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2019.03.13
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カテゴリ: 音楽
[タイトル]Jools Holland and his Rhythm & Blues Orchestra featuring GILSON LAVIS and guest vocalists RUBY TURNER & LOUISE MARSHALL
[日時]2010/03/24(水) 19:00開演(1st set)
[会場]ブルーノート東京
[料金]¥8,400
[時間]1時間15分
[出演者]
 Jools Holland [ジュールズ・ホランド] (p,vo)
 Gilson Lavis [ギルソン・レイヴィス] (ds)
 Mark Flanagan [マーク・フラナガン] (g)

 Phil Veacock [フィル・ヴィーコック] (sax)
 Lisa Grahame [リサ・グラハム] (sax)
 Rico Rodriquez [リコ・ロドリゲス] (tb)
 Winston Rollins [ウィンストン・ロリンズ] (tb)
 Jon Scott [ジョン・スコット] (tp)
 Ruby Turner [ルビー・ターナー] (vo)
 Louise Marshall [ルイーズ・マーシャル] (vo)
 Rosie Holland [ロージー・ホランド] (back vo)

[曲目]
 01.Double O Boogie
 02.Fat Fred (vo.Jools Holland)

 04.I Got My Mojo Walking (vo.Rosie Holland)
 05.Dr Jazz (vo.Jools Holland)
 06.I Went By (vo.Louise Marshall)
 07.Tennesee Waltz (vo.Louise Marshall)
 08.Sally Suzas (vo.Jools Holland)

 10.L.O.V.E (vo.Rico Rodriquez)
 11.St. Louis Blues (vo.Ruby Turner)
 12.The Informer (vo.Ruby Turner)
 13.I Told The Truth (vo.Ruby Turner)
 14.This Train (vo.Ruby Turner)
 15.Bumble Boogie
 Ec1.Enjoy Yourself (It's Later Than You Think) (vo.Jools Holland , Rico Rodriquez)
 Ec2.You Are So Beautiful (vo.Ruby Turner)
 Ec3.Well Alright , Okay , You Win (vo.全ボーカル)

ブルーノート東京該当ページ
原田和典のBloggin' BLUE NOTE TOKYO
Jools Holland公式サイト

[感想]
 第一セットを見てきましたが、第二セットも見ちゃおうかと思ったくらい感動しました。インコグニートやメイセオ・パーカーのライブも盛り上がりましたが、このライブは心の底からうきうき楽しくなる。どの曲もどの演奏も素晴らしい。私の中ではブルーノート公演ではベストかもしれない。

 最初にこのブッキングを見た時「うそー」と思ったんですよ。イギリスでは有名でも日本ではさほど有名ではないですから。ロックバンド、スクイーズの元キーボード奏者と言ったって、昔のロックファンしか知らない。それが証拠にブルーノートの公演も3日間。若干集客力が弱い。ただしCSのミュージックエアで「ジュールズ倶楽部」というイギリスの音楽番組が放送されているのですが、その司会と演奏を担当するのがジュールズで、それで私も名前と音楽を知りました。この番組、洋楽好きをくすぐる絶妙な音楽家がたくさん出てきます。そしてジュールズは音楽番組の司会者ということで、人脈が半端なく広いです。もちろん人脈が広いだけで実力がないわけではなくて、番組中でも自己のバンドを率いてゲストのミュージシャンとコラボしています。そのブルース、ブギウギ、ソウル、その他いろいろ混ざった音楽の凄いこと。ゲストのミュージシャンもこの人と演奏するのは絶対楽しいはずです。例えば「Jools Holland's Big Band Rhythm & Blues」というアルバムでは参加メンバーがSting、George Harrison、Paul Weller、Dr. John、Van Morrison、Steve Winwood、Eric Claptonですよ。人脈だけでホイホイ参加してくれる人達ではありません。

 例えば

Sting and Jools Holland - Seventh Son - Top Of The Pops 2 - Tuesday 9th April 2002

こんな動画はどうでしょう。Stingも楽しそうでしょ?(笑) 古い音楽に新しい息吹を吹き込む見事な演奏を繰り広げています。ブルーノート公演に対してピーター・バラカンがメッセージを寄せていることからも、洋楽ファンをくすぐる内容ではあることは間違い無いです。

 さて私が参加したのは平日一部、しかも悪天候ということもあり、最終日とは言え満員とは言えない動員でした。7割くらいかな。しかし明らかにいつもより客に白人が多い。イギリスでは有名ですからね。日本でジュールズが見られるとは!!と、私同様に思っていたんじゃないですかね(笑)。

 そんなわけで一番前で、ジュールズのピアノ演奏をかぶりついてきましたよ。いやぁ、ピアノがよく転がる。楽しい楽しい。これが満員にならないのは残念。ボーカル曲の中にブギウギのインスト曲を混ぜて全く飽きさせない構成。ブギウギの演奏が凄すぎました。一方ボーカルもルビーやルイーズはさすがのもの。スカの創始者の一人リコも飄々と歌っていて可愛らしい(笑)。ロージーの歌はなんかあまり評価高くないみたいですけど、私はあまり音楽が黒々しくなりすぎなくて良かったと思いました。ロージーの曲は初めて知り検索して原曲を聴きましたが、本当に古い曲が現代に蘇っていました。

 正直動員を考えたら二度目の来日があるか不安です。大所帯ですので費用面からも辛いかもしれないです。しかしもし二度目があるなら、音楽好きは絶対鑑賞することをお勧めします。

 検索したらいくつかブログの書き込みを発見しましたので参考に。

ジミオン「Jools Holland And His Rhythm & Blues Orchestra live in Tokyo」
Paradise and Lunch「Jools Holland and his Rhythm & Blues Orchestra @ Blue Note Tokyo」
Midge大佐のCD爆買日記「ライブ観戦♪ Jools Holland @ Blue Note Tokyo ♪」





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最終更新日  2019.04.15 20:39:05
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