すずかぜのように

すずかぜのように

May 25, 2017
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カテゴリ: 発達障害



そのため「自由に」「好きなように」して良いんだよ。というスタンスでのスタートでしたが、カンタの特性上「自由に」「好きなように」では何をして良いのかわからなくなるということもわかって、カンタの好きな実験や料理をやるようにしました。

薬品などを使う実験は学校の性質上、通級の教室ではNGでしたが、砂糖や水を使っての実験や、ホットケーキを作ったりしていました。

子どもに苦手意識を持ち、5人以上の集団を見ると逃げ出してしまうカンタの通級での最終の目標は少人数のお友だちと関われるようになる。です。

個別の扉を開けることは難しかったのですが、三学期の最後には自分の作ったホットケーキを皆に配ろうか?との問いに躊躇することなくうなずいて、通級の他の子に配ることができました。

6年生の今年からは個別でもカンタに確認をしながらオーケーな時は扉を開けて進めています。

今年はまず通級での目標をしっかりと確認しました。そして学校は勉強をするとろとという特性の思い込みの強さで、通級の他の子達は遊んでいるのは良いのかな?という思いもカンタにあったので、遊んでいるように見えてもそうではない。ということもしっかりと説明してもらいました。
その説明があったうえで、具体的にカンタは何をするかの選択肢を提示して、カンタに決めてもらい、今は歴史クイズをやっています。

はい、や、いいえ、などの受け答えはできても、思ったことや考えたことを言葉で口にするのが苦手な時はホワイトボードが大活躍で、ボードに言いたいことや考えたことをすらすらと書いて先生に伝えているようです。





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Last updated  May 25, 2017 10:10:11 PM
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