させましょう」 人工呼吸器、流動食の注入装置の開発などはあるものの、今も変わりません。 かれは、手足がちゃんと動かないことに気がつき、病院にゆきますが、診断がつかず、あちこちの病院を訪ねた末に、筋萎縮性側索硬化症と診断されました。 診断と同時に、治療法がないことを告げられ、そして、病院では何もすることがないから、あとは介護の問題だから、すぐに退院するように医師から伝えられ、追われるようにして8月の中ごろ、一人暮らしの自宅に帰りました。 症状は、大急ぎで進んでいるように見えました。立ち上がろうとしても、ひざが支えられず、背中から倒れてしまう。握力がなく握り締めることができない。体中の筋肉がぴくぴく痙攣を繰返している。「わしは一帯どうなったんじゃろ」「最近ろれつが回りにくうなってきとる」。不安が募り感情がたかぶってゆきます。 この病気を正確に彼に伝えるのは簡単ではありませんでした。医師は言葉を濁し、それがかれのいらだちと不信と不安を掻き立てます。 本当のことを知りたいというたっての願いで、彼の元に送られてきた資料から自分の病気のただならぬことを知った彼は、悲嘆に暮れた様子で、ぼろぼろ泣いていました。 それでも「受け入れるしかないんじゃろう」 「そうやな。ただ、絶望したらだめやで。考えられるあらゆる可能性を試みたいから、治りたいと言う希望はもち続けて欲しい」 いくつかのことをはじめた。それはおって書くことに。 いつ果てるとも知れぬ、病との付き合いに備えて、 無駄のない、 それでいて少しでも効果的な、 自分でも、素人の娘さんや友人たちにもできる さまざまな試みを見つけてゆきたい。 できれば、憂鬱な孤独な病人の生活ではなくて、隣近所の年寄りや、厄介な生活習慣病を抱えた人たちがわいわいと出入りするにぎやかな生活と癒やしの場が作れたら、と思う。 幸なことに、かれがすむのは細い路地の棟割り長屋の片隅である。 いのちをつむぐ共同の作業が始まる。
2007.09.10
コメント(1)
ぼくは毎年、この時期になると店の前の道路にホースで水をまく。1日何回となく水をまく。道路から湯気が出るようになるが、心持涼しくなる。 今年はわずかの地面を利用して、きうりを育てている。今、2メートルほどに育った。西日の差す壁一面に這わせて壁の過熱を抑えてもらうつもりだ。 うまくゆけば、入り口がきうりに覆われているかもしれない。 本当はゴーヤにしたかったのだが、間に合わなかった。来年はゴーヤにしよう。肥料はもちろんEM醗酵資材。化学肥料は使わない。化学肥料は石油だし。 ミクシ参加の方はこちらからヒヤリが見られます。 http://mixi.jp/mikly.pl?page=feature&vol=137#box0
2007.07.30
コメント(0)
崎原発はとめたままでいい!省エネの夏を 中越沖地震で世界最大の原発が止まっています。 恐れていた放射能漏れも今のところ、それほど大きくはないみたいです。 この夏には7基の原発は運転できないといわれています。 せっかく大きな汚染もなく、静かに原発が止まってくれたのだから、 この夏は少し頑張って電気を節約して 原発なんかなくってもちゃんとやってゆける。 少しずつチエを出し合えば、800万kwの原発が止まっても何の不自由もない、ということを経験しませんか。 もうすぐ、一年で一番電気を使う真夏を迎えます。 クーラーの効いた部屋で高校野球を見る昼下がりに、 一番たくさんの電気を使うといわれています。 わずか一週間か二週間少しの電気の使用を控えるだけで 世界最大の原発がなくてもちっとも困らない。 安いからといって夜の電気をふんだんに使うのも少し控えて、夜にはこんなに電気があまっている、もったいないから発電を控えて。 そんな苦情を電力会社に伝えるのも楽しいことです。 てんつくまんの豪快な号外は3000万人に手渡されました。 地震は多くの人にきびしい生活を強いています。 そんな大きな災害だから、原発も止まりました。 せっかくのチャンス、黙って見過ごすことはないでしょう。 東京電力は他の電力会社から、不足電力の供給を受けます。 鹿児島の人が電気を節約すると東京の人にあまった電気が届きます。 北海道の人が節約すると瀬棚の風力発電が横浜の人に電気を届けます。 皆さんで呼びかけて、やってみませんか。 今から、原発の要らない社会のための第一歩が始まります。
2007.07.30
コメント(1)
「あれで戦争が終わったんだという頭の整理で今、しょうがないなと思っている。」 久間防衛大臣の原爆投下容認の言葉にぼくはビックリした。 最近ではアメリカ大統領ですら言葉を濁そうとしている原爆による20万人もの住民殺害をこれほど赤裸々に肯定した日本の政治家はぼくの記憶にない。 久間氏が「しようがない」という原爆の被害の体験を聞いていただきたい。ぼくが直接に聞き、記録として残したのだが手元に見当たらないので、その抄録を紹介します。 ぼくは20年ほど前、聞きました。 大量殺戮と遺伝子レベルで命が脅威にさらされ、 命を育むことが無条件の喜びではなくなった瞬間のことを。 ーーーー 米澤鐵志 元京都高雄病院事務長。 高雄病院は中医学の総合病院として、 多くの難病に苦しむ人々を治療してきた。 米澤は小さな結核病棟だった高雄病院を 中医学の病院につくりかえた人である。 彼がそのような病院を作ったことは広島での被曝と深く関わりがある。 1945年8月6日、疎開先から母に連れられて 広島の家に帰るために広電に乗って流川にさしかかったとき 米軍が落とした原爆が炸裂した。 そこは爆心地から700メートルほどだった。 電車の窓はすべて割れ、満員だった電車の乗客の衣服は焼け、 皆大やけどをした。小学生だった米澤少年も同じように被曝した。 少年は電車を降り母に連れられて、焼け野原になった街を、 ぼろのように焼け爛れたわが皮膚をまとい、 背中に大きなガラスが突き刺さったまま歩いている人たち、 水をください、水をくださいと叫び、 川に向かっておりかさなるひとのなかを家に向かう。 私が米澤からこの話を聞いたのは彼が50歳を過ぎてからである。 彼の話は克明に地獄を再現した。 そして話が進むにつれて彼の息づかいが荒くなってゆくのがわかった。 9月になり、母は原爆症で死に、現場にいなかった乳飲み子の妹は 母の乳を飲んだせいであろう、同じようにして死んだ。 米澤は髪の毛がすべて抜け、高熱に苦しみ、 周りの人すべてが「鐵志はもう永くなかろう」とあきらめた。 だが、鐵志少年は死ななかった。 生きつづけた米澤はその後の生涯を原水爆禁止運動と共に 歩みつづけたと言っていい。彼がその生涯のなかで、 原爆症の恐怖とどのように向きあってきたかは知らない。 その生きた来し方が多くを語っている。 今も米澤は核をはじめとする環境破壊を、 その政治を告発しつづけている。ーーーー 久しぶりであった彼はとても元気そうでした。 満員電車で、大人が放射線を吸収したおかげであろう、 爆心地にもかかわらず同じ年配の子供らが生き延びてきたといいます。 「70歳の声を聞くようになってばたばたと死んでゆく、それも全部ガンで。 わしも、ガンで死ぬのかと今になって思う。」 ぼくはお願いをしました。 あなたは生きていること自体が大切な証人であり、 他の被爆者にとっての希望なのだから、いつまでも生きつづけてほしい。 そして、機会を見つけて、あなたが経験したことを話してほしい、と。 米澤は元気であれば今年も、8月6日をヒロシマで迎えることでしょう。 ナガサキ出身の久間氏は同じような体験談を繰り返し聞いてきたに違いない。それを承知で大量殺戮を容認する男を政治家として認めることはできない。
2007.07.03
コメント(1)
ずっと前からわかっていてちょっと照れくさいけど贈り物を、と考えていたのに、遅くなってしまったというのはよくあることです。働き盛りのお父さん悠々自適のお父さん。懐かしい故郷で母さんと二人で暮らしているお父さん。病気がちで心配だけど、ご無沙汰続きでごめん、お父さん。おそくなってしまったけど心づくしのプレゼントを贈られてはいかがでしょう。遅くなってごめんのメッセージをつけて心を贈りませんか。大切なあの方に健康の贈り物はこちら日展入選作家高井晴美先生のとびっきりの作品はこちら高井晴美先生の花器作品はこちら高井晴美先生の食器作品はこちら作品は作家の毛筆自署の入った化粧箱入りです。また、作品はすべて手描きであるため、それぞれ一個限りです。
2007.06.16
コメント(0)
舞鶴で知り合った知人がアルゼンチンで蜜蜂を飼っている。パンパの地平線まで続くひまわりや牧草地に巣箱を置いて蜂を働かせる。彼が集める蜂蜜はとてもおいしくて評判がいい。グローバルスタンダードの蜂蜜だ。わが店の自慢の逸品だ。グローバルスタンダードの蜂蜜一家はアルゼンチンの永住権を得たが、今家族は舞鶴に住み出稼ぎが続く。養蜂家にとって深刻な問題が浮上していると聞いた。地球が抱える深刻な課題が見えてくる。パンパの牧草地がどんどん減っているという。大豆やとうもろこしへの転作が進んでいる。中国が穀物の輸入国になり、南米に熱い視線を注いでいる。穀物栽培への転換で牧草地が激減しているのだという。穀物栽培への誘引はもう一つある。バイオガソリンの原料として穀物への需要が増えているからだ。遺伝子組み換えでも低コストで量産できる穀物が求められている。人の主食である穀物が家畜の飼料となり、今また燃料となることで飢える人が益々飢える羽目になる。穀物の需要が急増することでブラジルやアルゼンチンの良質の蜂蜜が危機にさらされている。もう一つ蜜蜂に異変が起きているという。女王蜂を残したまま巣箱から蜜蜂が集団で消えるのだという。今、北アメリカで頻発している。女王蜂を持たない集団は群を成すことができなくてただ死を待つだけである。徐々に広がっているこの現象の原因は解明されていないが、電磁波によるものではないかとも言われているという。日本でも伝書鳩が巣に戻れなくなってきているという。伝書鳩蜜蜂の巣に帰ってこないのも電磁波、特に携帯電話によるものではないかといわれている。おいしいはつみつはいつまで食べられるのだろうか おいしい蜂蜜
2007.05.24
コメント(0)
GWは広島で父の13回忌の法事に参列。 生家は尾道・松江道の敷地に取られ、今は跡形もない。 帰りは岡山の山中で大学の時寮生活で交流のあった旧知と会い しばし、手当てと談笑。広大な丘にログハウスの別荘。ぼくとは段違いのゆったりした生活。 憲法記念日にちなんで書き始めた日本の軍備について、もう少し気になることに触れておくことに。最近はめったに触れることもないので。 今は正確な論文よりも、こんな日記風の文章で書いたほうが気安く書けるので、気ままに書くことにする。間違いがあれば指摘していただけるとありがたい。 北朝鮮のテポドン発射で大騒ぎになったとき、日本には武力がなく、丸腰だから、卑屈な屈辱外交しかできない、日本は核武装することも選択肢に入れるべきだとの声がとても大きいのにぼくは驚いた。 通常兵器だけ取ってみても、在日米軍をはずして考えても、北朝鮮の攻撃力は自衛隊の武力にまったく太刀打ちできない。 自衛隊はすでに恐るべき攻撃力を持っている。 北朝鮮の核兵器開発が本当にできていたにしても、比較的小さな核弾頭を数発保有しているに過ぎないと思われる。 それだけでも広島ほどの破壊力を持つ大変な攻撃力だし、北朝鮮が核兵器開発をすることをぼくは認めない。 と同時に、日本が、そうとは言わずに、すでに持っている核武装能力についても正確に見据えておかなくてはいけないと思う。 核兵器は核爆弾とそれを運搬する運搬手段から成り立っている。 アメリカを例に取ると 保有している核爆弾は少なくみても数万発、地球を繰り返し破滅させるだけの破壊力はある。 運搬手段は ・大陸間弾道ミサイル 米本土の地下要塞にあって、大統領の命令があれば世界のどこでも攻撃できる。破壊力は計り知れない。一つのミサイルで数箇所の目標を攻撃できる。 ・原子力潜水艦発射弾道ミサイル 主に北極海周辺の海中に人知れず潜んでいて、いつでも、どこにでも核攻撃できる。 ・戦略爆撃機 空中給油機から空で燃料補給を受けて、大統領命令が出るのを待っている。アジアではグアムに基地がある。 ・巡航ミサイル 無人ジェット機に核弾頭をつんでナビゲーターによる誘導で低空飛行で陸地をなめるようにとび、正確に攻撃する核兵器。軍艦や、原子力潜水艦、爆撃機などにつむことができる。命中精度がとても高く、また、レーダーにもかかりにくい。イラクでは通常爆弾を積んで攻撃を繰返した。 アメリカの攻撃力はとてつもなく大きいもので、後のことを考えなければ、どこの国に対しても、どんな攻撃でもできる。 日本はどうだろうか。 ■核弾頭 核弾頭は濃縮されたプルトニウムを爆発させるのだから、プルトニウムが必要。原子力発電所でできた使用済み核燃料を濃縮してプルトニウムが取り出せる。 青森県六ヶ所村の再処理工場が3月末に試験運転が始まりプルトニウムの継続的生産が始まった。本格稼動すれば年間8トンの生産能力。 すでに日本は 「核弾頭を5000発以上製造できるほどの約43トンものプルトニウムを国内外で保有する」と指摘されている。 http://www.janjan.jp/living/0604/xxx-xxx-xxxxx/1.php プルトニウムはこれから日を追うごとに六ヶ所村で生産され、増え続ける。もう充分すぎるぐらい持っていることになる。 ■運搬手段 日本には軍事用には射程100キロ程度のパトリオットミサイルがあるが、これは核兵器の搭載には向かない。 ・大陸間弾道ミサイル H2ロケット むしろ、非軍事用に開発されたロケットの性能に注目するほうがいい。 種子島宇宙センターで発射されるH2ロケットは大陸間弾道ミサイルの推進力として転用することが可能と思われる。ただ、これは液体燃料だから、常時装てんしておくわけには行かない。 M-Vロケット むしろ、M-Vロケットは固形燃料を使用しているから、核兵器の推進力としては、すぐに転用に使えるる可能性が高いといえる。発射実績も安定している。 大気圏外に発射し、再度大気圏内に戻ってくるロケットの技術はきわめて高い。そのロケットに核弾頭を搭載するのはそれほど難しいことではない。 ・巡航ミサイル 飛行機ごと攻撃目標に体当たりする攻撃をおこなったのは第二次大戦の日本の特攻隊で一人の兵の命が必ず失われた。アメリカの巡航ミサイルはコンピューターに操縦をさせる特攻隊である。 人工衛星を使えばわずか30cmの誤差も許せない田植えを無人でおこなうことができるほど、ナビゲーターの精度は高い。 この精度がそのまま使えれば、日本が無人ジェット機に核弾頭を積んで敵地深くに核攻撃を加えることはときをおかずに可能だと思う。 戦時には人工衛星が機能しないことも想定しなければならないから、人工衛星などの支援システムがない条件での無人ジェット機の運行ができなければならないだろう。内陸部は無理としても海岸線に沿った都市の攻撃はできるかも知れない。 ちょっと考えてみるだけでも、日本の核兵器能力は、北朝鮮のはるかに及ばない強力なものでることがわかる。 技術や材料がなければ、どんなに歯軋りしても、手に入らない。 日本は長い時間をかけて原子力開発をおこなってきた。その元となる原子力基本法は、1955年12月19日に制定され、すでに50年になる。 アメリカとのさまざまな確執、日本の市民の核アレルギー(なんと言う形容)、世界で起きる原発事故のまざまざとした現実、にもかかわらず、膨大な経費と強引でしかも小ざかしい手法とで、たゆむことなく 日本の核開発は世界のトップレベルに達している。 そんなことを言っても法律が許さないし、非核三原則だってあるし・・・。 法律はいとも簡単に変えられるということは国民投票法の審議過程を見れば、わかることだ。 アメリカは言うまでもなく、世界のすべての国が日本の核開発への執念を知っている。そして日本の政治家たちは核兵器の威力を世界の誰よりもよく知っている。 核兵器の威力をあまりにも知ったから、ヒロシマ、ナガサキの市長は世界に向けて原子力の廃絶を言い続けることになる。 他方で、核の威力を国際政治に利用しようとするのは、アメリカや北朝鮮の政治家ばかりではない。日本にも大きな声では言わないが、着実に開発を進める政治家たちがいる。その成果は人間の力では制御できないまでに蓄積されてしまった。 原発でできる核の廃棄物ではなくて濃縮されたプルトニウムの蓄積と毎年毎年増え続けるプルトニウムがこの国の未来に落とす影は決して小さくない。 日本はすでに世界の中で有数の核大国になっている。原子力発電だけではなくて、潜在的な核兵器保有国としても。 随分長くなってしまった。 日本が武装しない丸腰の、お人よしの国として世界から見られているわけではないことを書きたかったのです。 この国をどうするか、それはぼくたちの双肩にかかっています。
2007.05.14
コメント(0)
憲法のことをネットで調べているうちに、作家・小田実の手紙に出会った。 http://www.jca.apc.org/beheiren/469OdaMakotosannnoTegami.htm それによれば、胃がんだという。 それも末期で手術もしないという。 検索で見つけたきたまるこちゃんが 瀬戸内寂聴の手記を紹介している。 孫引きで紹介させていただく。 瀬戸内寂聴の手記 「小田実から突然、長いファクスが届いた。体調の悪い中、フィリピンで起きている民衆の弾圧を告発する「恒久民族民衆法廷」の判事の一人としてオランダのハーグに出かけたり、古代ギリシャの民主主義と自由を裏から支えた植民都市を訪ねてトルコに出かけたりしていた小田さんが、がんの宣告を受けたという。私はあわてて電話をいれた。 「もう手遅れと医者はいうんや、もっと生きたいよう、死にとうないわ。寂聴さん、元気になるお経あげてや」 声は明るく冗談めいていた。私は絶句して、泣いていた。」 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=429427242&owner_id=317332&comment_count=4 ぼくは泣かなかったけれど、もっと生きていて欲しいと切に願う。 かれがずっとおこなってきた世界の平和を求める活動にとって欠かすことのできない人であるということもある。 かれは残された時間を執筆活動に専念したいと書いている。 やり残した仕事はたくさんあるのだろう。 それはいい。かれはまた、年取ってからの妻と子がいる。瀬戸内さんに 「もう手遅れと医者はいうんや、もっと生きたいよう、死にとうないわ。」といった言葉どおりに生き続けて欲しいと思う。 余計なことだが、生きることの喜びと執着を持ち続けて、可能な限りの治療法をこころみて欲しいと思う。 世界をまたに駆けて、権力の既成事実を剥ぎ取りもう一つの世界を築くために生きた男が、医者が手遅れだといったぐらいでくたばったりしないで欲しい。 ガンになってから、もう一つの生を生きるチェルノブイリや若狭の人々に、そうやって生きている姿が、どんな言葉よりも大きな希望をもたらすに違いないのだから。
2007.05.14
コメント(0)
日本が核武装をめざしたとき、なんて物騒な話ですが、 アメリカの外交機密文書の中で、キッシンジャー元国務長官がこのことについて強く指摘していたことが明らかになっています。 1974年にその懸念が指摘されています。 1970年代の米外交を主導したヘンリー・キッシンジャー氏が大統領補佐官と国務長官を兼務していた74年、インドが地下核実験に踏み切った直後に、日本が核開発に乗り出すとの認識を表明、独自核武装の動きを懸念していたことが3日、機密指定を解除された米公文書から分かった。70年代の対日政策形成に大きな影響力があったキッシンジャー氏が、日本の核保有に懸念を示していたことが、文書で裏付けられた。日本が当時、核拡散防止条約(NPT)を批准していなかったことなどが情勢分析の背景にあったとみられる。フォード大統領は翌75年、三木武夫首相との首脳会談で初めて日本への「核の傘」供与を文書で確約するが、日本の核武装に対するキッシンジャー氏の懸念が影響を及ぼした可能性がある。 1974年には 日中国交回復(1972年)を果たし国民的人気のあった田中角栄首相が、金脈疑惑で内閣総辞職をします。のちにロッキード事件と呼ばれるようになった現職総理大臣による収賄事件へと発展します。 ロッキード事件は日本の政治の金権体質があばかれることになったのですが、贈賄側のロッキード社のコーチャン会長の司法取引による証言が田中被告の有罪の鍵になったようにアメリカ側の強い意向がこの疑惑には付きまとっていました。 アメリカを頭越しにした日中国交回復はベトナム戦争で敗北したニクソン大統領らの逆鱗に触れたことは当時から、うわさになっていました。まだ、NPT条約を批准していない日本が原子力発電所の稼動を始め、プルトニュームの生産ができる条件が整っていくことも、田中角栄首相の独自核開発への意欲にもアメリカは強い懸念を抱いていました。 キッシンジャー機密文書はこの当時のアメリカの対日政策を知る上でとても重要なものです。 疑惑の解明が進む中で、「フォード大統領は翌75年、三木武夫首相との首脳会談で初めて日本への「核の傘」供与を文書で確約する」。 ーー朴大統領が暗殺されたのは、「独自で核開発」をしようとしたからと言われている。日本の田中角栄元首相がロッキード疑獄事件をアメリカに仕掛けられたのは、「原子力発電開発に必要な燃料となるウランをオーストラリアやカナダから独自で輸入しようとしたからだ」と言われている。アメリカ政府やメジャーの逆鱗に触れたのである。「勝手なことをするな」とばかり、田中角栄元首相も朴大統領も、抹殺されたと見られるのだ。ーー 日本の独自核武装を押さえ込んで、アメリカの核の傘の元に置くことが、田中首相失脚の後、進んでゆきます。 田中角栄はその後も強い影響力を持ち続けるけれど、 その後の政府はアメリカとの軍事同盟に引きずり込まれるように、アメリカとの一体化になだれ込んでゆきます。 独自核武装をずっと主張していた中曽根氏が総理大臣になったときに、 「日本を不沈空母にする」といってぼくはビックリしました。 アメリカのたてに日本をするというのですから。 そして、中曽根首相は日米運命共同体をいうにまでいたりました。 この間アメリカへの輸出は増加の一途をたどり、貿易黒字はどんどん膨れ上がってゆきます。貿易黒字で日本に集まってきたドルはそっくりアメリカの国債を買うことでアメリカに還流されました。 アメリカへの輸出が増え、アメリカの貿易収支の赤字が増えれば増えるだけ、アメリカ政府の国債を日本が買い、そのことによって連邦政府は財政破綻を繰り延べることができるのです。 奇妙なことですが、アメリカの貿易赤字がアメリカ政府の財政を支えているのです。 日本国内のゼロ金利政策がアメリカ向けの資金投資を促す効果があることも否定できません。 アメリカ国債についての、1997年橋本首相のニューヨークでの講演記録が残っています。 ーーー「米国債を売却して、金(きん)を購入することも、もうひとつの選択肢なのです。 でも、日本がいったんそのようなことをしようとなれば、アメリカ経済に計り知れない衝撃を与えることになりますよね。そうじゃないですか? 多くの国が、米国債を、外貨準備高として、保有しています。 これらの国は、ドルが下落しても、米国債を買い続けるでしょうし、そのことは、アメリカ経済にとって、かなりの支えになるはずです。 私は、そうなることを願っているのですが、アメリカが為替レートの安定性の維持に努力し、協力するであろうことは、かなり、明白なはずです。 ですから、われわれは、米国債を売却し、外貨準備を金に変えようとしたい誘惑に、屈服することはないでしょう。」 との発言をされた。 翌日のニューヨーク市場は、1987年のブラックマンデー以来最大の192ポイントの下げ幅を記録した。 その後、日本政府の否定により、沈静化したが、当時、これは、単なるジョークや即席の発言(the cuff remark )ではなく、アメリカの円高誘導に対するけん制(threat)を意図したものだとの説も、流れたのである。 この一件があった後、日本保有の米国債売却の話は、日米間でタブー視され続けてきた。 一方、近年の大量の為替介入の結果、日本の保有する米国債は、さらに、増えに増え続けている。 そして、これにもまして増え続けているのが、中国であり、今では、1997年当時の約2.4倍に当たる1200億ドル以上に達している。ーーー 今、アメリカの貿易赤字の最大の相手は中国ですが、中国もまた貿易で稼いだドルをアメリカ国債を買うことで手放し続けているのです。 アメリカは日本と中国が買った国債代金のドルで膨大なイラク戦争の費用をまかなっています。その国債を手放す選択肢もあると講演しただけで、橋本竜太郎首相は金脈疑惑にのろわれて、政治生命とともに若い命を落としてしまいました。 田中角栄元首相とあまりにもよく似た運命をかれもまたたどっ たのです。 今では政治家たちはアメリカからにらまれるような独自核武装だけでなく、日本の債券を自分たちで処分するということすら言わなくなってしまいました。 憲法改正論議のテーマとして、安倍首相が集団的自衛権を最初に議題にしたのは、アメリカとの同盟関係を重視しているということを明らかにしておく必要があるからなのです。 そうは思いたくないけれど、こんな論評があることを紹介しておきます。 ーーー首相時代の橋本龍太郎は、「アメリカ国債を売りたい衝動にかられたことがある」と発言したこともある対米強行派だ。利権も失い、アメリカを潤すだけの郵政民営化に、納得するはずがない。 そこで(アメリカの)答えは、彼を「無力化」するということになる。 フセインと同じなのだ。「悪」というイメージを植えつけられたものは 負けなのだ。・・・ーーー ぼくたち日本人にとって、野蛮の象徴とも思われているフセインと、橋本竜太郎、田中角栄がアメリカからは同じに見え、同じように無力化された。 こんなことを信じるぼくがおかしいのだろうか。 最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
2007.05.04
コメント(0)
。 日本板硝子の舞鶴工場で下請け工として働いていた時、ぼくは奇妙なことにであいました。工場では各都道府県をアルファベットの頭文字をつけて呼んでいました。東京なら”T"という具合に。ヒロシマは”P”と呼ばれていました。今も変わっていないでしょう。え?なんで?と聞いたら それはピカドンのPだと教えてくれました。ぼくたちは原爆という言葉は使わなかったのです。いつでも、ヒロシマのピカドンだった。ピカドンは工場の中でも使われていました。Hのつく県が他にもあるから、探したのでしょうが、なんと言う無神経さか。広島の頭文字はピカドンのP。驚きでした。そして悲しくなりました。 8月6日はピカドンの登校日でした。その日には小学校の時から、同じ年の子や多くの人が一年間に亡くなった数が刻まれました。毎年、おびただしい人が死んでゆきました。今も続いています。被曝した子供たちの手記をいくつもいくつも読みました。 小学校6年の修学旅行には原爆記念館に行きました。影絵のように人の影が焼きついているのを今でも思い出します。一瞬のうちに町は焼けれ多くの人が殺されました。ナガサキでも同じことが繰返されました。その傷跡は今もいえてはいないのです。 そのナガサキでは先頃、市長が暗殺されました。暗殺現場を訪れた秋葉広島市長の胸に去来したものは60年前の被曝と核廃絶を唱える同志への心からの慈しみだったことでしょう。 日本国憲法の草案は占領軍とアメリカの学者たちによって起草された。 が、それは日本の侵略により殺された2000万人とも言われるアジアの人々の怒りと悲しみ、 広島、長崎、沖縄をはじめとして米軍によって焼かれ殺されたウチナンチュウと日本人の悲しみのなかに息づいた非戦の誓いによって望まれ支持されて生まれ、大切に育てられたもの、それが、世界に誇る今のぼくたちの日本国憲法です。 肉親を殺され大きな被害を受けながらも戦争に勝った中国や朝鮮、アジアの国々が賠償請求をほとんどしなかったこと。そして、戦争に敗れた日本の兵たちに対する報復が極めて少なかったこと、残留した子供たちがその地の人たちによって育てられたことに感謝したいとおもいます。 ぼくの父は30歳を過ぎてから徴兵され、中国で参戦しました。 戦果を挙げるべく戦ったことを誇りにもしていました。ぼくは父にそのことで何度かなじりました。中国人に銃を向けた父は敗戦から3年間抑留生活をしたのですが、虐待を受けた形跡はありませんでした。 でも、帰ってきた父を見知らぬおっちゃんとしかみ見えなかった幼い姉は、死ぬまでお父ちゃんと呼ぶことはできませんでした。幼い姉の心にはお父ちゃんはいなかったのです。 国際平和を希求する現在の憲法は押し付けられたものだから、改正するというのは、こうした歴史を知らない人々が言うなら、まだしも、歴史を生きてきた老年期の政治家や知識人が言うのはあまりにも物忘れがよすぎるか、恥知らずだからでしょう。 一方で、自衛隊を育てることと、核兵器を独自に開発する試が執拗におこなわれてきました。核兵器を作るなんてそんなことあるわけないだろう、と思うかもしれません。 最近公開されたアメリカの外交文書に次のようなものがあります。 1970年代の米外交を主導したヘンリー・キッシンジャー氏が大統領補佐官と国務長官を兼務していた74年、インドが地下核実験に踏み切った直後に、日本が核開発に乗り出すとの認識を表明、独自核武装の動きを懸念していたことが3日、機密指定を解除された米公文書から分かった。70年代の対日政策形成に大きな影響力があったキッシンジャー氏が、日本の核保有に懸念を示していたことが、文書で裏付けられた。日本が当時、核拡散防止条約(NPT)を批准していなかったことなどが情勢分析の背景にあったとみられる。フォード大統領は翌75年、三木武夫首相との首脳会談で初めて日本への「核の傘」供与を文書で確約するが、日本の核武装に対するキッシンジャー氏の懸念が影響を及ぼした可能性がある。 次には、このことについて考えてみます。 日本が独自核武装をめざしたとき。
2007.05.04
コメント(1)
五月三日は憲法記念日です。今の憲法が生まれた日です。 あくる五月四日はぼくの誕生日です。(それは関係ない) 今、その憲法を変えるための国民投票法が、国民の関心をほとんど呼び起こすこともなく、成立へと向っています。 ぼくにはとても気がかりな出来事です。 日本国憲法は第9条で 武力の保持 国の交戦権、 国際紛争を解決する手段としての武力の行使 を禁じています。 この憲法からすれば、世界第三位の破壊力を持つ自衛隊は憲法に違反しています。ぼくが法学部の学生として憲法を学んだ時 、多くの学者はそう主張していました。言葉を普通に理解するなら、違憲です。 そんなことは百も承知の上で、既成事実を積み上げてできたのが、日本最大の公務員を抱える自衛隊です。 最初は保安隊と呼んでいました。 ある人が海上保安庁の仕事をしたいと思って試験を受けに行った。合格して、どうも服装が違う、船の色が白だと思っていたのに、グレー。何もかも変だと思っていたら、海上保安庁ではなくて、保安隊、今の海上自衛隊にはいったのだと知った、と。 そこから始めて、軍事用語を極力使わない自衛隊が生まれ、成長しました。 巨大な戦闘能力を持った自衛隊が9条に違反していないなら、いまのままでいいではないかと思われるでしょうが、やはり変えるのだと。なぜでしょうか。 今の自衛隊にないものが、つまり現在の世界で戦争をする上でたりないものと考えられているものが、二つあります。 一つは核兵器とそれを運搬する手段です。 政府は、憲法は核を持つことを禁じてはいない、ただ、政策として作らず、持たないことにしているのだといっています。核兵器が武力でないというのは海を泳ぐ白い生き物をからすと呼ぶぐらいのめちゃくちゃさです。でも、兵器としての核は実際に持っていない。アメリカ軍は日本に持ち込んでいるけど。 もう一つは同盟軍と共同して、あるいは単独で、武器を使用し、人命、財産に危害を加える行為をおこなう権限です。集団的自衛権と呼ばれるものと海外での戦闘行為です。
2007.05.04
コメント(0)
舞鶴の特産品といっても、ほとんどの人がそんなものがあることも知らないのですが。舞鶴市福来工業団地に東電気という小さな工場があります。その工場で生産されている遠赤外線ヒーターはとてもすぐれものです。ぼくがこのヒーターを知ってから一年ほど経つが、健康への効果は計り知れないと思っています。1990年代にはみのもんたに取り上げられたり、一時ブームになったようだ。ぼくはこのすぐれものを21世紀の健康管理の必需品として紹介したいと思っています。軍港と造船が、そして新たに時代錯誤の石炭火電が町の顔になっている舞鶴のイメージを変える力の一つになると思っています。ぼくはここに住んで、豊かな海と大地に恵まれながら、過疎と世界有数の原発乱立、放射性廃棄物の汚染地帯になっていることに深い悲しみを抱きながら生きてきました。この地を癒しの郷として再生する道を探したいとの思いで貧しさや、孤立や、さまざまな陰口に家族が苦しむのを申し訳なく思いながらも、非力なわが身を省みず生きてきました。その断片は癒しの郷を築くと題して書き綴ってきました。その一部はサイトに載せてあります。http://store.yahoo.co.jp/benikouji/ccfea4b7a4.html興味のある人は読んでみて下さい。 癒しの郷というのはとりあえず村の再生として描くほかありませんが、遅れた農漁村の活性化のことではなくて21世紀の人の生活のありようのことだとぼくは思っています。エネルギー浪費型の都会をそのままにして、食品、住まい,衣服、医薬品を石油化学付けにしたままで、地球の未来は語れないからです。海、大地、人の知恵と力を癒しの郷を築くという目で見つめなおしてみる、その一つの目として遠赤外線温浴器が役立つ。そう考えるようになりました。
2007.03.09
コメント(0)
6日に娘の高校入試が終わった。 笑いながらでてきた娘を乗せて 帰りながら長かった4年間を思う。 六年から学校に行かなくなり、 一人で家にこもって何かと向き合っていた。 硬く心を閉ざし、ろくに口も利かなくなった 娘に途方にくれた妻は自分を責め続けていた。 今も休みながらだけど、何とか、次のステップに 踏み出すことができそうだ。 どんな結果であっても、今は素直に受け入れられる。 ふがいない親の元でも、子供は育つもんだ。 娘を見てて、生きるということに新しく目が開かれた気がする。 うまくいえないが、いのちへの信頼とでも、呼んでおこう。 有難う、わが娘たちよ。 お疲れ様、母さん。
2007.03.06
コメント(0)
タミフルを服用したら、2日間は子供を一人で置かないようにすることが必要です。(ここで子供というのは中学生ぐらいの思春期の少年のことです。タミフルを飲んだ後で、マンションから飛び降りたり、道路に飛び出してトラックにひかれたりという事故が続いているからです。補遺)タミフルを処方されたら、必ず上のことを守ってください。インフルエンザは風邪と同じウイルス性の感冒ですから暖かくして休んでおれば、多くの場合数日で回復します。日ごろから、自然治癒力を高める生活を心がけることも大切です。★インフルエンザとタミフルに詳しい医師による次のような指摘のあることを紹介します。以下引用この冬、インフルエンザに罹ったらどうする?夜寝る前にタミフルを服用し、翌朝冷たくなっていた例、寝返りをうった10分後に呼吸が止まっていた子、異常に気づき車で病院へ連れて行く間に呼吸が止まった子など、すべて最初の1回分服用後に起きています。注意しても防ぎようがない例ばかりです。注意すれば防ぐことができるという副作用ではありません。一方、インフルエンザは自然に治まる「かぜ」の一種です。タミフルを服用させる、服用するかどうかを考えるなら、自然に治まるかぜに、死ぬかもしれないという害があるタミフルを使うかどうかをよく考えてほしいのです。インフルエンザならば暖かくして安静にしていれば自然に治まります。タミフルは、発病後48時間以内に服用しなければ効かないというのですから(そもそも効かないが)、熱もある一番つらい時に受診することになります。その時間には暖かくして安静にして寝ているほうがよほど早く治るに違いありません。薬は使わなくてよいのです。熱がピークに達すれば寒気はなくなり、体が温かい感じがしてきます。こうなればインフルエンザはもう峠を越し始めているのです。このときに熱を下げるのは「愚の骨頂」「たいへんもったいない」のです。解熱剤で下げるとまだ完全にはやっつけられていないインフルエンザウイルスがまた元気を取り戻し、また寒けとふるえがきて、最初よりも高熱にさえなりかねません。すこし退屈でもひたすら寝る。眠れなくても目をつぶって横になっているだけでよい。薬は使わなくてよいのです。そういう世界的常識に従っていれば、 インフルエンザは怖くない!(引用ここまで)タミフルはスイスの製薬メーカーの医薬品ですが、その70パーセントを日本で消費しているのも異常です。「国民総モルモット」と海外で揶揄する声も出ています。
2007.03.06
コメント(0)
本場熱帯産のガジュツ入り春ウコン1カ月分をプレゼントいたします。期 間 2007年02月25日から3 月15日まで 対象商品 春ウコン・ガジュツ入り150g 条 件 期間中にメルマガ新規登録された方の中から抽選で 1名の方に春ウコン(ガジュツ入りプレゼントいたします。 プレゼントはこちらから熱帯インドネシア産の春ウコンとガジュツにはたくさんのクルクミンと精油が含まれています。春ウコンとガジュツで、すっきり、すこやか。 二日酔い 対策に!おなかが気になる方に。 ウコンの力をおためしください本品は最高級の春ウコン60パーセント最高級のガジュツ40パーセントをブレンドした理想的な健康食品です。■お召し上がり方一日にテイースプーン3杯を目安に数回に分けてお召し上がりください。ウコンは、熱帯アジア原産の植物で、香辛料のターメリックとして、あるいは観賞用として、世界中に広まり、現在、世界で30種類以上が確認されています.原産地の熱帯アジアでは、カレーなどの香辛料として使われるだけでなく、庶民の健康を守る貴重な民間薬として、広く社会に普及しています。その歴史は古く、4000年前のインドの文献にも使われた事が記されています。日本では、春ウコン・秋ウコン・ガジュツの三種類のウコンが,暖かい沖縄地方で栽培されています。■春ウコンの成分比較市場には様々なウコンが出回っています。どんなウコンを選べばいいのでしょうか。ウコンにはよく知られた二種類の成分が含まれています。精油成分とクルクミンです。健康食品としてみた場合、この二つの成分が多く含まれているウコンが優れたウコンといえます。三種類のウコンはそれぞれが含む成分に特長があります。ウコンの種類と産地を見比べながら、使い方を工夫することで、ウコンの健康維持効果が変わってきます。精油成分芳香の元となる脂質であるウコンの精油成分は100種類ほどが確認されています。ターメロン、シネオーレ、α―クルクメン、クルクモール,Β―エレメン、アズレン、カンファー、テルペン類などを上げることができます。下の表を見ると春ウコンには秋ウコンの約5倍の精油成分が含まれています。そしてさらに、同じ春ウコンでもインドネシア産春ウコンには日本産春ウコンの2倍の精油が含まれていることがわかります。これがインドネシア産春ウコンをお勧めする理由なのです。試験項目 インドネシア春ウコン 日本秋ウコン 日本春ウコンクルクミン 56g/kg 36g/kg 1.1g/kg脂質(精油) 10 7% 1.0% 5.3%配分(ミネラル) 8.9% 0.8% 6.6%(日本食品分析センター調べ)■■インドネシア産ガジュツ■■インドネシアでは[今年はこの山来年はあの山]というように、山を移動しながら種芋の植え付けと収穫を繰り返します。焼き畑農業のように種芋を植えておくと勝手に育ってくれます。農薬も化学肥料も使いません。大地の栄養分と熱帯の太陽のパワーを得て じっくりと育ちます。イ ンドネシア産ガジュツはすばらしい天然の自然食品です。インドネシア産ガジュツは連作しません。できないのです。ガジュツを植えると土地がやせて、周辺の木までやせてくるといわれます。ガジュツはそれほどまでに大地の栄養とパワーを吸収しつくして育ちます。ガジュツの栽培は山を移動しながら行ないます。そうすることで地力の回復を待つのです。ガジュツのすばらしい栄養価の秘密はここにあるといえます。ガジュツは朝鮮人参と似ています。朝鮮人参は原野に自生したものほどよいといわれます。化学肥料を与えると早く大きく育ちますが、朝鮮人参の栄養価は落ちてしまいます。温帯アジアでもガジュツが多く栽培されていますが、そのほとんどが化学肥料で大きく育てたものです。ガジュツはインド・ヒマラヤが原産地です。原産地で大地の恵みを吸収して育ったインドネシア産ガジュツは他では得られないパワーを持っています。インドネシア産ガジュツはヨーロッパとの間で古くから交易が行われてきました。この交易によって、品質管理が厳しくチェックされていることもあり、無農薬、無肥料、厳しい衛生管理の下で製造されていますガジュツには、精油が多く含まれています。香りの元となるこの精油の様々な働きが話題となり、特に健やかな明日を目指す方に愛用されています。ガジュツは昔から医者要らずと呼ばれるほど健康維持に様々な働きがあるのです。ガジュツ(紫ウコン)をご家族皆様のご健康にお役立てください。ガジュツは苦味のある食品ですが、飲んだ後にすっきりとしたさわやかさが広がってゆきます。昔から体にいいものは口に苦いといわれます。ガジュツもとても苦いのですが一種独特のさわやかさがあってちっとも気にならないという愛用者も多いようです。プレゼントはこちらから太陽と大地がくれた奇跡の食材を毎日の健康にお役立てください
2007.03.06
コメント(0)
■下魚(ゲンゲ)として捨てられてきた魚が注目され、新しく製品化されています。品名 ノロゲンゲ(幻魚)原材料 ノロゲンゲ内容量 50g製造場所 京都府保存方法 冷蔵庫にて保存賞味期限 冷凍庫から出して 常温で1週間 冷蔵で1ヶ月 冷凍で6ヶ月製造法 新鮮なゲンゲの頭をはねて、低温でゆっくりと乾 燥させます。 生の状態から歩留まり9パーセントまで乾燥してあります。 それでも、手に持つと脂肪が乾いていなくてくっついてきます。 何も添加していません。 食べ方 そのまま身をほぐして食べることもできます。 軽く火にあぶって食べると香ばしくなります。 ■以前から、舞鶴の地元の魚を自然食品として見直したいと思っていました。昨年暮れ,ごまめを紹介したら、とても好評で、勇気をいただきました。ごまめは初夏に生産されるので今在庫がありませんできるだけ手をくわえずに素材のままを提供したい。できることなら、健康食品としてエビデンスのわかっているものも届けたい。お店で、お客さんに喜ばれるものであること。そんなことを考えながら年明けを過ごしているとき、付き合いのある魚屋さんから珍しいものがあると干物をもらいました。この干物は東京農大の小泉武夫教授が本の中で紹介している珍味でもあると。 経堂の店に来る学生さんが小泉教授にノロゲンゲについて何に書いたか聞いてもらえるとこんなにうれしいことはないです。舞鶴では小泉さんの本を手にとって調べることなどできないもので。ていねいに冷風乾燥されたゲンゲの干物はまだ、どこにも売り出してはいない。小泉教授たちはひそかにこの珍味を楽しんでいるようです。ついでに、小泉教授は紅麹についてデータは調べているけれど、本物はちゃんと調べたことがないといっていたそうです。麹についてはこの人の右にでるものはいないといわれる発酵学の大家にしてそうなんだから、まだまだぼくの紅麹は理解してもらう努力を続けないと。何とか届けたいな。和名をノロゲンゲといいます。スズキ目、ゲンゲ科、正式名ノロゲンゲ。世に流通することがなかったので港によってさまざまに呼ばれてきました。日本海からオホーツク海までの水深300mの深海に棲息する30cmほどのアナゴに似た魚です。日本海各地で「げんげ」「げぎょ」「げんぎょ」、また「とぎ」、港により、「どぎ」、「ぐべ」、「のめ」、「うとろ」、「ぐら」、「ぐび」、「ブル」等ほぼ港により呼び名が違う魚。とても、おいしかったし、強く惹かれたので、調べてみました。舞鶴ではブルと呼ばれてかにやかれいの底引きにかかる外道だが 、コラーゲンをたっぷり含む珍魚とわかりました。ぬるっとして、少し気味が悪く日持ちがしないので、捨てられることが多かったといわれます。近年そのゼラチンが体にいいということで北陸の港では鍋にして料亭でもてはやされるようになったようです。北陸の漁港で食べることができるという。このコラーゲンたっぷりのノロゲンゲを干物にしました。一度食べたら、クセになるなるおいしさがたまりません。舞鶴の産直マートにおいてもらっているのですが、地元の漁師があの干物はおいしい! と。どうやら初めて食べたようです。 ノロゲンゲにはコラーゲンがたくさん含まれています。コラーゲンに注目した富山県漁連と富山県立大学の共同開発により、健康食品が販売されています。ノロゲンゲを健康食品にするとき、コラーゲンを抽出して濃縮することを考えたそうです。でも、ゲンゲの豊富なアミノ酸や脂肪酸を丸ごと摂取したほうがいいということになってそのままフリーズ・ドライにして粉末化したと書いてありました。いろんなものを添加してありますが、ノロゲンゲの成分に関していえば、この健康食品と同じだけの成分がぼくの干物には含まれています。しかも熱も加えず、圧力も加えていない。コラーゲンは多くが豚、牛由来の抽出物です。BSEなどで、アニマル・コラーゲンへの不安が高まるにつれてフィッシュ・コラーゲンが注目されてきました。上に紹介したのもその一つですが、健康食品に加工されるのは例えば鳥取県の境港では漁港で大量にできる鯛のうろこからコラーゲンを抽出しています。これが海洋性コラーゲンとして販売されています。ぼくのノロゲンゲはコラーゲンとしてではなく、おいしい干物として召し上がっていただけます。生のまま,低温乾燥でノロゲンゲの干物を作りました。とてもていねいな作業によって作られたゲンゲの干物はそのまま食べても軽くあぶって食べてもとてもおいしくいただけます。コラーゲンやEPAが摂れます。どうぞ、ご賞味あれ。フィッシュコラーゲン・ノロゲンゲはこちら
2007.03.06
コメント(0)
住み着いたところが、過疎の農漁村なもので村おこしの運動にも関わっています。地域の自然の産物を見直して村おこしの商品に開発することも試みています。その一つに竹炭の製造があります。 自分たちで土がまを築いて、山に自生する竹を切って炭に焼くわけです。技術的には相当確かなものを焼けるようになりました。飲料水に入れたり、ご飯を炊くときにのせたり、部屋においてシックハウスや電磁波対策にしたり、冷蔵庫や車に入れてにおい消しに、 押入れに入れて湿度調整に使えます。 また、竹酢液は脱臭効果、風呂に入れて、アトピー対策に、家庭菜園で防虫、、病気予防に。ぼくたちの窯のそばでは関西電力が竹炭によるCO2固定化の実験プラントを動かしています。ぼくはこれについては異論があるのだが。厄介者の竹がだいぶ役に立つようになってきました。この竹炭を利用して、快適住宅をつくることげできます。次のような用途が考えられます。1.床下に坪当たり10kg程度入れて防湿、シロアリ防除、電磁波の吸収に。2.天井や部屋に埋め込むことで、シックハウス対策に。3.部屋の中に装飾品として置いて、シックハウス対策に。運動体の名前はふるさと大浦21といいます。舞鶴市の助成も受けています。ご関心をお持ちいただけたら、サンプルをお届けできます。昨日の会議で使ってもらえるところを探してみようということになったので。竹炭はお届けできますので、多少に関わらずお問い合わせください。例えば70cmぐらいの長いものからいろいろ作れます。よろしくお願いいたします。竹炭
2007.03.06
コメント(0)
コラーゲンたっぷり。ノロゲンゲを干物にしました。一度食べたら、病み付きになるおいしさがたまりません。数量限定のため、在庫なくなり次第販売終了となります。 スズキ目、ゲンゲ科、正式名ノロゲンゲ。日本海からオホーツク海までの深海に棲息する。日本海各地で「げんげ」「げぎょ」「げんぎょ」、また「とぎ」、港により、どぎ、ぐべ、のめ、うとろ、ぐら、ぐび、ブル等ほぼ港により呼び名が違う魚、舞鶴ではブルという。 ノロゲンゲは日本海での底引き網に混獲され、体は半透明で、ブヨブヨしていて柔らかく、形はやや細長い魚です。 全長は30Cm足らずで、体色は生鮮なものは淡紅褐色で頭の背面から背部は暗色である。海底に沈んだ生物や、小さな貝を食べていると考えられています。肉は白身で癖がなく、身はゼラチン質におおわれて美味しい魚ですこの魚、冬から早春にかけての日本海側「冬の鍋料理」のひとつとして、高級料亭でだされるようになりました。 ノロゲンゲにはコラーゲンがたくさん含まれています。コラーゲンに注目した富山県漁連と富山県立大学の共同開発により、健康食品が販売されています。。ゲンゲは脂質が多く、日持ちが悪いため、これまで漁港で鍋などで食べられることが多かったのですが、舞鶴の干物屋さんが生のまま,25℃の低温乾燥でノロゲンゲの干物を作りました。とてもていねいな作業によって作られたゲンゲの干物はそのまま食べても軽くあぶって食べてもとてもおいしくいただけます。透き通った白身魚の干物はしっとりした味わいが口の中に広がります。幻の深海魚ノロゲンゲ
2007.02.16
コメント(0)
コラーゲンをたっぷり含んだノロゲンゲを干物にしました。ノロゲンゲ - WEB魚図鑑http://fishing-forum.org/zukan/mashtml/M000449_1.htmスズキ目、ゲンゲ科、正式名ノロゲンゲ。日本海からオホーツク海までの深海に棲息する。日本海各地で「げんげ」「げぎょ」「げんぎょ」、また「とぎ」、港により、どぎ、ぐべ、のめ、うとろ、ぐら、ぐび、ブル等ほぼ港により呼び名が違う魚、舞鶴ではブルという。 ノロゲンゲは日本海での底引き網に混獲され、体は半透明で、ブヨブヨしていて柔らかく、形はやや細長い魚です。 全長は30Cm足らずで、体色は生鮮なものは淡紅褐色で頭の背面から背部は暗色である。海底に沈んだ生物や、小さな貝を食べていると考えられています。肉は白身で癖がなく、身はゼラチン質におおわれて美味しい魚ですこの魚、10年ぐらい前から冬から早春にかけての日本海側「冬の鍋料理」のひとつとして、テレビ報道や女性雑誌などマスコミでもてはやされ、、北陸でも有名で、高級料亭でだされるようになりました。 ノロゲンゲにはコラーゲンがたくさん含まれています。コラーゲンに注目した富山県漁連と富山県立大学の共同開発により、健康食品が販売されています。その豊富な栄養分を生かすため、コラーゲンを抽出するのではなくて10倍に濃縮することに成功し、日本初のノロゲンゲ栄養補助食品です。ゲンゲは脂質が多く、日持ちが悪いため、これまで漁港で鍋などで食べられることが多かったのですが、舞鶴の干物屋さんが生のまま,25℃の低温乾燥でノロゲンゲの干物を作りました。とてもていねいな作業によって作られたゲンゲの干物はそのまま食べても軽くあぶって食べてもとてもおいしくいただけます。透き通った白身魚の干物はしっとりした味わいが口の中に広がります。ゲンゲのすむ水深300mといえば、気圧にして30気圧。最新鋭の潜水艦でも、めったに潜らないほどの深海です。ところが、こうした深海を棲み家にしている生物もいます。深海魚の生態や生物的機能については十分に解明されていません。低温、高圧、酸素不足など過酷な条件で生きるため、海面近くで生息する魚類とはまったく異なる代謝や生理を持つとされ、ヨーロッパの一部では、古くから深海魚の抽出物を健康のために利用してきました。この珍魚を手軽に、おいしく召し上がっていただけます。まもなく販売サイトを立ち上げます。数量限定です。お問い合わせは下記メールで。benikouji@theia.ocn.ne.jp
2007.02.15
コメント(0)
舞鶴気功大学特別講演会『医療機構と養生気功』へのご案内 と き:1月22日(月)午後6時30分開場 ところ:舞鶴市商工観光センター展示交流室 http://www.maizuru-bay.or.jp/ (東舞鶴七条海岸:東舞鶴駅より徒歩20分。無料駐車 場有) 講 師:劉天君北京中医薬大学教授 演 題:医療気功と養生気功 講演と簡単な気功練習 簡単な動きができる服装でおいでください 会 費:2,000円 主催 舞鶴気功大学 0773-63-7751(舞田宗孝)携帯090-1963-7252 舞鶴市字観音寺156舞田方 詳細: 新年あけましておめでとうござます。21世紀に入り、私達の生活は大きな転機を迎えているように見えます。欧米型の豊かな生活を目指して長寿が得られた一方で、ガンや糖尿病、高血圧、動脈硬化など深刻な生活習慣病を患うことも多くなりました。花粉症、アトピー性皮膚炎、冷え症も多くの人を悩ませています。 生活習慣と環境の変化による健康への不安が広がってゆくにつれて、さまざまな健康法に人は惹かれていきます。 ヨーガや気功など東洋の伝統的な養生法への関心が高まっています。また、伝統的日本食や医食同源といわれる中国の伝統食の見直しにも関心があつまっています。 このたび、著名な中医学研究者である劉天君教授が来日された機会に、気功についての講演会に招きました。劉教授は中国屈指の気功研究家であり中医学の医師として後進の指導にあたっています。 中医学では医師による治療は病者が自分で行う養生と相補い、自然治癒力を活性化することで病を克服することを目指します。劉天君先生は「医者が勝手に治療しようとするだけでは、病気は治らない」と病者の主体をとても重視します。 医師による治療と病者が自分で行う養生をうまく生かす、気功による病気の予防と治療についての講演をお願いしました。この機会に講演と気功の練習を受けてみませんか。 劉天君先生は2002年7月大浦ハイランド、丸山小学校で、舞鶴気功大学が行った気功講習会にお招きし、今回が二度目となります。 舞鶴気功大学ではこれからも、気功を学ぶ機会をもちたいと考えています。 初めての方も気軽においでください。通訳もあ り、とても気さくな先生です。
2007.01.13
コメント(0)
◆◆はや年の瀬が近づいてきました。皆様はいかがお過ごしですか。今年は多くの健康雑誌などが内臓脂肪肥満とダイエットについて報道しました。昨年はまだ耳慣れない言葉であったメタボリックシンドロームが流行語の仲間入りをするまでになりました。若い人にも脳梗塞や心筋梗塞を引起す恐れのあるメタボリックシンドロームにいち早く関心が高まったのはとてもいいことです。メタボリックシンドロームについてはメタボリックシンドローって何?でくわしくご紹介しています。◆◆12月にはいってアメリカからトランス脂肪酸の制限についてのニュースが入ってきました。>>>ニューヨーク市は5日、心臓病との関連が指摘されている「トランス脂肪酸」の含有量が多い調理油と食材を、市内のすべてのレストランやファストフード店で原則的に使用禁止にすることを決めた。保健・衛生関連の条例を改正し、2008年半ばまでの実施を義務付けた。 トランス脂肪酸を禁止するのは、全米の都市で初めて。マクドナルドなど大手外食チェーンも対象で、違反業者には罰金が科せられる。外食産業大手はすでに米国や日本で代替油の研究など対応を始めており、各地でこうした動きが加速しそうだ。<<<トランス脂肪酸はマーガリン(10~13パーセント)ファットスプレッド(4~7パーセント)植物性油を人工的に加工した油:例エコナ(最大5.2パーセント)高温で抽出した植物油(0.4~2.3パーセント)揚げ物フライ、などに含まれます。トランス脂肪酸は動脈硬化やガンの促進作用があると見られています。内臓脂肪の肥大によるメタボリックシンドロームの予防には・脂肪の量を控えるということに加えて、・良質の脂肪をあまり加熱せずにとる。・いわし、鯖、アジなど青魚のω-3系統の脂肪を取ることも大切。トランス脂肪酸についてはこれからも、調べてご報告いたします。◆◆『癒しの郷を築く』第一部をアップしました。健康、環境、スピリチュアル。いろんな角度からいのちについて考えてゆきます。あわただしく寒い日がつづきます。 お体を大切にお過ごしください。ではまた。
2006.12.14
コメント(0)
ぼくは、広島県東部の御調町という農村に育ちました。最近、尾道市に合併されたのですが、向島や因島という瀬戸内海に浮かぶ島々も尾道に入りました。その因島は古くは村上水軍の拠点の島としてしられ、造船やみかんの栽培でも知られています。造船会社が杜仲茶の生産に取り組んで因島で生産を始めました。造船会社の杜仲茶はとても評判がよかったし、健康にもすぐれた効果のあることも実証されていました。何かの事情で、杜仲茶の販売権を製薬会社に売り、この製薬会社も因島から離れてゆきました。杜仲茶の生産が年々少しずつ増えてゆくことに力になりたいと思っています。因島での生産は人気の高さから言えばとても少ないのです。できるだけ多くの方に知っていただいて因島杜仲茶が育ってゆくのを見守りたいと思っています。ふるさとへの思いのこもった製品です。因島杜仲茶の販売サイト 杜仲茶とは中国で漢方薬として広く知られている「杜仲」の葉を 茶葉にしたものです。常用できる保健薬として古くから用いられてきました。日本では葉を原料とした杜仲茶が一般的ですが、中国では樹皮から煮出したものを飲むこともあるようです。日本では杜仲の樹皮は医薬品として使用されています。 広島県尾道市因島瀬戸内海に浮かぶ村上水軍の島、造船の島、因島の 地に杜仲茶栽培の歴史が幕を開けたのは昭和62年の こと。因島杜仲茶は数名の造船マンの熱い想い因島杜仲生 産組合の強い情熱、そして多くの因島・尾道市民の温 かい愛情から生まれました。因島杜仲茶は固有成分である杜仲葉配糖体(ゲニボシ ド酸」がもっとも多く含まれている7月から8月に収穫した真夏葉のみを使用しています。 高い志を持ち、丹精込めて育てた因島杜仲茶を多くの 皆様にご愛飲いただき、少しでも健康にのお役にたてて 頂ければ幸です。 因島杜仲生産組合一同 BR>
2006.11.09
コメント(1)
いつの間にやら、秋も深まってきて、ちらほらと紅葉の便りを聞くようになってきました。急に冷え込んでくるこの季節も体調を崩しやすいので、お気をつけてお過ごしください。メタボリックシンドロームについて触れてきましたが、サイトにメタボリックシンドロームの病態についてまとめたので,ご覧ください。メタボリックシンドロームの病態おなかを冷やしてはいけないとか、中国の気功ではへその少し下のおなかを丹田といってとても大切にします。古くからの養生法にはとても大切な教えが含まれているのだと改めて感心しています。養生に役立つ食品をメタボリック養生食品としてまとめて紹介しました。メタボリック養生食品茶樹茸はくびれ美人に、ガジュツは究極のダイエット食材杜仲茶はメタボリックシンドローム対策にと、TVで注目されました。玄米黒酢、紅芋酢は今注目の健康酢の中でもすぐれた品質と吟味された原料がひときわ群を抜いています。■店長の舞田は、広島県の東部の農村に育ちました。最近、尾道市に合併されたのですが、向島や因島という瀬戸内海に浮かぶ島々も尾道に入りました。その因島は古くは村上水軍の拠点の島としてしられ、造船やみかんの栽培でも知られています。日立造船が杜仲茶の生産に取り組んで因島で栽培を始めました。造船会社の杜仲茶はとても評判がよかったし、健康にもすぐれた効果のあることも実証されていました。何かの事情で、日立造船は杜仲茶の販売権を小林製薬に売りました。この製薬会社と地元の杜仲生産組合で協力して品質のよい杜仲茶を生産していたのですが、大量に販売するようになってこの製薬会社も因島から離れてゆきました。因島での生産は人気の高さから言えばとても少ないのです。地元の人にお願いして杜仲茶を少しゆずっていただくことにしました。とても数量が少ないのですが、因島杜仲茶の生産が年々少しずつ増えてゆくことに力になりたいとも思ったからです。できるだけ多くの方に知っていただいて因島杜仲茶が育ってゆくのを見守りたいと思っています。入荷した時点で数量限定で販売する予定です。店長のふるさとへの思いのこもった製品です。因島杜仲茶
2006.10.24
コメント(0)
先に書いた男の死はガンだったと知った。やせ細ったからだが雄弁に語っていたのだが。一緒に気功を学んできた女性が乳がんと診断されて、昨日片方の全摘手術を受けた。と娘さんから聞いた。疑いがあると判断されてから2週間にも満たない、速いオペだ。舜さんに言ったらオペしないほうがいいというだろうな、といってたとも。先日、あるひとから「大腸がんの手術を受けて余命6ヶ月と宣告された妻に、およそ考えられる限りの治療法を試みて、ガンが消えた」と聞いた。話し合ってみると、確かに多くを試みていた。幼子を抱えて、妻のガンと付き合う姿勢には心を打つものがあった。もっと簡単で費用のかからないやり方もありますよ、といくつか紹介した。かれは克明にメモしながら、聞いていた。ガンは確かに死に至る病であり、多くの人が亡くなっている。でも、それは決して不治の病でもなければ、特別に恐れおののく難病でもない、とぼくは思っている。どんな風に語ればいいかよくわからない。でも、気になることがあって、わかっていることを紹介することにした。中国でがん患者の死因を調べたところ、三大療法による副作用で亡くなった人が約三分の一ガンの宣告によるショックで死を早めた人が約三分の一ガンによって亡くなった人が約三分の一という統計があると聞いた。ガン医療は治療なのか、と問い返すような内容だ。ガンごときで死なないでほしい。自分の生きる力を信じて、それが存分に発揮できるように助け合えたら、と思う。それはガンに限らないのだとも思っている。
2006.10.19
コメント(0)
先日、ぼくの店のすぐ近くでひとりの男が死んだ。 町内でいとなまれる葬儀もなく、死の知らせは頼りなげに伝わってきた。 男は職人で、近所で重宝がられていた。 が、かれはひどくやせ衰えていた。 一月ほど前、訪ねて身体に触ってみた。頬骨は飛び出し、やせた筋肉は平たいひものようになって、骨格を締め上げていた。 食べると吐き気がして。と細々と語る男の身体をしばらく触って、いつでもおいでください。これぐらいのことでしたら。と言い置いて引き揚げた。 それっきりであった。 聞いたところによると、かれは職人として働き、美人で評判の妻をえ、子供も授かった。家計を支えるためにと働きに出た妻の浮気。人目もはばからぬ、いさかい、そして離婚。 気のよさそうな男は酒に憂さを晴らし、強いアルコール中毒に。 それでも、断酒会に入り、酒を断ち、みんな出て行った家でひとり職人として働き始めた。職人の仲間たちが、かれに仕事を都合し、近所の人たちもこまごました仕事を持ち込んでいた。男も仕事に精出していた。 ぼろぼろになった身体は、そんな男が生きながらえる力も残してはいなかった。とてもやりきれない思いでいっぱい。 今日の昼間、一人の女性が訪ねてきて、知らんかった、昔一緒に働いたことがある。知ってたら、見舞いにもきたのにと。 しばし、沈黙して主のない家を見つめながら言った。 今どき、こんな死に方があるなんて。 女性の言葉を聞きながら、今からこんな死に方が珍しくなくなるかもしれない、と、思った。
2006.10.19
コメント(0)
ETV特集 「なぜ医師は立ち去るのか~地域医療・崩壊の序曲」 10月7日(今夜)10時教育テレビ(90分番組)が放映されます。各地で相次ぐ公立病院の機能停止を追いかけた取材番組です。舞鶴市民病院での内科医全員の辞任から市民病院の機能停止についても取材されました。地方では農協、市町村役場、学校などについで病院も撤退し始めています。広い範囲にわたっておおやけの場を持たない地域がどんどん広がっています。時代の最前線とは何かを考えるきっかけになるし、棄てられた民がいかにして生きてゆくかを考えるきっかけになるかもしれません。舞鶴市民病院の崩壊についてはぼくの日記に数回書いています。なくしもの
2006.10.07
コメント(0)
網をたくさん持っていれば魚が一匹も取れなくても上手な漁師と言えるだろうか。網は道具であって魚をとることが目的。魚が取れれば網はもう必要ない。 同じことが気功の練習にも言える。 気功にはたくさんの功法がある。功法は道具であって、目的は入静である。入静が理解できれば道具(功法)は忘れてもいい。 1日と2日、劉天君北京中医薬大学教授の気功講習を受けた。1日が外気と外気療法。2日が静功。 気功の目的は調身、調息、調心の三調合一によって入静することにある。 入静とは 眠りではなく覚醒した状態であり、 催眠でもなく, 雑念のない境地である。 雑念というのは邪悪なという意味ではなくて脳に浮かぶすべてのことである。雑念がないというのは脳に何もない状態のこと。 雑念は追い払うのではなくて 雑念のない状態に戻るのである。 午後の3時間は雑念のない状態になるための練習が続いた。 うまく伝えられそうにないから練習の中身は省く。 5分とか10分瞑目する。瞑想とも違う。 2日目の静功の講義の様子である。 ところで、入静とは何か? それを私が言えば皆さんはそれを覚えてしまって、本当の入静ではなくて私が言ったことを実現しようとする。それは入静を妨げてしまう。 入静はそれを体験したことのない人には言葉で伝えようがない。入静を体験した人には言葉で伝える必要はすでにない。 どれほど練習すれば入静できるかについても、人によって違うからなんとも言えない。毎日練習することも大事だし、気場のいいところで集中して体験することも必要だ。 5年、10年かかることだと考えたほうがいい。 学ぶというのは身体が変わることだ。 ぼくたちは受講料を取り戻すかのようにメモを取り続ける。 先生は言う。 メモしているときには理解できないし、覚えることもできない。理解したら理解したことをあとでメモすればいい。それでも、メモの筆は止まらない。 日本では手段をいっぱい知っているが目的を見失うことが多い。日本で入静をつたえることはむずかしいことを理解しています。 劉天君講義は日本では見ることもできない学ぶことの訓練でもある。 benikouji@theia.ocn.ne.jp
2006.10.05
コメント(0)
はや、九月も過ぎ秋が深まってきました。急に冷え込んだりするので、身体を冷やさないように、お気をつけください。冷えは万病のもとです。先日、玉井さんの奥さんがお見えになって、玉井光は先日アルゼンチンに向かいました、と聞きました。玉井さんというのは紅麹本舗で扱っている蜂蜜の生産者です。玉井さんは日本から見るとちょうど地球の裏側にあるアルゼンチンに養蜂場を営んでいます。玉井養蜂園の蜂蜜はとてもおいしくてクリーム状に結晶した蜜は夏でもスプーンにすくうと水飴のようにスプーンに絡みます。私はこの蜂蜜を一さじ口にしたときから、魅せられてしまいました。広大なパンパで繰り広げられる蜂飼いの様子を皆様にお伝えいたします。百年でも腐らない完熟蜂蜜に魅せられてhttp://subs.shopping.yahoo.co.jp/rd?47050000401完熟ひまわり蜂蜜はこちらhttp://subs.shopping.yahoo.co.jp/rd?47050000402・樹の樽で十年熟成させたブラジル産プロポリスはこちら http://subs.shopping.yahoo.co.jp/rd?47050000403・プロポリスとハーブとEMを使った肌に優しいスキン ケアはこちら http://subs.shopping.yahoo.co.jp/rd?47050000404◆◆メタボリックシンドロームについて◆◆メタボリックシンドロームになると心筋梗塞や脳梗塞になりやすいというのはよく知られています。前回にもお知らせしましたが、胃がんにもなりやすいいことが東京大学の研究グループの実験で明らかになりました。小腸の周辺にはたくさんの脂肪細胞があって、余分の脂肪を蓄えています。最近の研究でこの脂肪細胞はレプチン、アデイポネクチンなどのホルモンを出していることがわかってきました。これらのホルモンは血糖、コレステロール、血圧などの調節をしていること、そして動脈硬化を修復することなどもわかっていました。そして、なんと、アデイポネクチンは胃に発生したガンを消してしまう働きをしていることがわかりました。今まで、脂肪細胞はただ、脂肪を蓄えるだけの沈黙の奴隷といわれて誰も振り向きもしなかったのですが、とても大事な役割をしていることがわかってきました。アデイポネクチンの分泌が悪くなると、大事な働き手がいなくなり、いくつもの重大な病気にかかりやすくなることが突き止められたのです。メタボリックシンドロームについてできるだけ、正確な情報を集めてご提供いたします。明日もすこやかに。メタボリックシンドロームって何http://subs.shopping.yahoo.co.jp/rd?47050000405
2006.09.30
コメント(0)
琵琶湖の一番上流に、余呉湖という小さな湖があります。水はとてもきれいで南湖の汚れとはまるで違います。余呉湖に臨んで、余呉町という小さな町があります。高齢化と過疎化の中にある町です。この町が原子力発電所の核廃棄物の最終処分場の誘致に名乗りを上げたという新聞記事がありました。琵琶湖は滋賀県民のいのちを養う大切な湖ですが、その下流には京都、大阪、兵庫県ががあり、この地域の水をまかなってもいます。いつごろからか、京阪神の水がめと呼ばれるようになっています。その水がめの一番上流に核廃棄物を埋めようというのですから、みんなぎょっとしました。琵琶湖に頼って生きている京阪神の人たちはとんでもないと怒っていることでしょう。琵琶湖の研究者であり、先頃就任した嘉田由紀子滋賀県知事は、余呉町の意向に反対であると発表しました。最終処分場からは低濃度の放射能はずっと排出されるし、長い間に放射能で琵琶湖が汚染される恐れがあるから当たり前のことではあります。でも、ぼくは余呉町の誘致決議を言い知れぬ悲しみとともに読みました。京阪神の人々が余呉町の選択に腹をたてることができるなら、腹のそこから怒ってみるがいい、と思います。若狭に15基の原発を建設し、それを原発銀座と呼び、そこで作られた電気をふんだんに使っている京阪神の人々の姿と余呉町の選択は、悲しいほど似かよって見えます。若狭では日々無数のいのちが『正常な原発の運転』で傷ついています。事故が起きれば、瞬時に地獄と化すことを引き受けて生きているのです。過疎にあえぎ、いたるところで崩壊に直面している地域が原発の危険と隣あって生きてゆくのではなくて本当に豊かに生きてゆくための知恵と力と勇気を分かち合っていただきたいものです。琵琶湖の下流域の人々は過疎の村々の恩恵に浴していることを忘れないでいただきたい。余呉町が、高浜町が美浜町が敦賀市が原発の危険から自由に生きるための気の遠くなりそうな地域再建計画を一緒に歩んでもらいたいものです。そうすることで始めて、皆さんの水がめもまた命を育む豊かな自然へと変わってゆくのだと思います。
2006.09.26
コメント(0)
メタボリックシンドロームで胃癌になるという東大の研究に関連して、次のような記事がありました。大阪大学医学部学友会のニュースより(以下引用)トピックス 生活習慣病・メタボリックシンドロームの主役 糖尿病、高脂血症、高血圧やこれらリスクファクターの集族によっておこる動脈硬化疾患が、現在の我が国において大きな医療問題である。背景には、運動不足や過栄養による肥満が存在する。肥満の中で、腹部脂肪、特に腹腔内腸間膜周囲に存在する内臓脂肪蓄積が重要である。リスクファクターの集積は当然のことながら動脈硬化疾患の危険度を飛躍的に増大させる。腹部周囲径の増大、高トリグリセライド血症、低HDLコレステロール血症、高血圧、高血糖の5項目のうち3項目以上を満たすものをメタボリックシンドロームと呼ぶ。このカテゴリーに分類される人々は、現在あるいは将来、心筋梗塞をはじめとした動脈硬化疾患の危険性が極めて高く、現在かかえる動脈硬化症の診断治療・これらリスクファクターに対する積極的な治療・他のリスクを発症させない予防措置等、積極的に医療介入が施されるべきである。 これら生活習慣病・メタボリックシンドロームの診断・治療の方向性において、大阪大学で提唱された脂肪組織由来物質アディポサイトカイン概念の重要性が世界的に注目を浴びている。当初の研究でヒト脂肪組織で発現している遺伝子の約30%が分泌因子であることが証明された。図に示すごとく、種々の生理作用を有し病態に関わるアディポサイトカインが存在する。 脂肪組織は正常体重者でも全身の重量の10-20%、肥満者では50%と越えるような巨大な臓器であり、例え細胞一個の分泌量が少なくとも総量としてばく大なものになる。また脂肪細胞が個体全体のエネルギーバランスに応じて大きくその容積を変えるとともに遺伝子発現も変化し、これにともなってアデイポサイトカイン分泌量も増減する。 阪大で発見されたアデイポネクチンは、抗動脈硬化・抗高血圧・抗糖尿病作用さらに最近では抗腫瘍効果が発見されている。肥満時にその血中濃度が低下し、生活習慣病・メタボリックシンドロームに加え、肥満と連関の強い大腸がん、乳がんなどの病態にも関わると考えられる。その意味で今後のアデイポネクチンの診断的および治療的意義は高い。 アデイポサイトカインは、病態における異常を採血という簡便な手技によって知ることができ、分泌不全の場合にはエンハンサーを過剰分泌の場合にはアンタゴニストを開発することによって是正する。このような未来医療応用の可能性を高く有している。 分子制御内科学講座下村 伊一郎(平1)(引用ここまで) ◆内臓脂肪細胞は脳梗塞、心筋梗塞、糖尿、高血圧、胃がん、乳がん、大腸がんなどとても多くの人が成りやすく命にかかわる病気の予防に深く作用していることがわかってきました。。おなかが体の中心であり、健康の源であることが解き明かされてゆくと、私たちの健康についての考え方もかわってゆくほかありません。 メタボリックシンドロームって何 メタボリック養生食品
2006.09.20
コメント(0)
読売新聞(9月16日)によればメタボリックシンドロームになると、胃がんになりやすい。内臓脂肪が出すアデイポネクチンは動脈硬化を防ぐことがすでに知られているが、癌をも抑制するという。発表されたら、詳しく紹介します。 (以下引用)内臓の周りに脂肪がたまる内臓脂肪症候群(メタボリック・シンドローム)に陥ると、動脈硬化や糖尿病だけでなく、胃がんのリスクも高まることが、東大腫瘍(しゅよう)外科の北山丈二講師らの研究でわかった。 肥満解消が、がんの予防や再発防止にもつながる可能性を示す成果と言えそう。今月下旬に横浜市で開かれる日本癌(がん)学会で報告する。 北山講師らの研究チームは、脂肪細胞から分泌される「アディポネクチン」というホルモンに着目した。脂肪の燃焼を助ける働きなどをするが、内臓脂肪症候群になると、分泌量が減り、血液中の濃度が下がる。 チームが突き止めたのは、アディポネクチンに強力な抗がん作用があること。ヒトの胃がん細胞を移植したマウスにこのホルモンを投与すると、腫瘍が最大で9割も減少した。 さらに、胃がん患者75人の血液中のアディポネクチン濃度を調べたところ、がんの進行した患者ほど濃度が低かった。このホルモンは、胃がん細胞と結合しやすい構造をしており、結合したがん細胞を殺す働きがあるとみられる。抗がん作用は、血液1ミリ・リットルあたりの量が0・03ミリ・グラムを超えると強まる。内臓脂肪症候群の人の濃度は、その5分の1~6分の1という。がん増加原因として、脂肪の過剰摂取が挙げられるが、がんを引き起こす仕組みは十分に解明されていない。 内臓脂肪症候群に詳しい松沢佑次・住友病院(大阪市)院長「乳がんや子宮がんと内臓脂肪の関連も最近指摘されている。一層の研究を進める必要がある」メタボリック養生食品
2006.09.18
コメント(0)
メタボリックシンドロームというのは内臓脂肪型の肥満になると、高血圧、高血糖、高脂血症の症状をあわせて起こしながら、動脈硬化が進み、脳梗塞や心筋梗塞になる恐れがとても大きくなるというもの。内臓脂肪を減らし、腸の働きをよくし 動脈硬化を防ぐことが大切です。 テレビなどで紹介され、注目されている健康食材を集めてみました。茶樹茸 戻し汁もいいとぴーかん。ガジュツ 究極ののダイエット食材と絶賛。黒酢 アミノ酸バランスの整ったすぐれもの。紅麹 コレステロールの気になる人に。いわし、アジ、EPA,DHA豊富なさらさら食品メタボリックシンドロームの詳しい説明はこちら。メタボリックシンドロームって何?
2006.09.18
コメント(0)
◆カルシューム不足を補うあじ、いわし、わかめなどの吸収をよくします。オスの働きでカルシュウムの吸収がよくなることによって、骨粗そう症を防ぎ、心臓や血管の働きをよくし、脳や肌の衰えを防ぐ効果する効果も期待できるとあるある大辞典で注目。丹後・天橋立の近くに、農薬を使わない米作りから、安全な巣作りを手がけるお酢やがあります。 日本一の酢作りを目指して銘打った米酢に富士酢があり 、アミノ酸、の豊富さでは抜群の玄米黒酢 今注目のムラサキ芋を発行させてできたポリフェノールたっぷりの紅芋酢 酢のことなら、とても安心、栄養たっぷりの富士酢をお試しください。
2006.09.10
コメント(0)
最近マスコミでも取り上げられるようになったメタボリックシンドロームですが、 ぽっこりおなかはかっこ悪いオヤジのしるしというだけのことではありません。 BMI17以下の若い女性のやせすぎにも同じ危険があります。 一緒に考えてみませんか。 これまで書いてきたものを少しずつまとめています。 どうやって発表しようかと迷ってきたのですが、 ショッピングストアの中に書いています。 少し長いのですが、読んでくださいメタボリックシンドロームって何?
2006.09.07
コメント(0)
一押しはこれ→クリック すこやかな明日のためにつねにありき(歩き)つねにはたらくは養生なるべし。方丈記よくたらき、よく食べ、よく眠ることは古今を問わず健康の秘けつです。でも、食生活の欧米化、ストレス、疲労の蓄積現代生活から来る負担は計り知れません。いつまでも美しく、健康でありたいとねがう人にお役立ち情報です。メタボリック養生食品がすこやかな明日をサポートいたします。これらの食品にはそれぞれ特長があります。ご遠慮なく、お問い合わせいただきますよう。TEL0773-63-7751 FAX0773-63-7801お問合せ先メタボリック養生食品
2006.09.06
コメント(0)

食品の安全性について[気になったので、残留農薬について調べました。食品衛生法の改定による残留農薬等に関する新しい制度(ポジテイブリスト制度)が2006.5.29から施行されて、残留農薬の安全性についての考え方ががらりと変わりました。■従来は250農薬33動物用医薬品等に残留基準を設定し残留基準を超えて農薬等が残留する食品の販売を禁止。上の基準の定めのないものについては、。残留していても販売禁止等の措置はない。このことから、基準のない農薬等については規制が及ばなかった。■新しいポジテイブリスト制度では 農薬、飼料添加物、動物用医薬品の残留基準について次の三つに分類されました。」1.799農薬等について残留基準を定め、基準値を超えて残留する食品の販売の禁止。2.残留基準が定められていない農薬等 米には残留基準があるがカボチャについては基準がない場合のカボチャから検出された残留農薬等については人の健康を損なう恐れがない量として、一定量(0.01ppm)をこえて残留する食品の販売を禁止。この0.01ppmというのはとても厳しい基準です。3.人の健康を損なう恐れのない65の農薬等(亜鉛などの金属、アミノ酸など) ポジテイブリストの対象外これら全部を検査すると数千万円かかる。だから検査の義務は、課さない。流通中の食品のモニタリング検査をして検出されたらその時点で販売禁止、輸入品の場合は輸入禁止。(ウーロン茶で実際に禁止になったものがある。)したがって省庁の指導として行われているのは■国内産については作物ごとの栽培履歴を食品に添付して出荷する。その際、隣接の田畑の影響についても考慮する。農薬を使用する期間を出荷前**日までとするなどの指導。■輸入品について 栽培履歴を求めるのが好ましい。 無理な場合には生産国における標準的な栽培方法を調査し、 相手方に残留検査を求めるなどすること。これらの基準は国際的なスタンダードによっているが、あくまでも日本独自の基準である。■残留検査について指定検査機関が指定の方法で行っているが、何種類の検査を行えば安全かについては確かなことはいえない。考えられるすべてについて検査を行うことは不可能。検査機関が400とか700とかやっているのはモニタリングが行われるであろう種類についてのデータを入手して行っているに過ぎない。だから700種類やったからといって完璧とはいえない。食品の安全確保については生産者の栽培履歴を把握して生産者との信頼関係でより確かなものにするのが一番ですね、というのが食品監視課の答えでした。これだけでは実際の安全についてはわかりません。いえることは、安全を保証するすべがないということです。実際調べていたら食品を流通させることはできないでしょう。問題が起きたら調べて、基準を超えていたら販売禁止にするということです。
2006.08.30
コメント(0)
全168件 (168件中 1-50件目)