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人の後頭部を見つめる女、岸島慶子。で、残念そうにため息をつくのが何時ものパターンなんだけど、何故か矢口君を見るときだけは嬉しそう。実は彼女、読心能力を持つ超能力者だった。人間の脳内なんて大して頼りに成らないという話。文章考えてるときはちゃんと文章にしてるぞ!と思うが、そういうのは及びじゃないだろうな。キティちゃんの姿を正確に模写できないのは抗えぬ事実だ。
2010年07月27日
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う子ちゃんが未整理の本の中から見つけた本。本じゃなくて、鍵の収納ケース?表紙にはなんだか見覚えがあるんだけど……。一種の宝探しもの。しかし手掛かりが殆ど記憶のみってのがなー。この学園での出来事にしては割合に普通だ。
2010年07月26日
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学校の敷地のはずれにある第二図書館。ここは図書委員会の管轄ではなく、図書愛好倶楽部の管轄。一般生徒が殆ど寄り付かないのは、本がマイナーだからとか、整理状態がアレだからだけではないようで……。恵里子ちゃんも所属してるしな。「分別があるというか好奇心がないというか話が進まないか……」な三人組という構成にしてはよく不思議なことが起こる話。図書館自体が異次元空間みたいなもんだからか?図書館は好きだけど、行ってみたいような行ってみたくないような。
2010年07月23日
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存在感の薄いきみじま総子 15歳。全く気配がないらしく、ねこだまりを除いても、こちらから話しかけない限り全く気に止められない。で、ねこだまりでふつーの人間なら仰天するような光景を目にするが、全く動じない。2巻の「にゃんこのうしろ」の続編。これを読んで物言わぬ猫たちがなんだか怖い、と思ったのは自分だけだろうか。猫たちからすれば総子ちゃんのほうが余程怖い存在だろうけど。
2010年07月22日
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方向音痴プリンセスの青島城子。「オレの知ってる青島は100%方向音痴だ」「わたしの知ってる青島だって100%そうよ」というわけで、友人たちによる方向音痴システム解析が始まるが……。素朴な疑問?を皆で解決?しようと迷走するという何時ものパターンだが、オチが違うなと思うのは気のせい?まあ世の中には方向音痴の上に人の顔が覚えられない人間もいるんだから、そんなに深刻にならなくても。
2010年07月09日
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世の中には、耳掃除が大好きという人種がいる。まあ一クラスに二人はちょっと多い気がするが……。都重畑絵は女子の特権で最初は耳掃除しまくっていたが、腕前があれで今は避けられている。間嶋安彦はうまいんだが、男子ってだけで敬遠される。他とはベクトルが違う「へんな話」。つか一番変じゃね?これ。「よみきりもの」の中でも、トップクラスの傑作???だと思う。(否、普通「怪作」と呼ぶのか)
2010年07月06日
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毎朝足が重い箱崎みなと。おかげで「箱崎にあったら遅刻ギリギリ」扱いされている。でも別に学校に行きたくないわけじゃないし、学校の中では別に足が重くならない……。おまけにわき道に入ったら足が軽くなったよ!普通に変な話。あれ?なんとなく久しぶりだな変な話。この話を読んで「ちゃんとオチがついたじゃん」と思うかどうかで、泉ちゃんの読者がどうかわかる、ような気がする。
2010年06月30日
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ちんまり体型の宇さ美は狭いところに嵌るのが大好き。そのせいかお友達のよしこちゃんは長身だし、大阪戸くんはでっぷり体型。嵌りたいのか?やっぱり嵌りたいのか?狭いところに嵌るのが好きって、空間の無駄が嫌なのかな。他の行動はともかく、掃除用具のロッカーに入るのだけは理解できんが。……あれって中から開け閉めできるか?狭いところに一種の楽しみは認めるが、トイレと風呂はでかいほうがいいな。
2010年06月29日
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見た目も中身もちゃきちゃきでばりばりでがははでどってん ばってんな三道館スミレ。しかし涙腺が弱い。お涙頂戴ものは無論、何を見ても読んでも聞いても感動して泣く。で、泣かないよう特訓しようと思うのだが……そういうのって取っ組んで治るの?わかる!わかるぞ!なんだか回路が繋がっちゃって目も流れるってあるよな!ただし自分の場合、繋がらなきゃそれっきりだが。しかし他人にはわからないつぼってあるよなーと思った。
2010年06月25日
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江崎まりあんは時計塔の上で、向かいの時計塔の誰かが必ず手を振っていると主張。ツレの京子も絵里子もあまり気にしてくれないが、そもそもその時計塔にたどり着けないってのが……いや巨大な学園だから時々あることだけど。遂に辿りついた一行を出迎えたのは、かきわりだった。「アップルミステリー」新作。これを本屋で見つけたとき、あまりの値段に買うかどうか悩んだっけ。買って満足したけどな……その頃の作品では一番好きだった。しかし「よみきりもの」ではあまりぱっとしない印象、いやあくまで個人の趣味だけど。
2010年06月24日
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郡山かすみはコンパクトなのに恐ろしく燃費が悪い。3時間目にどか弁を早飯、昼休みにはパンを買いに走る。たまーに食べ損なうと、しつけのなってない猫のような行動を……。これまた本能だけで生きてる子が来たな。食べたいから食べる!という……。実際側に居たら退屈しないしかわいいのかもしれないが、うーむ。
2010年06月18日
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沢の木芝子はよく寝る子。朝から晩まで寝ている子。同級生の栗本耕一は単なる?不眠症だが、彼女は高校生にいたるまでずーっと寝てばかりいる。泉ちゃんも自分で言ってるが、絶対病院行くべきだよなこの子。というかこれまでよく生活できたな……。そういう意味では一番やばい話。
2010年06月04日
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言葉を話す直立した猫たちと、二人の元宇宙飛行士と、ときどき女子大生一人の世界に第三の元宇宙飛行士が登場。オスカの元婚約者で、どちらかというと猫嫌い?のマデリン。超現実主義者で懐疑主義、でも攻撃的なタイプじゃない……って気の毒だ。人間の文化を引き継いだ猫と過去世界から呼び出された女の子と伝説のテストパイロットと元婚約者のいる世界。うん、「一般に女の方が適応力が高い」とか言ってる場合じゃないな。マデリンが最初にこの地球にやってきた宇宙飛行士なら、自分の正気を疑いつつ空港に引き篭もりそう……って一巻の時点では空港なかったっけ。ヘンリヒもオスカももう、この地球に骨を埋めるつもりに見えるが、(あと三年もしたら、ヘンリヒと百合子は結婚してるだろうし、)そうしたら彼女はどうするのかね。オスカとよりを戻して、その上で「此処で猫たちと暮らす」と言われたら……言うな、あいつは。
2009年05月05日
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「恋こころ 出来ごころ」シリーズ3作目。俊にアプローチされる?里美。一緒の襟巻きしたり、道中でハグしたり、どうみても恋人同士ですがそんなつもりはない、と彼女は思っております。でもそんなに嫌いな相手じゃないし、女扱いしてくれるのは奴だけだし……。「やっぱり襟巻き編んだげよ」それは惚れたのか?絆されたのか?「一度も主役が回ってこなかった」「市川君 影が薄いから」おとなしい同士で段々目立たなくなった市川と可愛のちらりと漏らした会話。可愛キャラ変わってますがな。実際はアンケートが振るわなかったからと思われる。
2009年04月23日
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「ふりむけば☆べっかんこ」べっかんこシリーズ2作目。親友のダブルデートに毎度毎度付き合わされる里美と俊。大森はおとなしくて可愛いが、深町は気が強くて可愛げがないと思っていた俊だが、猫恐怖症の里美が川流れの捨て猫を助けるのに遭遇する。触ることも出来ない生き物のために寒中水泳の挙句服は泥だらけ、夜中まで里親探しの里美を見直す俊。里美も意地悪を言いながら猫を引き取ってくれた俊を見直す。今回は俊明が主役。多分一番最初に読んだ泉ちゃんの話……だと思う。猫のエピソードが、断片的にだが記憶にある。
2009年04月22日
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「いちご もの想い」どじな両親の元に生まれたそそっかしい可愛、運はいいらしく意中のお相手・市川君からラブレターを受け取る。しかし大事な大事なラブレターを落とし、またしても運よく市川の友達・野村に拾ってもらうが、その様子を見た可愛の友達・里美は「2人は両想い」と勘違い。市川に「2人の邪魔をしないで」といらん助言をしてしまう。一方の野村は里美の可愛相手の友情を愛情と勘違い、可愛は里美と野村が恋人同士だと勘違い。見事な類友っぷりである。「そそっかしいからって気にするな、誰だって勘違いくらいするさ」という話。いや、皆して疑わしい言動を取ってしまう時点で相当そそっかしい。同じメンバーで3話連続掲載、なら短期連載扱いでいいような気がするが、主役が毎回違うのでそれぞれ読みきり扱いなんだろうか。
2009年04月21日
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「米太郎ちゃん あいしてる」「ライオン丸」とあだ名のあるおっかないお爺ちゃんと二人暮らしのみはるは、演劇部の男役。しかしお爺ちゃんは歌舞伎好きのくせに、女が男の役をやることに理解がない。みはるの幼馴染の米太郎ちゃんはお爺ちゃんを正面から説得しようとして失敗。風呂屋の息子でヅカファンの竹丸は、「宝塚を見せて男装の麗人の素晴らしさに目覚めさせよう」と言い出す。さあ、演劇部の公演にお爺ちゃんを連れ出すことは出来るのか?雑誌未掲載作品。何故竹丸が成功してる(笑)。野球が好きだけど手習いも好きよ、というみはるのお爺ちゃんだけあって、ライオン丸のストライクゾーンは非常に大きかったオチ。普通は本命の正統派説得が功をなすもんだが……。
2009年04月20日
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「あそんじゃダメよ!」涼ちゃんのくせは、幼馴染の裕子の髪(天然パーマ)を弄ること。周囲は「どうなんだそれ」と思ってるが、当の裕子が気にしてない……というかなんといいますか。無論、他の奴が弄るのは論外、それが女子に人気のある早川でも。涼ちゃんが他の女の子の髪を触るのは、他意がなくてもやっぱりむかつく。表題作以外は、全て81年の雑誌以来初のコミックス化。そういえば最近天パがどうとかって聞かないな。いないわけないんだが。昔は天パがコンプレックスとか、教師に絡まれるとかよく漫画のネタになったんだけど……。しかし洋物に比べると、泉ちゃんの学園ラブコメは本当に古く感じる。
2009年04月19日
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「夢見る7月猫」表題作にして泉ちゃんのデビュー作。雑誌掲載は81年。推理小説家のサミュエル・H・ハートレーが片手間に書いた「A BOOK OF CATS」が大ベストセラーに。妻に先立たれた彼は1人息子のシオトア(テディ)と田舎に引っ込むが、そこに美貌の新米記者・マルボロエヌ(マリー)が尋ねてくる。しかし彼女は大の猫嫌いの上にどじっこ、帰りの足を確認していなかったためにお迎えがくるまで取材対象の家に泊めてもらう羽目に。テディは13歳年上のマリーにすっかり夢中でGFのジェルをほったらかすが、マリーは期せずしてとんでもないものを召還してしまう。人生変えちゃう1週間。13歳の年齢差は問題ない、問題なのは13年待てるかどうか。ジェルだってそんなに待たなかった。「わたしもきっと美人になるわよ いまのうちにつばつけといたほうがいいわよ」テディも満更でもなさそうで、ご馳走様。
2009年04月18日
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「ちょっとコマーシャル」表題作。ラルフの父は男やもめでCMを作っていて(しかし駄洒落ネタばっかり)、隣のオーリーの母は女やもめでTVのディレクターをやっている(しかしくだらないバラエティばっかり)。初対面でうっかり相手の作品を虚仮にしてしまった二人は顔を合わせるたびに罵り合って子供たちを呆れさせている。たまたまCMの街頭インタビューに引っかかったオーリー(とラルフ)は放映日を指折り数えて待っていたが、その日、テレビにCMは映らなかった。その日以来オールドバレー市内のテレビにはCMが映らず、テレビ局も製作会社も大騒ぎ。裏にはCM不要論者の陰謀?があった。あの時代と今では、CMの質も重要性も大分かわったような気がする。CM好きだったけど……今の子供たちはCM興味ないんじゃないか?そもそもTVに興味がないのかもしれないが。……今の子供って、何が好きなんだろう……。
2009年04月17日
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「1+1=3どいっち」獣医の娘で動物好きのすずめは、ペットショップの息子で動物好きの秋彦と付き合っている。無愛想で無頓着で無表情で会話に色気がない秋彦に別段不満がなかったすずめだけど、秋彦の双子の弟で顔はそっくりだけど性格が正反対の冬彦が登場。動物嫌いだけど性格がわかりやすくて女の子の扱いがうまい冬彦に口説かれて、すずめはなんとなく「こっちのほうがいいのかな?」と考え始める。素直クールな兄も無邪気ホットな弟も正直萌える。実に羨ましい。しかし冬彦君には悪いけど、動物嫌いが動物好きと付き合うのは止めておいたほうがいいと思う。一見普通の話だけど、「BFの弟に告白された」といわれて全員「二股かければ?」ってあまりないよな。恐るべし勝ち組家系。
2009年04月14日
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「屋根裏部屋の小夜曲」若い伯爵は事業の失敗で一文無しになり、老執事と酒屋の屋根裏部屋暮らし。夜はピアノを弾き、昼はバードウォッチングをして、お金はなくてもお嫁さんに来てくれそうな女の子もいる。この暮らしが幸せだと思っていたのに、執事が病気になって自分の不甲斐なさというかお金の大切さに気づくのだった。たわいのない御伽噺だが、うん、お金って大事だよね……。ルイズがお金の入手方法に気づかなかったら、エドは違う人生を選んだかもしれない。
2009年04月13日
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「すすみ時計は大きらい」幼馴染の一美とさとしは、相思相愛の仲……じゃないかなと当人達も周囲も思っているが、「幼馴染」というだけで一緒にいる理由が成り立ってしまうので、恋人同士と呼ぶには曖昧な関係。どちらかがその気になっても、過去がチラついてなんか萎える。しかしさとしの友人・高坂が一美にちょっかいを出し、双方立場を明らかにしなくてはならなくなる。纏めてみると気の毒すぎるな高坂。ちゃんと許可を得てから口説いたのに。
2009年04月10日
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こっちは23年ぶりの復刊か。「にっちもさっちもひとみちゃん」犬に吼えられて泣いていたひとみちゃんを助けた上原君、彼女にペンキをかけられてしまう。演劇部の手伝いに借り出された上原君、演劇部員のひとみちゃんにピン気を塗られてしまう。まあずっとそんな感じ。しゃきしゃきしてないのが許せない上原君、ドジで役立たずのひとみちゃんに耐えられず手を貸し続け、懐かれるというか情が移ったというか、うーんうじゃうじゃ。「しかし それにしても オレの理想は八頭身美人だったんだけどな」とらドラみたいなもんか、両者の性格は違うけど。相性がいいってこういうのをさすんだな。
2009年04月09日
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なんと26年ぶりの復刊。「あおいちゃんも魔法使いもあんみつ姫もとっくにでてるのに何故これは出ない?」と思ったら、なんか絶版が遅かったらしい。……あおいちゃんより?身形に構わないせいか縁遠い女子高生、通称きゃおり。「恋をすると思考回路がパイナップルになるらしい」とぼんやり考えていた彼女が好きになったのは、憧れの先輩、広瀬さん。しかし彼は、美人で性格が良くて読者目線をもっても欠点が見つからない岡野さんと、何時でも何処でもツーショット。ストレートに「岡野さんが好きなんですか?」と聞いたきゃおりは、その日のうちに岡野さんの本心も聞き出すのだった。……いやどっちもたまたまタイミングがあったからだけど。改めて読んでみると、なんか芸能人相手の恋愛みたいだな。相手に恋人がいてもかまわないし、その恋人単品も好きだし、恋人がいる人を好きでも罪悪感がないって。岡野さんも「かおりちゃんが広瀬君を好きでも構わないし、別の男の子と付き合うならそれを祝福する」という実に物分りのいいスタンスだし。泉ちゃんの本はあまり年代を感じさせないが、ガリ版か……うわ懐かしい。20代以下にはもうわからないだろう。そして「新婚旅行はディズニーランド」のディズニーランドって本場アメリカのディズニーランドなんだよね……あの頃にはまだ東京ディズニーランドはなかった。やっぱ四半世紀は長いわ。
2009年04月08日
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そろそろ泉ちゃんカテゴリ作ろうかな。1巻より面白かった。……いや、1巻はどうも散漫なかんじがしたもんだから。丘崎家のエンゲル指数とんでもなさそうだと思ったら、ちゃんと終始決算あってることが判明。でもこれだけ色々お客が来たら、随分居間がくたびれそうだと思うんだけど……大丈夫なのか?普通の人間のお客は殆どこないんだけど、毎日来られても困るから呼ばないのか?やっぱり謎の丘崎家。
2008年07月11日
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「よみきりもの」事実上の13巻。新作が3作、続き物が3作。一番好きなのは表題作でもある「ヒトライフ」。「妖精に取替えっ子」された人間の女の子、カラテラは168センチ。小人(ホビット?)とトンネルの中で暮らすのは辛いけど、そんなの問題ないくらい幸せ。……本当幸せ気分満喫してるよなー、畜生羨ましい。「アップルパラダイス」は、出来れば纏めて4巻という体裁にして欲しかった。
2007年12月04日
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そろそろ「よみきり」の新刊出てるかな、と思ったらねこめーわく発見。1年半ぶり。人間に高い知能を与えられ、地球の未来を託された猫達に、知識ともちべーしょんを与えるべく、特殊召還されたヒロイン百合子様。いや実際は猫嫌い元宇宙飛行士のお守り役なんだけど。この二重生活も何年目か、今日も元宇宙飛行士コンビ(猫嫌いヘンリーと猫大好きオスカー)、人間大好きシマちゃんと(殆ど唯一の)人間懐疑派クロフというレギュラー五名に、今回はクロフの子供たちも登場。……既婚なんだからそりゃ子供いるよね。猫だし。つか猫も、文化進むと婚期遅れるの?(クロフは逆プロポーズされたが、シマちゃんは浮いた噂なし)つけひげ、暗号、ウインタースポーツに推理小説執筆と、何時もながら色んなブームに嵌る猫たち。しかし今回は「どうして何時までも人間文化継承が許されるシステムになってるの?」「なんでヘンリーは子猫平気なの?」「クロフだけ人間に不服従だよね」といった謎についても語られる。……考えてもみなかったんだけど。泉ちゃんて「だってそぅいう話だし」ばかり書いてるけど、理屈つけさせると本当隙がない。天下無敵の女子大生になった百合子様、普段はどんな髪型なんだろう。気になる。
2007年11月09日
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恋人のような夫婦……異議あり!らぶらぶしてるの中表紙だけやん(笑)。「見た目は子供」ネタも殆どなくて、のぞみちゃんのダメダメ主婦日記?5巻では結構頑張ってたのに。「一人だと家事を全部一人でしなくちゃいけなくてさ」「主婦の台詞とは思えんな」ああ他人とは思えん(笑)。もう30歳なのか……子供を作れとはまだ誰も言わないのか。「互いの実家に1週間交代」という生活が3年も続くとは思わなかった。
2007年05月22日
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竹本 泉という漫画家はどこまで愛読者を信頼しているんだろう。五年前の短編集の各続編って(笑)。確かにエンターブレイン社のコミックスは紙質いいけどさ、約30年間にコミックスになった話は全部読んでるけどさ、今でも泉ちゃんて読んでるけどさ、そこまで信用されたら流石に嬉しいよ。一番すきなのは「兇悪の光線」。ぼさぼさ三つ編みに壜底眼鏡、愛想なくてやおい本大好き、でもある条件下(一日に数度)では滅茶苦茶魅力的な為もてもてな忠子ちゃんのお話。竹本作品では、美人でも大食いだったり怖かったり超能力者だったり色気がなかったりするともてないのが普通なのに、凄いぞ100万ボルト。
2007年05月21日
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「竹本泉流マニアックライフ」と銘打たれた、竹本泉マニアの為だけの新刊(笑)。マニア向けゲーム雑誌四誌に掲載されたコラム十年分その他色々、半分以上カラーページで1,200円って、ははは絶対重版見込んでないだろうなーこれ(笑)。「苺タイムズ」にも驚いたがこれに比べたら全然まともな企画だ。ゲームの歴史というより、泉ちゃんとその周辺の歴史書。ゲーム機がぽしゃったとか雑誌が廃刊になったとか行きつけのお店が潰れたとか猫が家出したとか。1Pの文字数が多くて、中々読みきれない。そろそろ「猫めーわく」の新刊がでないかな……。
2007年01月03日
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存在感が希薄な女の子、きみじま総子。おかげで警戒心の強い猫も全くノーガード。にゃんこ大好きだけど、騒がしくて猫に逃げられてばかりの男の子と出会うが、にゃんこさわりのプロに仕込むことは出来るのか?「猫は何故か猫嫌いに懐く」「猫好きで猫に好かれない人間は案外多い」どちらも結論は、猫は構われるのがあんまり好きじゃない、に尽きる。総子ちゃんは別に猫嫌いじゃないけどね。これも時々やってるシリーズだな、作者が猫好きを公言しているからな。
2006年12月01日
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絶海の火山島、主要産業は地熱発電所。人口はそこそこあって一応東京都。しかし年の半分が真夏、残りのほぼ半分が夏。そんなデスクイーン島みたいなのが友美たちの島。皆涼むことばかり考えてるんだけど、巨大くらげが出たり中々うまくいかない。見てる分には楽しそうだけどね夏の島。暮らすのには不向きっぽい。ダイナアイランとダイアナアイランだったら前者の方がいいかな。
2006年11月15日
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身長150cm、でも歩幅は70cm。イケイケゴーゴー人生を歩むわひろちゃんの道(通行路)をふさいだのは何故か大石。なんで住宅街の道に毎朝こんなものが?で、今日も上岡君にしわよせがいくのだった。わひろのキャラがあまり……好きじゃない。前向きなのは評価するが。
2006年10月12日
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ぼさぼさのみつあみで瓶底眼鏡でなんか猫背で愛想も悪くてやおい本が大好き。そんな忠子ちゃんは何故かもてもて。詩乃子ちゃんや田口君がため息をついて見守る中、今日もぞろぞろついて回る男どもを怒鳴りつけている。まあよくある、「彼女が眼鏡を外したら」パターンなんだけど。美人でも中身があれだったらもてない竹本作品(前作の笑美子ちゃんも全然もててない)のに、すげーぜ忠子ちゃん!目が悪い人は目が綺麗、という俗説に切り込んだある意味問題作。そーかあの顔がもてるのか。勉強になったわ。しかし男ら、年中あの顔だったら性格と態度と趣味はどうでもいいのかよ……。
2006年10月02日
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竹本 泉ちゃんの新刊入手ー!近所の本屋にいったらありましたよ珍しい。周防が買わなきゃ誰も買わないだろうに(笑)。(固定ファンが出版社・ジャンル無視で延々買い続けるタイプの漫画家)読みきりの話の連作でコレがなんと11巻目。しかもほぼ全てが変な話(笑)。変な客ばかり来る田舎のペットショップの話とか、変な話をノンストップで書く人気女流作家の話とか、でっかい魔法蟻との黒砂糖を巡る闘争とか。一番好きなのは取替え子の話。変は変でそのまま受け入れてしまう、それが泉ちゃんの世界。
2006年09月28日
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美人で頭が良くて運動も出来て性格もいい笑美子。ここまで恵まれているとやっぱり欠点もあるもので。彼女の場合、笑い上戸なのにその笑い声がひたすら特徴的。引かないのは、ちょっとさえない田村君くらい?ラブコメの定番、割れ鍋に綴じ蓋。と思ったが田村君は別に悪いとこないよな、見た目がぱっとしないのとちょっと変わってる?だけで。ヒロインだってなあ……別にいいじゃんと思うのは所詮紙媒体だからだろうか。
2006年08月26日
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世の中には高いところが好きな人間がいる。それに付き合わされる人間がいる。たとえば織島みつねと丘田太郎。二人が叱られても叱られても学校の屋根に上る理由は?竹本先生はこのモチーフが大好きだそうで。時々出てくる。しかしこの話なんて丘田君がこれにはまるだけの話で、うーむまったりだ。
2006年08月19日
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足元不如意の優子ちゃんはマンホールの中にいるらしい「あうの人」に遭遇する。足元不如意の人なら結構踏むので、結構有名な存在らしい。しかし注意力散漫な優子ちゃんでも、意識しちゃうとやっぱり狙ったように遭遇できない。見ていられると遭遇しない?他のシリーズでもちらりと登場する「あうの人」。まあ竹本ワールドだからそんなのもいるだろ。小人がいるくらいならまだ現実世界だからな。
2006年08月19日
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双子の美夏と真夏。どちらも眼鏡でふわふわみつあみ。外見は全く変わらないが、まなつはさわがしくみなつはおっとり。滝沢君は二人をなんとか見分けようとするが、どういうわけか双子は非協力的だった。二人可愛いな!一人にもてただけで自称もてもてはどうかと思うが。二人を選ぶわけには行かないから見分けをつけて一人を選びたい、って当たり前なんだけど双子にその気はないのか?どっちも満更ではないってことは、服と一緒で男を共用でもいいってことなんだろうか。
2006年08月19日
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